皆さんこんにちは!
室中です
早速ですが、今回はリリース情報をお届けします!
6月28日、7月3日にそれぞれ保護されてきたシジュウカラとスズメのヒナを先日、無事リリースすることができました!
それぞれの保護情報は下記のブログをご覧ください↓
どちらも、保護当初はかなり危険な状態でした。
先に保護されてきたシジュウカラは、目をつむっている時間が長かったり、口をなかなか開けなくなってしまったりする様子が見られました。
その数日後に保護されてきたスズメのヒナは、まだ羽がほとんど生えていない裸ビナで、目も開いておらず、2羽保護されてきたうちの1羽は残念ながら亡くなってしまったりと、どちらも油断できない状態でした。
しかし、シジュウカラとスズメの残った1羽は次第に元気になっていき、餌もよく食べ、何とか順調に成長してくれました!
先に、シジュウカラの方がケースの中を羽ばたくようになり、そこから数日後、スズメも真似をするようにパタパタとし始めました
↑仲良く顔を見合わせている様子
7月の終盤辺りから、どちらも完全に自食へと切り替わり、飛行の様子も安定してきました!
それらを確認できたということは……
ついに、自然に帰る時が近づいてきたということです!
リリースに向けて、室内バードケージから、屋外バードケージへと移動しました。
その時期、猛烈に暑い日々が続いていたので、その中でも自ら涼しい木陰を探し、より広い場所で水や餌を見つける練習も行いました。
これがリリース前の最終トレーニングとなります💪
数日間、屋外バードケージで様子をみたところ、特に問題は無さそうだったのでついに、リリースを決行することに……
リリースは、比較的気温が低い早朝に行いました!
ケージの中からリリース窓に誘導して……
1羽ずつ元気に飛び立って行きました〜!!
保護当初、鳴くのも精一杯だった子達がこんなに立派に育って、力強く羽ばたいて行ってくれて本当に嬉しいです!!✨
今回、リリースしたスズメと一緒に保護されてきた兄弟は残念な結果となってしまいましたが、その子の分までしっかりと成長して、兄弟がすることのできなかったリリースを叶えてくれました。
本当にありがとう。
2羽とも今後は怪我なく、病気になることなく、健康に楽しく鳥生を全うしてくれることを願うばかりです
最後までお読みいただき、ありがとうございました
※リリース時の動画は、当団体のInstagramをご覧ください↓
《JWCからのお願い》
この時期、ほとんどの哺乳類・鳥類の子供達は、独り立ちをする練習をしています。
そんなヒナや幼獣の近くには、親がいることが大半です。
もし見つけても、すぐに保護をしないようにしてください。
結果的に親子を引き離す結果となってしまう可能性があります。
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力のほど宜しくお願い致します。
↓ご寄付はこちらから (※100円からご寄付が可能です)
↓JWC会員のご入会はこちらから