今日はの気分転換についてのお話しです。


 

仕事に煮詰まったときは、いったんは立ち止まったり、リセットすることが大事です。

この仕事の場合、体よりも脳が一番疲れます。

 

私は昔から、漫画を読むのが好きです。

大切なことの多くは、漫画のセリフから教わっています(笑)

 

子供のころ、イラストを描くのが好きでした。

仕事で疲れて一旦立ち止まりたいとき、気分転換のため、最近私はイラストを描くようになりました。

主に漫画のキャラクターです。
 
以前、下記のブログで紹介しましたが、今日も少しだけ。。
 
 
【鬼滅の刃:宇随天元】
 
【ぼっち ざ ろっく:後藤ひとり】
 
【地獄楽:画眉丸(がびまる)】
 
【地獄楽:朱槿(ヂュジン)】
 
私にとってイラストを描くことは「写経」に近いです。
私は絵心がないので、オリジナルなどゼロからは基本的に描けません。
既存の絵を被写体通り、忠実に描くことを意識しています。
描いている間はかなり集中しているので、描き終わるとどっと疲れるのですが、
頭のなかは妙にすっきりして、雑念を放出できた感覚になります。
 
その意味でも「写経」と効果が似ていると思ったりしています。
 
最近の悩みは、描くときの道具が100均のボールペン、シャープペンしか使っていないからなのか、
これ以上の品質の表現はできない、限界がきているのかなと感じる今日このごろ。。
 
いやいや、あんたの技術不足なだけでしょ(笑)

これまで主に、会計監査業務と会計アドバイザリー業務に関わってきました。

 

大きな違いとしては、以下のような点が挙げられるのかなと思います。

(※あくまでイメージであり、これがすべてではありません。。)

 

 

監査

アドバイザリー業務

クライアントとの関係

第三者の立場として一定の距離間あり

クライアントと同じ立場

(一緒にがんばろう)

クライアントへの役割

指導

サポート、アドバイス

やりがい

専門家としてバシッと指摘したとき

クライアントから感謝・喜んでもらえたとき

難しさ

マニュアル等に沿った形式的な仕事に忙殺される

業務の幅が広い(範囲があって無いようなもの)

 

私の業務経験としては、最初に監査に関わり、続いてアドバイザリー業務という流れです。

いずれの業務もクライアントの現状を把握し、課題をフィードバックするという部分では共通しますが、課題の伝え方に明確な違いがあります。

 

・監査:●●する必要があります。

・アドバイザリー:●●することが望ましいです、●●することが望まれます。

 

伝え方としては、監査の場合は比較的断定的な固いイメージ、アドバイザリーの場合やわらかいイメージという点は、違ってくるのかなと思います。

 

私が初めてアドバイザリー業務に関わったとき、監査と同じノリで「●●する必要があります」とクライアントへ伝えたとき、「立場をわきまえろ」と先輩から叱られました(笑)

逆に、私が経理決算支援に関与したときは、クライアント側の立場だったので、会計監査人から【●●する必要があります】などと指摘を受けたときは、「えらそーに」などとちょっと思ったりしたこともありました(笑)。

 

感じかたは人それぞれだと思いますが、私はアドバイザリー業務の振る舞い方のほうが、性に合っているのかなと思いました。

以前担当したクライアント様で、グループ内再編があり、3社が合併しました。

合併後の仮称ABC会社は、旧A社、旧B社、旧C社が合併してできた会社です。

 

合併前の各社の給与水準は、下記の通りばらつきがありました。

ところが、合併後の給与体系も、現状は消滅前の各社の水準を引き継いでいる状況です。

 

旧社名

給与水準

A社

B社

C社

 

合併後の各部門の人員のほとんどは、旧A,B,C各社出身のメンバーで構成されています。

上記の通り、合併後の給与水準は旧社を引き継いでいるため、特に各部門の旧C社のメンバーからは、徐々に不満の声が聞こえ始めました。

ある部門の、普段忙しくしている某旧C社メンバーは、「自分はこんなに忙しいのに、給与が合併前と全然変わらないのが納得いかないし、モチベーションも下がる」と言い、給与を上げてくれなければ転職すると、上司のかたに宣言したそうです。

 

一方、某旧A社メンバーのかたは、特定の繁忙期を除きそれほど忙しくないようで「今の悩みは暇すぎることです」、「忙しくないのにこの給与はおいしすぎます」など、先程の旧C社メンバーのかたとは正反対なことを言っています。

 

合併後の会社の給与水準の調整って、とても悩ましい課題ですね。。

今回は、不動産業における会計処理の論点についてご紹介したと思います。

 

ある不動産事業会社のお客様の決算資料を確認していた中で、売却済の不動産に関する、購入時及び売却時に支払う仲介手数料が、共に「売上原価」で計上されていました。

 

この点に関する適切な会計処理は、

 

・購入時:不動産の取得価額に算入⇒売上原価でOK

・売却時:「販管費」の支払手数料で処理

 

となり、購入時と売却時では取り扱いが異なります。

 

上記の結論については、不動産会社や税理士さんのブログなど、様々なHPで言及されています。

 

売却時の仲介手数料の処理に関する理論的な考え方は、一言で言ってしまうと、

「販売活動に関連するコストなので販売費に該当」するためです。

 

詳細は、下記2点の税法上の規定が根拠となり、会計上も、これら税法上の趣旨に沿った形で処理されることとなります。

 

 

【根拠①:法人税法施行令 第54条 減価償却資産の取得価額】

不動産購入時の仲介手数料は、不動産取得時の付随費用として、棚卸資産(販売用不動産)の取得価額に算入する旨の定めがあるが、売却時の仲介手数料については、同じような個別的な定めは無い。

よって、購入時以外の仲介手数料は棚卸資産の取得価額を構成しないと考えられるため、会計上も不動産売上の計上時に、棚卸資産から売上原価へ振替処理される性質の費用ではない。

 

【根拠②:租税特別措置法関係通達 61の4(1)-8 情報提供料等と交際費等との区分】

税法上「取引の媒介(仲介)を業とする者に対して支払った情報提供等の対価は、交際費に該当せず、全額損金算入できる。(税法の文言を簡略化しています)」旨の規定がある。すなわち、購入時を除く不動産仲介業者に対して支払う仲介手数料は、発生時に費用処理(損金算入)する性質を有するため、会計上も期間費用である「販管費」に該当するものと考えられる。

すなわち、売上高と紐づける形で費用計上するのではなく、「発生=即費用認識」という期間費用としての処理が適切といえる。

 

今後も、簿記テキストや会計基準にはそのまま書いていないような、これまでの実務において発生した会計処理の論点・結論についてご紹介したいと思います!

とある事業会社様の決算資料を確認していたときに検討した、会計処理の論点のご紹介です。

 

当会社様が自社のホームページを作成した際に発生した費用を、無形固定資産の「ソフトウェア」勘定で処理していました。

 

この自社ホームページ制作費の処理は、大きく以下の2つに分かれます。

 

・主に自社製品等のPR目的で運営:広告宣伝費(PL費用計上)

・ECサイトとして機能する場合:ソフトウェア(BS資産計上)

 

 

自社ホームページが、下記に列挙したような機能が組み込まれたECサイトとしての特徴を有している場合は、会計基準に明記されている「ソフトウェアとは、コンピュータを機能させるように指令を組み合わせて表現したプログラム等をいう。(研究開発費等に係る会計基準 一2)」とあるように、ソフトウェアの定義に合致します。

この場合、当該制作費はソフトウェアとして「無形固定資産」に計上されます。

 

・商品検索機能

・ショッピング機能

・商品予約機能

・会員用「ログイン/パスワード」入力機能

 

今回のお客様の場合は、上記のようなECサイトとしての特徴はなく、自社宣伝目的での運営するホームページであることが確認されたため、「ソフトウェア」ではなく「広告宣伝費」として処理する方向になりました。

 

 

 

今後も、簿記テキストや会計基準の条文にはそのまま書いていないような、これまでの実務において発生した会計処理の論点・結論についてご紹介したいと思います!

昨日、「一種外務員資格試験」を受験し、結果合格(70%以上)しました。

(たぶんマイナーすぎて、何それ?と思われるかたが大半でしょう(笑))

簡単にいうと、証券会社など金融関係の業務をする方にとっては必須の資格です。

 

 

↓外務員試験の概要

外務員資格試験 | 日本証券業協会 (jsda.or.jp)

 

数年前、前職で証券会社のクライアント様への、経理決算支援プロジェクトに関わっていた時期がありました。

打ち合わせの中などで、何かと証券特有の専門用語が飛びかったりする場面も多かったです。

このプロジェクトで仕事を進める中で、自分も最低限の証券知識は持ったほうが良いかなと思いました。

そこで手をつけたのが、下写真の「一種証券外務員資格試験」のテキストです。

(実際にはもっと古く、2020年度版とかです)

 

 

なんとなく証券関連の書籍を読むよりも、資格の勉強という、アウトプット型で進めるようが、自分には合っていました。

 

ところが・・・。

前職は季節を問わず激務で、とてもこの資格の勉強まで手が回らないまま、月日が経過しました。

 

独立後、先月家の本棚を整理していたとき、久しぶりにこのテキストを目撃しました。

買ったものの、放置してから何年か経ってしまいました。

 

そのとき自分の中でなぜが芽生えたのは、「合格しないと、テキスト代が勿体ない」という気持ちです・・。

今はもう証券会社での業務の予定は一切ありません。

なのにどういうわけか、そのテキストから負のオーラを感じました(笑)

 

それから2週間ほどこのテキストを使って、昨日受験しました。

受験形式は、CBTというコンピューター形式で、毎日試験は実施されているので、

いつでも好きな日に、受験予約ができます。

試験直後に、結果も分かります。

 

一応今回合格したものの、、特に外務員登録をして、正式に仕事をする予定は全くありません。

このとき私は気づきました。

本当に勿体ないのは、テキスト代ではなく、

「試験勉強に時間をかけてしまったため、他のことができなかった時間」でした。

この2週間は、それなりに時間を費やしたのですが、

その分、家族と出かける時間や、趣味のバンドサークルへ参加する時間や、ドラムの個人練習の時間など、

たった2週間とは言え、振り返るとけっこう痛手だったかな、、、と思いました。

 

もし今後、私が難関資格に挑戦するとなる場合、2週間程度ではすまなくなります。

過ぎた時間は元に戻せません。

そう考えたあと、同じように眠っていた「ファイナンシャルプランナー2級テキスト」を、

速攻BOOK OFF行きにしました。(笑)

 

資格勉強は、箔をつける意味ではもちろん大事なことですが、

現在・将来の自分の仕事に関係のあるかを、良く考える必要がありますね。

 

とはいえ、証券外務員の勉強を通じて、

デリバティブ関連は、より理解が進んだ部分もあったので、まったく無意味ではなかったです。

 

勉強を中断した資格のテキスト代は、全然勿体なくないです。

 

試験後、とりあえず一区切りということで、ひさびさにスタバでドリンクを注文しました☕

 

 

これです。



朝子供を園に届けた帰り、途中のコンビニイートインコーナーで、今日1日のやることと頭の中を整理。


今日も一日頑張ります❗️