昨日、「一種外務員資格試験」を受験し、結果合格(70%以上)しました。

(たぶんマイナーすぎて、何それ?と思われるかたが大半でしょう(笑))

簡単にいうと、証券会社など金融関係の業務をする方にとっては必須の資格です。

 

 

↓外務員試験の概要

外務員資格試験 | 日本証券業協会 (jsda.or.jp)

 

数年前、前職で証券会社のクライアント様への、経理決算支援プロジェクトに関わっていた時期がありました。

打ち合わせの中などで、何かと証券特有の専門用語が飛びかったりする場面も多かったです。

このプロジェクトで仕事を進める中で、自分も最低限の証券知識は持ったほうが良いかなと思いました。

そこで手をつけたのが、下写真の「一種証券外務員資格試験」のテキストです。

(実際にはもっと古く、2020年度版とかです)

 

 

なんとなく証券関連の書籍を読むよりも、資格の勉強という、アウトプット型で進めるようが、自分には合っていました。

 

ところが・・・。

前職は季節を問わず激務で、とてもこの資格の勉強まで手が回らないまま、月日が経過しました。

 

独立後、先月家の本棚を整理していたとき、久しぶりにこのテキストを目撃しました。

買ったものの、放置してから何年か経ってしまいました。

 

そのとき自分の中でなぜが芽生えたのは、「合格しないと、テキスト代が勿体ない」という気持ちです・・。

今はもう証券会社での業務の予定は一切ありません。

なのにどういうわけか、そのテキストから負のオーラを感じました(笑)

 

それから2週間ほどこのテキストを使って、昨日受験しました。

受験形式は、CBTというコンピューター形式で、毎日試験は実施されているので、

いつでも好きな日に、受験予約ができます。

試験直後に、結果も分かります。

 

一応今回合格したものの、、特に外務員登録をして、正式に仕事をする予定は全くありません。

このとき私は気づきました。

本当に勿体ないのは、テキスト代ではなく、

「試験勉強に時間をかけてしまったため、他のことができなかった時間」でした。

この2週間は、それなりに時間を費やしたのですが、

その分、家族と出かける時間や、趣味のバンドサークルへ参加する時間や、ドラムの個人練習の時間など、

たった2週間とは言え、振り返るとけっこう痛手だったかな、、、と思いました。

 

もし今後、私が難関資格に挑戦するとなる場合、2週間程度ではすまなくなります。

過ぎた時間は元に戻せません。

そう考えたあと、同じように眠っていた「ファイナンシャルプランナー2級テキスト」を、

速攻BOOK OFF行きにしました。(笑)

 

資格勉強は、箔をつける意味ではもちろん大事なことですが、

現在・将来の自分の仕事に関係のあるかを、良く考える必要がありますね。

 

とはいえ、証券外務員の勉強を通じて、

デリバティブ関連は、より理解が進んだ部分もあったので、まったく無意味ではなかったです。

 

勉強を中断した資格のテキスト代は、全然勿体なくないです。

 

試験後、とりあえず一区切りということで、ひさびさにスタバでドリンクを注文しました☕