これまで主に、会計監査業務と会計アドバイザリー業務に関わってきました。

 

大きな違いとしては、以下のような点が挙げられるのかなと思います。

(※あくまでイメージであり、これがすべてではありません。。)

 

 

監査

アドバイザリー業務

クライアントとの関係

第三者の立場として一定の距離間あり

クライアントと同じ立場

(一緒にがんばろう)

クライアントへの役割

指導

サポート、アドバイス

やりがい

専門家としてバシッと指摘したとき

クライアントから感謝・喜んでもらえたとき

難しさ

マニュアル等に沿った形式的な仕事に忙殺される

業務の幅が広い(範囲があって無いようなもの)

 

私の業務経験としては、最初に監査に関わり、続いてアドバイザリー業務という流れです。

いずれの業務もクライアントの現状を把握し、課題をフィードバックするという部分では共通しますが、課題の伝え方に明確な違いがあります。

 

・監査:●●する必要があります。

・アドバイザリー:●●することが望ましいです、●●することが望まれます。

 

伝え方としては、監査の場合は比較的断定的な固いイメージ、アドバイザリーの場合やわらかいイメージという点は、違ってくるのかなと思います。

 

私が初めてアドバイザリー業務に関わったとき、監査と同じノリで「●●する必要があります」とクライアントへ伝えたとき、「立場をわきまえろ」と先輩から叱られました(笑)

逆に、私が経理決算支援に関与したときは、クライアント側の立場だったので、会計監査人から【●●する必要があります】などと指摘を受けたときは、「えらそーに」などとちょっと思ったりしたこともありました(笑)。

 

感じかたは人それぞれだと思いますが、私はアドバイザリー業務の振る舞い方のほうが、性に合っているのかなと思いました。