斑尾高原
月に一度の植物学者の先生との野歩きに行ってきました。
長野県と新潟県の県境あたりの妙高イモリ池と斑尾高原です。
いいお天気で未だ、残雪の残ったアルプスの山々がとても綺麗でした。
イモリ池の向こうには妙高の山々が見えます。
写真はクリックしてみてください。拡大します。
星型の花にはびっしりと毛が生えています。
エーデルワイスのようです。
名前も可愛いですね。
こんなに赤いつぼみなのに咲くと白い花だと言うことです。
三つ葉ツツジは東京にもありますが、雪国に咲くものとは雄しべの数が違ったりして、少しずつ違いがあります。
空気の綺麗なところに咲くせいでしょうか、色が鮮やかです。
斑尾高原にはこのリュウキンカとミズバショウが一杯でした。
木道の周りにはこのようにミズバショウトリュウキンカが咲き誇っていました。
遠景に見える山も、やっと若芽が芽吹いて色とりどりの緑色が美しいグラデーションを作っています。
雪の深い地方は春がやっと来たといった感じで一斉に花々や若芽が元気よく開いてきています。
ミズバショウはやっぱり湿原の春の代表選手です。群生して咲いている様子は本当に綺麗でした。
フードプロセッサー
フードプロセッサーを使っていますか?
我が家ではフードプロセッサーなしでは始まりません。
大根おろし、自家製パン粉の製作、肉などをひき肉にする、玉葱をみじん切りにする、スープを作るときに炒めた野菜などをペースト状にする。
様々な場面ですごくよく登場します。
例えばパン粉は食パンをフードプロセッサーで自分でパン粉にすると揚げ物の味がぜんぜん違います。カツなどは一ランク下のお肉を使ってもパン粉が美味しければ大丈夫です。
例えば鴨肉はひき肉を売っていません。
そこでフードプロセッサーが活躍するわけです。
フードプロセッサーは二つの歯があります。一つは細かく刻むための歯、もう一つは摺る為の歯です。
する道具のほうは大根おろしや野菜の摩り下ろし、パルメザンチーズを下ろしたりもします。
大根おろしは大量に一本摩り下ろすのは凄い労力が要りますが、これならアッという間です。
みじん切りにする道具のほうは細かく砕いたり
みじん切りにしたりする時は本当に重宝します。ポタージュスープなどを作るときにはこれが無くては作れません。
大量の玉葱を微塵にする時も使います。
こちらはジャガイモと人参を一緒に下ろしているところです。私はカレーのとろみはこうしてお野菜の摩り下ろしで出します。
こちらはポテトスープを作っているところです。
玉葱のみじん切りを炒めて透き通ったところへ薄切りのジャガイモを入れてじゃがいもに火が通ったところに牛乳を入れて塩、胡椒をする。
フードプロセッサーに移し変えて蓋をしてみじん切りの歯でよく混ぜる。
トロッとした状態になったら出来上がり。
滑らかな口当たりにしたかったら一度漉すと、レストランの味になります。
暖かくても冷たくても美味しいです。
こちらは上のポテトスープにフードプロセッサーでペースト状にしたほうれん草を混ぜて作ったほうれん草のポタージュスープです。
この時期はアスパラガス、グリーンピース、など緑の綺麗な野菜が沢山出回っています。
フードプロセッサーを活用して美味しいスープを作ってください。
クラムチャウダー
クラムチャウダー。
アメリカ人の大好きなスープです。
東海岸ではボストン、西海岸ではシアトルなどがクラムチャウダーが美味しい町として有名です。
どちらも港町で魚介類が上がる漁港があって美味しいアサリや蛤が捕れるのでしょう。
アメリカで食べるクラムチャウダーはどろりとしていてとろみがきつすぎて私の好みではありません。
そこで女魯山人特製クラムチャウダーを紹介します。
アメリカでは蛤とアサリを区別する言葉はなくて全てクラムです。
春の貝類の美味しい時期なので蛤でもあさりでもどちらでも美味しくできます。
殻付きの場合は酒かワインで蒸し焼きにして冷めたら実を取り出して、出汁はキッチンペーパーで漉して置く。
みじん切りの野菜を用意する。
人参、ジャガイモ、玉葱、セロリ、パンチェッタを5ミリ角くらいに切る。夫々の野菜を同じ位の大きさに切りそろえる事が大切です。
パンチェッタはイタリアのベーコンです。
冷凍してあったので使いました。
勿論普通のベーコンで構いません。
他にはマッシュルームの薄切りなど入れると美味しいです。
今日はキャベツの残りがあったのでこれも入れました。
バターと小麦粉を夫々同量をフライパンに入れてゆっくり熱してもろもろになってきたら牛乳を少しずつ加えてよく練っていく。
何度にも分けて少しずつ牛乳を足していけばだまにはなりません。
どろりとするくらいになったらよくよく練って
このホワイトクリームも一度に多めに作って半分を少し固めの時に取り出してグラタン用にする。残りの半分に貝から摂った出汁かまたはチキンスープを加えて好みのとろみにする。
今日はとてもいい大振りの剥きアサリを売っていたのでこれを使いました。
我が家はいつもチキンスープが冷凍してあるのでこれをホワイトソースに足して緩めます。私は少しゆるめのスープが好みです。
ホワイトソースが出来上がったら炒めておいた野菜とパンチェッタを入れて野菜が柔らかくなるまで煮ます。
野菜が煮えたらアサリを加えてアサリがぷっくり膨らんだら出来上がり。
彩りにグリーンピースを散らしてあります。
他にはパセリのみじん切りとクラッカーの砕いたものをかけてたべます。
オリーブオイルを少し垂らしても美味しいです。
貝の美味しい時期に一度作ってみてください。
着物
女魯山人は着物が大好きです。
日本の民族衣装であり素晴らしい文化でもあります。
織りや染め、刺繍など素晴らしい技術が昔から綿々と受け継がれています。
今や、昔からの技法で織っている人は少なくなって伝統的な織物や染物が消滅しようとしています。
残念な事です。着物を着る人がいなくなった事が一番の原因でしょう。
日本の文化を守るためにも着物を着ましょう。
着物は季節があって面倒と言う事もありますが、又、反面、季節があるからこそ、その時々の装いが出来る喜びがあります。
桜は本当に短い期間しか着られない柄いきですが、それだけにピッタリの時期に着ればこの上なく素敵です。
塩沢紬で有名な町です。
魚沼産のお米でも有名な場所です。
織り元のお宅へ伺ったのですが、本当に一日何十センチと言う気の遠くなるような作業の上で出来上がる匠の技の織物です。
一度着物を着てみてください。
まずは夏の浴衣から。
特に男性は一度着たら着心地のよさにはまりますよ。
祇園おくむら
祇園おくむらは京都の祇園にあるフレンチと和食を融合させた料理を出すレストランです。
懐石料理に飽きた時にチョッと洋風の味の入ったものを食べたい時にいいレストランです。器や盛り付けも美しく楽しいお料理です。
可愛い刺繍の入ったナプキンです。
写真はクリックしてみてください。拡大します。
初めに前菜が5種類乗った氷のお膳が出ました。
真ん中の花は牡丹桜です。大根の薄切りに乗った前菜はサヨリ寿し、うすい豆腐、蛍烏賊とワケギの酢味噌、海老湯葉オクラ、筍の木の芽和えです。
シャルロットというのは野菜を立てて周りを取り囲んで中に何かを入れるフレンチの手法です。
カリフラワーのソースが入っていて、人参や新玉葱、リーフ野菜など等が綺麗に盛り付けてあります。
白身魚のタルタルです。オクラ、パプリカ、インゲン、白身、シブレット、生クリーム、キャビア、をパンケーキ生地に乗せてあります。
熱々に熱した石が出て自分で鮑の薄切り、烏賊、とりがい、帆立貝の4種類でした。
フォアグラと新じゃがと鯛の白子をフォンドボーと温泉卵で頂きます。
ご飯かパンかは選べます。
勿論最後にエスプレッソやカプチーノも注文できます。
写真は6種類ですが、実際はステーキまでで、全11品でました。
もう、お腹パンパン。
大満足です。





















