ホテルクルーゾの夕ご飯
夕ご飯の前にまたまた、ワインディングロードをくりくり回って、ポジターノへ足を伸ばして行ってきました。写真はクリックしてみてください。
ポジターノの街はチョッと観光化していてもう一つでした。
でも景色はやっぱり素敵でした。
帰りは夕方になって美しい夕日が見られました。
ミラノのお友達が是非食前酒にホテルのバーでベリーニ(シャンペンと桃のジュースのカクテル)を飲んでみてってサジェスチョンをくれたので飲んでみました。
これが抜群!!
桃の季節もそろそろ終わりですが、フレッシュな桃を使っていて本当に美味しいベリーニでした。
バーのつまみ。どこでもイタリアは美味しいオリーブがでます。お盆の上はカナッペのいろいろです。
まずはアミューズにブルスケッタがでました。
前菜は烏賊の薄切りのサラダ仕立て。
烏賊がパスタのように薄く切ってあってアンチョビや野菜と合わせてありました。上に載っている野菜は食べてもなんだか分かりませんでした。
パスタはトマトのパスタでしたが、心なしかスパゲッティーナポリタンのようなお味でした。
スパゲッティーナポリタンは和製イタリアンでイタリア中を探してもナポリでも見つかりませんが、なんとなく日本のスパゲッティーのお味がしました。
例のごとくマイ箸を持参しました。
テーブルにお箸が置いてあるのが分かりますか?
メインはお魚のすすきのグリルです。
下に敷いてあるのはジャガイモです。
カップに銀の蓋がしてあるのが可愛かったです。冷めなくていいです。
お水はガスありのペルグリーノ、ワインは白でしたが、名前は忘れました。
デザートはほとんど注文しませんが、食後のコーヒーを注文するとこんな感じのお菓子がたいてい付いてきます。
涼しい海の風に吹かれながらの気持ちのいいお食事でした。
ラベッロのホテル
アマルフィー海岸から少し山のほうへ登ったところにラベッロという美しい街があります。
アマルフィー海岸での2泊目の宿泊はこのラベッロのホテルです。
ラベッロの街は丘の上にあるので眼下には下のまちまちが眺められる絶好の場所にあります。右側には海が広がっています。
ホテルの玄関口です。
ホテルの名前はホテルクルーゾ
とにかく眺めの素晴らしいホテルでした。
アマルフィーとラベッロは距離にして10キロほど。
例によって時差のせいで早起きしたのでラベッロのホテルに到着したのは未だ朝の7時台でした。
一日が長い!!
早速、ホテルの食堂のテラスで朝の光の中、朝食を採りました。
眼下の景色といい、まぶしい日の光といい、風の冷たさと言い、オレンジジュースのおいしさと言い、カプチーノの味といい、パーフェクトな朝食でした。
バイキングの朝食のしつらえも素敵でした。
ジャムの種類もすごく豊富で自家製のオレンジマーマレードが
とても美味しかったです。
やっぱり、オレンジや、レモンの木がいたるところにある
チーズもペコリーノや生のリコッタチーズなどのイタリアチーズをはじめとして、色々ありました。
真ん中の白っぽい刺身のようなものは太刀魚のスモークです。
イタリアでは結構よく食べるもののようです。
南イタリアなので果物も豊富で美味しいです。
オレンジのかごの後ろにおいてあるのが搾り機です。
生のリコッタチーズは初めて食べました。
リコッタチーズというとたいてい、お菓子に使ってあるものでそのままを食べるのは初めてでした。
塩味などの味がほとんど付いていないのでパンにママレードや蜂蜜などの甘いものと一緒に付けて食べると抜群です。
街を見下ろせるように造ってあるプールは圧巻です。
お昼はTシャツ一枚で大丈夫なほど暑いのですが、泳ぐほどの暑さではないし、ポジターノの街にも行ってみたかったので泳ぐのは諦めました。
それにしても綺麗なプールです。
斜面に作られた庭も結構広く、花や実も色々美しく咲いていました。
庭のファサードも綺麗に整備されていました。
アマルフィーのレストラン
ホテルで紹介してもらったレストランの一つへ行きました。
アマルフィーのドゥオーモを見渡せるテラスのある古いレストランでした。写真はクリックしてみてください。拡大します。
昼,夜重い食事はできないのでランチは抜いてお菓子とジェラートを食べただけだったので早めにお店に行ったんだけどやっぱり7時半からしか空いていなくて仕方なく通りのバールで一杯やってからレストランに行きました。
最初のお皿はオードブルを抜かしてパスタにしました。
玉ねぎとバジルとラグーのマカロニはこの店のスペシャルでおばあちゃんのレシピーと書いてありました。
玉ねぎをじっくり煮込んであって甘みの強いおいしいソースが太いマカロニによく合っていました。
もう一つのパスタはアサリとアンチョビのタリアテッレです。
こちらも手打ちのきしめんのようなパスタですが、太さと言い歯ごたえと言い名古屋の味噌煮込みの麺のようでした。
メインは魚介の煮込みですが、これが半端ない量で、カサゴ、アイナメ、オコゼが丸々一匹づつにアサリやムール貝やエビなどが入っていました。
日本ならゆうに4人前です。
いつものことですが、今回もお箸を持参で、お魚を食べる時にはいつも取り出してお箸で食べます。
お醤油も持ち歩きます。
海辺の町では特に焼いただけや蒸しただけのお魚がよく登場するので、醤油をかけて食べると抜群においしく変身します。
日本人はお醤油があると安心するんですね。
今日のワインはメインがお魚だったのでガヤの白ワインをチョイスしました。
レストランを出るとドゥオーモに満月がかかって美しい姿を見せていました。
アマルフィー
写真は拡大します。クリックして見て下さい。
しばらくの間、田舎を回っていたのでインターネットの接続が悪く記事のアップが出来ませんでした。
今日、東京に帰ってきましたが、イタリアの旅の記事をしばらくお伝えします。ソレントとサレルノを結ぶ、風光明媚なソレント半島の、ジグザグに入りくんだ断崖絶壁をなぞる国道163号沿いには南イタリア屈指のリゾート地のポジターノ、アマルフィー、ラベッロなどの小さくてチャーミングな砂浜や港をもつ町々が点在しています。
そのところどころにローマ時代や中世の建造物が残っています。ソレントからは鉄道も通っていないので、車で行くしかありません。
断崖絶壁の狭い道を行くのですが、なんせイタリア人は飛ばすとばす。うろちょろしているとバンバン抜かしていきます。
こんな景色の断崖絶壁の道をひたすら走ってやっと目的のアマルフィーのホテルに到着しました。
アマルフィーの街は町の守護聖人サントアンドレアを祀るドゥオーモと鐘楼がそびえるピアッツァを中心にお店やバールやレストランが立ち並んでいます。
1800年代から営業しているというかわいいお菓子屋さんでおいしそうなお菓子とエスプレッソをテラスでいただきました。
お店の中には美味しそうなお菓子が所狭しといっぱい並んでいました。
エスプレッソの量が極端に少ないのが分かりますか?
本当に一口です。
でもコクがあって本当においしいコーヒーです。
いわゆるイタリアンジェラートですが、日本で食べるものとどうしてこんなに違うのかと思うほどどれもおいしいです。
街のあちこちで男も女もこんなコーンに入ったジェラートをなめながら歩いています。
マーケット好きの私はスーパーマーケットでもあれば必ず入ってどんな食材を売っているのかチェックします。
このスーパーは小さいスーパーでしたが、さすがにお肉屋さんは充実していておいしそうな生ハムがいっぱいつるしてありました。
おかげでこんな美しい朝日がホテルの部屋のテラスから見られました。






























