女魯山人のブログ -749ページ目

ホテルクルーゾの夕ご飯

夕ご飯の前にまたまた、ワインディングロードをくりくり回って、ポジターノへ足を伸ばして行ってきました。写真はクリックしてみてください。

ポジターノの街はチョッと観光化していてもう一つでした。

でも景色はやっぱり素敵でした。
ポジターノ
帰りは夕方になって美しい夕日が見られました。


ポジターノの夕日
ホテルへ戻って夕食です。

ミラノのお友達が是非食前酒にホテルのバーでベリーニ(シャンペンと桃のジュースのカクテル)を飲んでみてってサジェスチョンをくれたので飲んでみました。

これが抜群!!

桃の季節もそろそろ終わりですが、フレッシュな桃を使っていて本当に美味しいベリーニでした。


バーのつまみ。どこでもイタリアは美味しいオリーブがでます。お盆の上はカナッペのいろいろです。
バーのつまみ














まずはアミューズにブルスケッタがでました。

ブルスケッタ






前菜は烏賊の薄切りのサラダ仕立て。

烏賊がパスタのように薄く切ってあってアンチョビや野菜と合わせてありました。上に載っている野菜は食べてもなんだか分かりませんでした。


烏賊の前菜


トマトのパスタ
パスタはトマトのパスタでしたが、心なしかスパゲッティーナポリタンのようなお味でした。

スパゲッティーナポリタンは和製イタリアンでイタリア中を探してもナポリでも見つかりませんが、なんとなく日本のスパゲッティーのお味がしました。


テラス席
朝ごはんと同じテラスで頂きました。

例のごとくマイ箸を持参しました。

テーブルにお箸が置いてあるのが分かりますか?
ススキ
メインはお魚のすすきのグリルです。

下に敷いてあるのはジャガイモです。



最後は勿論、エスプレッソ。

カップに銀の蓋がしてあるのが可愛かったです。冷めなくていいです。


ペルグリーノと白ワイン
お水はガスありのペルグリーノ、ワインは白でしたが、名前は忘れました。


お菓子
デザートはほとんど注文しませんが、食後のコーヒーを注文するとこんな感じのお菓子がたいてい付いてきます。

涼しい海の風に吹かれながらの気持ちのいいお食事でした。








ラベッロの街

ラベッロの街中を散策しました。

ラベッロには古いビラがあり庭が一般に開放されています。

庭から見渡せる海が素晴らしい眺望でした。


ヴィラの庭

ラベッロの街中
こんな狭い石段を登っていくとビラに到着します。


ラベッロのビラの跡

特産の陶器屋さん
この地方特産の色鮮やかな陶磁器のお店が沢山ありました。

ホテルの近所のお店で植木用のポットとオリーブ注ぎとお皿を買いました。

やっぱり南国の雰囲気を持っているので東京の家よりハワイに似合うと思ってハワイの家に送りました。








ラベッロのホテル

アマルフィー海岸から少し山のほうへ登ったところにラベッロという美しい街があります。

アマルフィー海岸での2泊目の宿泊はこのラベッロのホテルです。
ホテルからの眺め
ラベッロの街は丘の上にあるので眼下には下のまちまちが眺められる絶好の場所にあります。右側には海が広がっています。




ラベッロのホテルカルーゾ

ホテルの玄関口です。

ホテルの名前はホテルクルーゾ

とにかく眺めの素晴らしいホテルでした。
食堂のテラス
アマルフィーとラベッロは距離にして10キロほど。

例によって時差のせいで早起きしたのでラベッロのホテルに到着したのは未だ朝の7時台でした。

一日が長い!!

早速、ホテルの食堂のテラスで朝の光の中、朝食を採りました。

眼下の景色といい、まぶしい日の光といい、風の冷たさと言い、オレンジジュースのおいしさと言い、カプチーノの味といい、パーフェクトな朝食でした。


バイキングの朝食のしつらえも素敵でした。

ジャムの種類もすごく豊富で自家製のオレンジマーマレードが

とても美味しかったです。

やっぱり、オレンジや、レモンの木がいたるところにある

南イタリアならではですね。
チーズ

自家製ジャムの色々

チーズもペコリーノや生のリコッタチーズなどのイタリアチーズをはじめとして、色々ありました。


ハムやサーモン

果物
生ハムやサラミ、スモークサーモンが並んでいます。

真ん中の白っぽい刺身のようなものは太刀魚のスモークです。

イタリアでは結構よく食べるもののようです。

南イタリアなので果物も豊富で美味しいです。


オレンジと絞り機
オレンジは勿論、絞りたてです。

オレンジのかごの後ろにおいてあるのが搾り機です。


リコッタチーズ
こちらはリコッタチーズの生です。

生のリコッタチーズは初めて食べました。

リコッタチーズというとたいてい、お菓子に使ってあるものでそのままを食べるのは初めてでした。

塩味などの味がほとんど付いていないのでパンにママレードや蜂蜜などの甘いものと一緒に付けて食べると抜群です。



街を見下ろせるように造ってあるプールは圧巻です。

お昼はTシャツ一枚で大丈夫なほど暑いのですが、泳ぐほどの暑さではないし、ポジターノの街にも行ってみたかったので泳ぐのは諦めました。

それにしても綺麗なプールです。


ホテルのプール

ホテルのプール
朝食の後、腹ごなしにお庭を散歩しました。

斜面に作られた庭も結構広く、花や実も色々美しく咲いていました。
ホテルの庭

庭のファサードも綺麗に整備されていました。

ヤマモモ

コケモモの実 コケモモの大きな木に可愛いコケモモの実が付いていました。


お庭の花

庭の花
マメ科の綺麗な花や朝顔のような花もありました。
















アマルフィーのレストラン

ホテルで紹介してもらったレストランの一つへ行きました。

アマルフィーのドゥオーモを見渡せるテラスのある古いレストランでした。写真はクリックしてみてください。拡大します。


レストランのテラス
昼,夜重い食事はできないのでランチは抜いてお菓子とジェラートを食べただけだったので早めにお店に行ったんだけどやっぱり7時半からしか空いていなくて仕方なく通りのバールで一杯やってからレストランに行きました。








まずはアミューズグールとパン。アミューズグール











最初のお皿はオードブルを抜かしてパスタにしました。


玉ねぎとラグーのマカロニ

浅蜊のタリアテッレ
玉ねぎとバジルとラグーのマカロニはこの店のスペシャルでおばあちゃんのレシピーと書いてありました。

玉ねぎをじっくり煮込んであって甘みの強いおいしいソースが太いマカロニによく合っていました。

もう一つのパスタはアサリとアンチョビのタリアテッレです。

こちらも手打ちのきしめんのようなパスタですが、太さと言い歯ごたえと言い名古屋の味噌煮込みの麺のようでした。

メインは魚介の煮込みですが、これが半端ない量で、カサゴ、アイナメ、オコゼが丸々一匹づつにアサリやムール貝やエビなどが入っていました。

日本ならゆうに4人前です。


魚介の煮込み
いつものことですが、今回もお箸を持参で、お魚を食べる時にはいつも取り出してお箸で食べます。

お醤油も持ち歩きます。

海辺の町では特に焼いただけや蒸しただけのお魚がよく登場するので、醤油をかけて食べると抜群においしく変身します。

日本人はお醤油があると安心するんですね。

今日のワインはメインがお魚だったのでガヤの白ワインをチョイスしました。

レストランを出るとドゥオーモに満月がかかって美しい姿を見せていました。

ガヤの白


ドゥオーモ
アマルフィーの素敵な食事でした。













アマルフィー

写真は拡大します。クリックして見て下さい。

しばらくの間、田舎を回っていたのでインターネットの接続が悪く記事のアップが出来ませんでした。

今日、東京に帰ってきましたが、イタリアの旅の記事をしばらくお伝えします。ソレントとサレルノを結ぶ、風光明媚なソレント半島の、ジグザグに入りくんだ断崖絶壁をなぞる国道163号沿いには南イタリア屈指のリゾート地のポジターノ、アマルフィー、ラベッロなどの小さくてチャーミングな砂浜や港をもつ町々が点在しています。



そのところどころにローマ時代や中世の建造物が残っています。ソレントからは鉄道も通っていないので、車で行くしかありません。

断崖絶壁の狭い道を行くのですが、なんせイタリア人は飛ばすとばす。うろちょろしているとバンバン抜かしていきます。


こんな景色の断崖絶壁の道をひたすら走ってやっと目的のアマルフィーのホテルに到着しました。

アマルフィーの街は町の守護聖人サントアンドレアを祀るドゥオーモと鐘楼がそびえるピアッツァを中心にお店やバールやレストランが立ち並んでいます。



1800年代から営業しているというかわいいお菓子屋さんでおいしそうなお菓子とエスプレッソをテラスでいただきました。



お店の中には美味しそうなお菓子が所狭しといっぱい並んでいました。





左側は中にチョコレートがたっぷり詰まっているケーキです。

エスプレッソの量が極端に少ないのが分かりますか?

本当に一口です。

でもコクがあって本当においしいコーヒーです。


アイスクリーム
アイスクリーム屋さんも町の至る所にあります。

いわゆるイタリアンジェラートですが、日本で食べるものとどうしてこんなに違うのかと思うほどどれもおいしいです。


アイスクリームのコーン
街のあちこちで男も女もこんなコーンに入ったジェラートをなめながら歩いています。


スーパーマーケットのお肉屋さん
マーケット好きの私はスーパーマーケットでもあれば必ず入ってどんな食材を売っているのかチェックします。

このスーパーは小さいスーパーでしたが、さすがにお肉屋さんは充実していておいしそうな生ハムがいっぱいつるしてありました。


アマルフィー海岸の夜明け


時差のせいで毎日6時半くらいには目が覚めます。

おかげでこんな美しい朝日がホテルの部屋のテラスから見られました。