菊の井
アメリカ人のお客さんを連れて赤坂の菊の井に行ってきました。
まずは可愛い椎茸みたいな器に出てきたのは雲子のあんかけ蒸しです。
熱々に蒸してあってほっこり美味しい先付けです。
前菜は柚子釜の中はシメジと鮟肝、菊の器の中はカラスミ、ギンナンと鴨の松風、烏賊の紅葉が柿の葉っぱを敷いた上に乗せてあります。
お造りは割り山椒の器に鯛と伊勢えびです。
より独活、より人参が添えてあります。
菊の葉の上に乗せて芥子が添えてあります。
こんな小さな子持ち鮎は初めてです。鮎のお腹から卵が飛び出しているのが見えますか?
しいたけの焼いた物が添えてあります。
火鉢で松茸を炙って焼き松茸としていただきます。
炊き合わせは穴子と蕪と京人参と柚子の千切りです。
デザートは2種類でました。
キャラメルのアイスクリームと江戸柿と何のアイスクリームだったか忘れました。
江戸柿はとろとろに熟れた柿です。
ご馳走様。
クレソン
クレソンはステーキの横についているだけの飾り物と思っていませんか?
街なかではたっぷりのクレソンは中々売っていませんが、今回、長野のほうへ歩きに行った時に、地元のお野菜を売っていてそこに、沢山のクレソンが束になった物を売っていました。
これで一束の半分ほどです。
ハワイでもクレソンは大きな束で売っています。私のお気に入りのチャイニーズのお店はおいしいクレソンのニンニク炒めがあります。
今回はシメジとソーセージとベーコンを入れて一緒にいためました。
クレソンはミズカラシと呼ばれるようにピリッとした辛味が腐敗を防いだり、血液の酸化を防止するそうです。
黄緑野菜の中でもカルシュウムやベータカロチンもトップクラスに含まれているようです。
クレソンの炒め物の出来上がり。
もっとスーパーなどに大きい束で出回るといいですね。
信濃の秋其ニ
信濃の秋の続きです。
写真はクリックしてみてください。拡大します。
楓の落ち葉が綺麗です。
桜の落ち葉も東京とはやっぱりぜんぜん違って綺麗な色をしています。
東屋の屋根に敷き詰められた落ち葉とイタヤ楓が綺麗です。
こんな風に色が付いていくんですね。
瓜楓と言って色が瓜に似ているから付いた名前だそうです。
オトコヨウゾメの実です。
本当は男に要があるズミと言う事でオトコヨウズミと呼ばれていたようですが、用済みとはいかにもかわいそうという事で名前が変わったようです。
男に要があると言う事は強精剤として用いられていたようです。
花が少ない秋に綺麗な黄色い花を咲かせます。
こちらは山の中にひときわ美しいサーモンピンクに紅葉したメグスリノ木です。
こうようには黄葉と黄葉としろ紅葉があります。
これは白紅葉のツリバナです。
白く紅葉する葉っぱがあるなんて知りませんでした。
林の中に突然白く目立つ葉っぱがあるのでびっくりします。
普通のエノコログサはぴんと上を向いていますが、秋のエノコログサはたわんで下を向いています。
別名は猫じゃらしです。
秋を満喫した信濃の散策でした。

















































