蒔絵を20年近く習っています。
そのおまけで、金継ぎもします。
金継ぎは技法としては蒔絵の技法とほとんど
同じです。
懐石のお料理教室をしているので、上等な器がいろいろあるので、欠けたり割れたりした場合は必ず直しています。
漆を塗って金や銀を蒔きます。
昔は陶芸もちょっとやっていたのですが、冬と夏に2ヶ月ほどハワイに行って日本を留守にするので、乾かす時間が必要な陶芸は続けられなくなって、やめました。
その代わりに蒔絵と金継ぎを習い始めました。
これは私が作ったお皿に金継ぎをした物です。
これは唐津の粉吹きの器
亡くなってしまいましたが、大好きな作家 中川自然坊さんの物です。
金をたっぷり使って。
これは久宝のお猪口
欠けではなく、割れてしまった場合は、こんなふうに金で継ぎます。
清水焼き清峰の桜の徳利🌸
これは古い鼠志野のお皿
角の部分が欠けたので、渋い雰囲気のお皿なので、金ではなく、銀で治しました。
こちらは今右衛門の大皿
欠けとヒビが治してあります。
こちらは麦わら手と呼ばれる小鉢です。
金継ぎで治したものは結構、景色が出て、イイ雰囲気になります。