10月のお料理教室 其の一
秋満載のお料理教室です。
勿論、松茸
信州産です。
旧暦の9月9日の重陽の菊酒
秋草模様の蒔絵膳は私の作品です。
桔梗の花の部分に螺鈿がはめ込んであります。
箕の形をした竹籠には吹寄が
栗、さつま芋、慈姑がそれぞれ揚げてチップにしてあります。
柿の葉の上は焼き栗 奥の柚子釜はイクラ
手前の籬(まがき)には、さつまいも銀杏、パプリカもみじ🍁ムカゴ松葉 しめじ松葉
籠の中は新銀杏 左側はさつまいもの甘煮
奥の左は雲子のチリ酢掛け 蓋の器には春菊 しめじ 黄菊のポン酢和え 一番右の黒いものは、
昆布と松茸の佃煮です。
松茸は炭火焼き
ローストビーフを添えて、庭からの柚子と塩で頂きます。
さつまいも三種のサラダ
揚げさつまいものチップ、さつまいもの裏漉し、
蒸しさつま芋の焼き目。
京都 吉兆 其の一
一番好きなお料理屋さんは?と聞かれたら、京都嵐山の吉兆さんです。
亡くなった父のお気に入りで、子供の頃からよく連れて行ってもらいました。
父はお庭を見ながらお食事をするのもご馳走のうちと言って、必ずお昼に行きました。
吉兆の前を流れる桂川
この左側に渡月橋があります。
大きな門を潜ると中に鄙びた潜戸があって、その奥が玄関になっています。
お座敷からは萩が咲いている秋の庭が眺められます。
お床の飾りは菊の着せ綿
菊に綿を被せて、その匂いや露をわたに移して楽しむという平安時代の重陽(旧暦9月9日)の風習です。
最初に出てきたのは、木でわたが乗った、お重。
蓋を取ると色とりどりの秋の前菜
お椀は大ぶりに切った松茸と鯒(こち)
お出汁のお味はさすがです。
お造りはマグロとヒラメ
ヒラメの下には2、3種類のきのこが隠れていました。
これは箸休めのようなもので、昆布の揚げたものです。お刺身につけて食べても美味しいです。
とっても美味しかったのでうちに帰って作ってみました。
























































