目次
#05
#06
#07
#08
他シナリオ
#05『お前のはゴルフじゃない』
評価:10/15点
▶ 脚本(シナリオ+構成):3/5点
▶ キャラクター:4/5点
▶演出(作画+美術+音響):3/5点
感想
とんぼの為にいがいがが奔走する回だった。いつも通りなのかもしれない。タイトル的にもっと説教チックなお話になるかと持っていましたが、前半で無理だと悟らせて後半に日常を描写、最後に何かにひらめく形でひきとなりました。とんぼは若干の興味を示していましたが、いがいがのプレッシャーについての説明が非常に分かりやすくてバカな私には助かる。成功と失敗の差分が大きいほどプレッシャーを大きく感じる。この言い回しがプレッシャーとか緊張の説明でものすごくしっくりきますね。脱線。しかしながらとんぼはそんなスケールの人間はなかった。崖からダイブしてプレッシャーなど知らんぞと言わんばかりでしたね。これからのシナリオの中で絶対競技ゴルフをすることになると思うのですが、それらをする中で彼女がどのように変化・成長するのかが楽しみですね。さていがいがの作戦は何もうまくいかないわけですが。彼には不幸も待っていました・・・。トイレで虫に刺されることと、ウナギを食すことがその後の展開にとって大事なことだったのかはわかりかねる。そういう意味でアイキャッチ後の展開については製作者の意図をくみ取るのが難しかった。次回持越しの中で女医(名前忘れた)と館長との会話に意味が出てくるのかもしれない。最後にいがいがが島を離れる描写がありました。これについては意味不明な演出にしているので理解不能でよくて完全に次回持越しでした。総じて言えることはとんぼの可愛さが第1話からここまで継続しているということだ。中学生最高。
以上。
#06『沖縄からのライバル!?』
評価:11/15点
▶ 脚本(シナリオ+構成):4/5点
▶ キャラクター:4/5点
▶演出(作画+美術+音響):3/5点
感想
つぶらちゃんが登場する回。前半後半で大きく内容がかわる展開作りでした。前半は、とんぼに与える刺激を探すべく島外に出ていくいがいがと、いがいがの不在によって怒り心頭のとんぼを描いていた。そして女医(名前忘れた)が常に一緒にいてつぶらの登場を後押ししてましたね。そして後半戦は、そのつぶらの登場と、彼女とゴルフをする展開。どちらかというと後半戦が今話のメインどころでしたが個人的には前半戦の作りが好みです。いがいがの目的を描写することと、とんぼがいがいがに対して向ける感情を描写することをうまくリンクさせていたのでテンポよく進むしかつ内容も入ってきやすかった。というか前回の女医とのやり取りがちゃんと回収されましたね。予想通りでしたがよかった。そして後半戦、つぶらの登場は割とあっさり目に感じました。実際尺自体はあまりとってなかったですね。本題のゴルフについては「ゴルフじゃない」ことをいがいが以外が伝えることでとんぼは何かを感じているようでしたね。今話で何かしら変化があるのかと思いましたがそこは次回持越しと。さすがに次回はこのゴルフの描写の続きから繰り広げられると思いますが、このゴルフを以てしてもとんぼの決意は変わらないのか、それともとんぼのゴルフにプレッシャーというものを見出すことが出来るのかが注目ですね。
酒を飲んでしまって大した感想を書けないので以上。
#07『オーイ!とんぼ』
評価:7/15点
▶ 脚本(シナリオ+構成):2/5点
▶ キャラクター:2/5点
▶演出(作画+美術+音響):3/5点
感想
前回から引き続きつぶらと一緒にゴルフをする回。基本、女子中学生が仲良くゴルフをするのだが、時折つぶらがとんぼに対してもの申したそうにしている。そして・・・。
全体の流れとしては、ずっとゴルフして、山登って、台風が来て終了。とにかくゴルフ。迷いとか、寄せ、バンカー、打順について丁寧に説明しながらゴルフをしてくれるのでゴルフ未経験でも見やすくなっている。ただ流石に2話続けての展開だと飽きるものですね。アイキャッチ前後でとんぼから負けたくないというセリフが出てきました。これは視聴者をだます展開でした。正直、これがすべてを壊したと思っている。視聴者の中の何かが決壊した気がする。ただし、飛距離という点だけでも”負けたくない”という感情が出てきたことがとんぼには大きな違いになるのかもしれないですね。話は飛んで山の頂上での会話。つぶらは結構意見を言うタイプなんですよね。中学生ならこんなものだと思います。この2人が対照的すぎてとんぼがかわいそうに見える。つぶらに夢を押し付け過ぎなきがしますね(笑)。ま、それとは別に物語はすでに7話経過しているのでとんぼに何かしらの決心をさせてほしいなとも感じる。このままだらだら島での生活が続くのは違うとはっきり言える。で、終盤に台風?のお話がありました。これによって次回はゴルフなしでつぶらが島に残る形になると思います。ゴルフがないゴルフものがどんな展開になるのか全く読めないけど、確実にターニングポイントになると思いますね。
以上。
#08『幻のホール』
評価:11/15点
▶ 脚本(シナリオ+構成):4/5点
▶ キャラクター:4/5点
▶演出(作画+美術+音響):3/5点
感想
久しぶりの良回。
台風と5番ウッドと幻のホールの3つの構成からなるお話でした。この構成が非常にイケてました。前回の流れを活かしてつぶらがゴルフをしている本当の理由のお話。つぶらが1人スイングの練習を始めたときは今話もダメかと思っていましたが、その彼女が語ったゴルフで得た賞金の使い道が思いのほか感動できました。私はこの手の語りに弱い。子供に頑張ってほしいけどその子供が反抗期であることから感謝されることもないパパ。つぶらはそんなパパが寝る間も惜しんで、自身の為にゴルフ場の手伝いをしていることを知った。そこからつぶらはパパに向ける態度をあらためたし、将来ゴルフで親孝行をすると決意しました。ポッとでのトラックにこんな破壊力があるとは思えなかった。前回、我々のとんぼに向ける態度がよろしくないことからつぶらのことはあまり好きになれないなと思っていましたが、この素直に自身の過ちに気づきそれを目標にする姿には素直に感動したし、もちろん粒らのことを好きになった。将来的にとんぼと大会の舞台でゴルフをする姿を見たい。話が長くなってしまった。そんな彼女が島を出る時に5番ウッドをとんぼに渡しました。続く話はこの5番ウッドを使った練習でした。イガイガが素人にもわかりやすい解説し、それを受けたとんぼがゴルフの新たな面白さに気づく様子が描かれた。とんぼが回を追うごとに新しいクラブを手に入れることで、ゴルフについて何も知らない視聴者はゆっくりと理解することが出来るので助かる。また、今のところとんぼがかかわった人物からクラブを受け取っているので、すべてのクラブに思い入れがある。いつか大会に出場するようなことがあれば、とんぼがクラブを選ぶ度に視聴者はこの時の風景を思い浮かべることが出来るのは良いことだと思います。で、最後に今話のタイトルでもある幻のホールについて触れました。これまでは3ホールしかなかったゴルフ場でしたが、設計者のメモ書きをイガイガが発見し全部で6ホールあることが発覚した。早速第5ホールでプレイする様子が描かれました。そんな中でイガイガはとんぼに”このホールの設計者に会いに行かないか”と提案して今話は終了しました。良い引き展開でした。コースについても気になりますし、どんな人かも気になる。そして島外に出ることを頑なに拒むとんぼがどう返答するのかが非常に気になります。これは夜も眠れないやつ。
久しぶりにとんぼに対して指導するイガイガを見ました。やはりイガイガの人柄の良さがこの作品の良さに直結しているように感じました。あととんぼがかわいい。
以上(笑)。
その他のシナリオ