対談6『勇気を持って自分の頭で考える』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談6 『勇気を持って自分の頭で考える』
七雲: このブログではよく、
勇気を持って自分の頭で考えよう、
という趣旨の発言をしています。
まあ、こうやって上から物を言うから、
不要に敵を作るんですけどね。
緑子: いいかぁ お前らぁ。ちゃんと考えろぉ。
七雲: 辞任した大臣みたいな口調は辞めてください。
緑子: 「少年よ敵を作れ」
そう唱えて緒方洪庵は敵塾を作ったのでした。
七雲: 大嘘です。そんなこと言ってません。
あと、緒方洪庵は「適塾」です。
緑子: まあ、素敵。
七雲: (無視して)
勇気の有無はともかくとして、
「ワタクシちゃぁんと自分の頭で考えて
原発の容認を言ってますわよ失礼な」
と、思ってらっしゃる方も多いかと思います。
そこで、ひとつだけ質問があります。
もし、万が一、政府が180度方針変更して原発全廃を言い出したら、
あなたはどうされますか?
その時、反体制側にまわってでも、あなたは今の意見を言い続けますか?
緑子: んんん。どうじゃろな。
七雲: 私たちだけで考えてもわからないので、
ここは原発推進論者の右田翼クンにご登場願いましょう。
翼: おう。呼んだか。
緑子: なんだ貴様その口調は。
あとで辞任するハメにならんよう気をつけろよ。
翼: ああん?
七雲: 右田クンは原発推進ですよね。
翼: ったりめーだバカ。
七雲: その理由は?
翼: ああ? 推進理由? そんなん腐るほどあらぁ。
ここで全部言うのか?
七雲: お願いします。
翼: めんどいなぁ。
…行くぞ。 え~と。
原発止めたら大停電になり大変なことになるから。
日本の経済に大混乱と悪影響を与えるから。
原発補助金に依存する過疎地が不況になるから。
原発従事者の雇用が守れないから。
二酸化炭素を出さず地球に優しいから。
資源のない日本が生き残る唯一の道だから。
自然エネルギーはまだまだ割高で不安定だから。
日本は原発止めてもドイツのように電力をフランスから買えないから。
事故は1000年に一度の想定外の大地震によるものだから。
同時に想定外の巨大津波が押し寄せて来たから。
それでも福島第一原発は順調に収束に向かっているから。
事故後の見直しで全ての原発の安全性は再確認できたから。
自動車事故を理由に自動車をなくせないように、人間に事故はつきものだから。
食品も大気も土壌も検査しており安全だから。
もし基準値を超える放射性物質を取り入れたって、おおむね安全だから。
100ミリシーベルトに達しても、ガンがちょっと増える程度だから。
250ミリシーベルトでも、喫煙やメタボの害と大差ないから。
これ以上避難民が増えても受け入れ先がないから。
放射能の害を強調し過ぎると、農家が風評被害を受けるから。
外で自由に遊べないと子供たちにストレスがたまるから。
声高に反対ばかり叫んでも、今頑張ってる人たちの足を引っ張るばかりだから。
反対派のデモや言葉使いが気に入らないから。
とにかく、原発は難しい問題で簡単に結論は出ないから。
…んっと。まあ主な理由はこんなもんか。
緑子: よくまあ挙げたもんじゃのう。
七雲: ありがとうございました。
それでは、右田君にメインの質問です。
もし万が一、その状態のまま、
政府が180度方針変更して原発全廃を言い出したら、
右田君はどうされますか?
翼: ああん? 決まってんだろ。
その日から脱原発だよ。
緑子: はあぁ?
七雲: ………。
えっと。
右田君がたった今挙げた沢山の理由は何も変わってないんですよ?
それでも推進の旗は降ろすんですか?
翼: あったりめぇだろバーカ。
お国が白と言やぁカラスも白。
んな事もわかんねぇのかよ。
国策が原発なら原発! 水力なら水力!
お国が人力で電気回せって言やぁ、
全力でペダルを漕ぐのが臣民の責務なんだよッ!
緑子: そーいうのを自分の頭で考えてないって言うんじゃ。 この大馬鹿者がッ!
七雲: …ええと。 また長くなりそうので続きます!
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1コマ 銀英伝 黙って見てれば同罪だ
1コマ 銀英伝 黙って見てれば同罪だ
田中芳樹原作・道原かつみ作画の不朽の名作、
「銀河英雄伝説」からです。
「積極的に支持しなくても
黙って見ていれば同罪だ」
同盟軍の智将ヤンウェンリーが、幼いとき父親に言われた言葉です。
銀河帝国の独裁者ルドルフの出現に際して、民衆の責任を問うたもの。
「何も言わなきゃ無罪っしょ♪」という甘えや逃げ を、
痛烈に批判したセリフです。
賛成反対を明言するのも、
黙ったまま結果的に容認するのも、
もちろん個人個人の判断の自由ですよ。
ただし、当ブログでは、
「大人の判断は、将来の子供たちへの責任を伴う」
と考えております。
ぶっちゃけ…大人は、まあいいよ。
もし仮に多少健康に影響があっても、
ある程度は自業自得だからね。
でも罪もなく決定権もない、
子供や動物の犠牲 は許す気が起こらない。
これは同じアメーバブロガーさんの被災地の酪農の写真記録です。
これを見てもまだ「原発存続は仕方がないこと」とか言う日和見がいたら、
同じ人間として憎悪すら感じるかもしれません。
動物好きのかたは特に必見です。
http://ameblo.jp/uchino-toramaru/entry-10932997684.html
対談5『社員には暖かい社風です』
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対談5 『社員には暖かい社風です』
緑子: ところでの。
七雲: はい。 何ですか。
緑子: 原発存続派の人たちは、
福島の野菜を食べておるんじゃろうな。
七雲: う。 どうしたんですか突然。
緑子: もちろん三陸沖の魚も食べておるんじゃろ?
七雲: ………。
緑子: 週末のレジャーは
福島の名所旧跡に行って、
観光で応援してるんじゃよの?
七雲: ………。
…また微妙な問題に口を突っ込みましたね。
そういう事を平気で言うから、どんどん読者が減るんですよ。
でも、どうなんでしょう。 聞いてみたいですネ。
言行一致は人間の基本的美徳の一つですからね。
まあ…そんなわけで
容認派の日本人の人数の割には
売れてる量が少ないかもしれない東日本の野菜ですが…
緑子: 七雲の言い方もキッツいの~。
七雲: 問題は、その損失額をどうするか、ということです。
実は脱原発陣営では
早くからその問題には解決案を出しています。
そして、不思議なことに、
左右雑多に入り混じる脱原発派ですが、
「風評被害」についての提言は
だいたい一致しています。
緑子: 何じゃろ?
産地直送で東電の全社員宅に毎月送るとか?
七雲: まあ(苦笑)…それも悪くないんでしょうが、違います。
「風評被害」の産品は、
全て東電に実費で買い取らせる、
という案が主流です。
これで生産者も安心、消費者も安心、困るのは東電くらいですが、
そこは使用済み核燃料くらい暖かい心で、被害者にも接してもらいましょう。
緑子: 引責辞任する社長に5億円も退職金を贈るほど、
社員には暖かい社風じゃからの。
七雲: 退職金が5億とか6億とかは憶測のようですが、
そんな高額は絶対に払わないとも言ってませんしね。
退職金も年金も減らさないと
当の社長本人が国会で答弁してますから、
案外と的を得た額なんでしょうね。
ひょっとするともっと多いのかもしれません。
さて、下世話な話題になりましたが、
要は補償に当てる財源はまだまだ余裕があるというこです。
普通の民間企業だったら もうどう考えても破綻ですし、
そうなったら退職金どころか給料さえロクにもらえないですからね。
緑子: さすがは半官半民! 官と民のいいトコ取りじゃな!
七雲: 国民にとっては、悪いトコ取りとも言えます。
「風評被害」についてのこのブログのまとめです。
1)風評被害は低濃度汚染の実害である。
2)風評被害は東京電力による補償の対象になるべきである。
骨子はこの2点です。
そう考えると…
真の意味での風評被害は
陸上の福島千里選手くらいですかね。
緑子: ああ。 競技では世界を相手にするからのぅ。
無用な誤解を解くのに 不要な神経を使わなければいいんじゃが。
七雲: 千里選手、頑張ってくださいネ!
七雲: 「風評被害を撲滅」 を撲滅する
ためのキャンペーンです☆
緑子: 色がレディガガみたいじゃろ。
七雲: そうかなあ。
緑子: 素で流すな。
対談4『わからなかったら主語を入れ替えてみよう!』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談4 『わからなかったら主語を入れ替えてみよう!』
七雲: 前回の続きです。
緑子: 七雲がチョンボして箱ワレ寸前、
黒棒一本しかないオーラスでトップ目3人からトリプルリーチ!
…というシーンの続きだじょ!
七雲: なんですか!そのドサ健みたいな状況は!
そんな話はしていません!
…ええと。
本題に入ります。
命題が正しいかどうか判断する場合、
「主語を入れ替えてみる」という方法は意外と有効です。
緑子: 父が化粧をするのは許せんが、
父がオカマだったらオッケー、
みたいなものか?
七雲: 全然違います!
ていうかそれじゃ主語も性別も全然入れ替わってません!
…えーと。
…現在、日本産の農産品は多くの国に輸入停止処分を受けているか、
もしくは輸入されても以前ほどには売れていない状況にあります。
それを、日本政府やマスコミは「風評被害」と名付け、
各国に「冷静で科学的な対応」を求めております。
この言い分が正しいかどうか検証するために、
主語を入れ替えてみましょう。
緑子: リバース!
七雲: もし仮に、の話ですが、
日本ではなく隣の某国で原発事故があったとします。
緑子: 隣といってもいろいろあるじぇ!
七雲: たとえ話なんだからなんでもいいんです。
緑子ちゃんの好きな国でも想像してください。
緑子: じゃあエリア11。
七雲: なんで2次元なんですか!
ていうかエリア11は日本です!
緑子: ならエリア88。
七雲: もう国ですらないでしょッ!
撃墜してアイダホのお母さんに遺品を送りますよッ!
緑子: だったらエリア51でMPに尋問されたい…。
七雲: あんたは矢追純一さんかよッ!
なんでエリアばっかなんだッ!
緑子: 七雲さん、口調が。
七雲: ……し失礼しました。
んっと何でしたっけ。
…そう。某国で原発事故があったという仮定の話です。
その時に日本は某国被災地の農産品を、
某国が安全を主張しているというただそれだけの理由で、
簡単に輸入できるものでしょうか。
また、某国農産品がもしスーパーに並んでいたら、
緑子ちゃんは買いますか?
緑子: 絶対買いませ~ん!
七雲: 残念ですがそうなりますよね。
緑子: イエス、マイロード!
七雲: 不要に元気出さなくていいです。
実際、チェルノブイリの時は日本もソ連産品を締め出しました。
仮に当時、ソビエト産の品がスーパーに並んでたらどうしますか?
緑子: 食べ物は買わないけど、トカレフなら買うかも。
七雲: そんなもの、いつどんな時代でも買っちゃダメですから!
……前回も言いましたが、被曝は蓄積です。
微量であれ放射性物質を含む可能性のある食品が、
国内でも国外でも忌避されるのは当然の話です。
「風評被害」ではなく 「原発事故の実害」、
「安全食品」というより 「低濃度の汚染食品」と表現したほうが、
より現実に近いでしょう。
「安全」や「風評」という見栄えの良いシールを貼っても、
現実は安全にすり替わるわけではありません。
まず、害は害としてハッキリ認識すること。
つらいでしょうがそれをキチンと認めることが、
被害を少しでも減らす第一歩になるんだと思いますよ。
緑子: 「健康食品」を食べても さして健康にならん、みたいなもん?
七雲: …う~ん。
それとは違うんですが、考えてみると、
我が国ではそんな事例ばっかりですねぇ。
言語的修飾で物事の本質を糊塗し、楽だが実のない気休めに酔う。
緑子: センセイ、漢字が多過ぎて鼻につきま~す!
七雲: ま、要するに言霊の国、ってことですよ。
緑子: げんれいのくに?
七雲: こ・と・だ・ま、です。 続きます!
緑子: キャンペーン画像だじょ!
七雲: おすましさんですね。
対談3『風評被害って…加害者扱いですか?』
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対談3 『風評被害って…加害者扱いですか?』
七雲: ところで、風評被害という、
魔法の言葉が独り歩きしてますね。
緑子: ポポポポ~ン♪
風ぅ評ぉひが犬。
七雲: そんな犬、なんか可愛くないです。
今となっては懐かしいCMですねぇ。
ACの理事は電力会社がズラリと並んでますから、
あの頃に東電批判が全く無かったのも道理です。
さて、本題に戻ります。
アトピーの人って、食べ物に気を使いますよね。
それって悪いことじゃないですよね?
アトピーじゃなくても、無農薬や有機野菜しか食べないという人は
たくさんいらっしゃいます。
緑子: 有機野菜を食べると 裕木奈江になります。
七雲: …なりません。 ていうか例えが古いです。
緑子: じゃあ水原勇気? 国分寺球場に行けば会えるの?
七雲: 会えねーよ! つか無ぇよ! そんな球場! 東京メッツかよ!
緑子: 七雲さん、言葉が。
七雲: は…はい。不謹慎だと叩かれますので、
ボケもほとほどにお願いします。
緑子: そうだじょ!不謹慎だじょ!
辛気臭い顔して賛成も反対もしなければ万事うまくいく!
そう思ってる日本人の多数派に怒られるじぇ!
七雲: ああっ。 またそういう藪をつつくような真似を。
……話をもとに戻します。
体に良くないと自分が判断した物を、
少しでも取り込まないようにするのは別に悪いことではありません。
それは個人個人の自由であり、
誰に文句を言われる筋合いもありません。
脂肪分だって農薬だって塩分だって外国産だって、
何を嫌うかは人の好みです。
ところが、放射能に限って 食べない買わないは加害者扱い。
これっておかしいですよね?
緑子: プルトニウムは体に良いらしいじょ!
七雲: いいわけないでしょ!
どっかの変なヒトの発言を引用しないでください!
あとその「じょ」という語尾はなんなんですか?
緑子: タコスうまいじょ!
七雲: タコスが出てくるということは、出典は「咲」なんですね。
…害はなさそうなのでスルーして続けます。
被曝は要は積算量です。
少ないに越したことはありません。
1円玉でも5000個集まれば、5千円札1枚と同額です。
一つ一つは基準値以下の微量でも、
蓄積してしまえば同じことなんですよ。
緑子: さすが給食費を1円玉貯金から支払った女だじぇ!
七雲: 人聞きの悪いことを言わないで下さい。
私がめちゃくちゃ貧乏みたいじゃないですか。
緑子: なら給食費ではなく、食料費だじぇ!
七雲: ……言い直すのはそこですか。
全然本題に入れないので、次回へ続きます。
緑子: ドーン! ダブリー一発ツモ!
親満だじょ! しかもフリテンツモだじぇ!
七雲: ダブリーでフリテンて! 天和だろソレッ!
緑子: 続くじょ!






