対談4『わからなかったら主語を入れ替えてみよう!』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談4 『わからなかったら主語を入れ替えてみよう!』
七雲: 前回の続きです。
緑子: 七雲がチョンボして箱ワレ寸前、
黒棒一本しかないオーラスでトップ目3人からトリプルリーチ!
…というシーンの続きだじょ!
七雲: なんですか!そのドサ健みたいな状況は!
そんな話はしていません!
…ええと。
本題に入ります。
命題が正しいかどうか判断する場合、
「主語を入れ替えてみる」という方法は意外と有効です。
緑子: 父が化粧をするのは許せんが、
父がオカマだったらオッケー、
みたいなものか?
七雲: 全然違います!
ていうかそれじゃ主語も性別も全然入れ替わってません!
…えーと。
…現在、日本産の農産品は多くの国に輸入停止処分を受けているか、
もしくは輸入されても以前ほどには売れていない状況にあります。
それを、日本政府やマスコミは「風評被害」と名付け、
各国に「冷静で科学的な対応」を求めております。
この言い分が正しいかどうか検証するために、
主語を入れ替えてみましょう。
緑子: リバース!
七雲: もし仮に、の話ですが、
日本ではなく隣の某国で原発事故があったとします。
緑子: 隣といってもいろいろあるじぇ!
七雲: たとえ話なんだからなんでもいいんです。
緑子ちゃんの好きな国でも想像してください。
緑子: じゃあエリア11。
七雲: なんで2次元なんですか!
ていうかエリア11は日本です!
緑子: ならエリア88。
七雲: もう国ですらないでしょッ!
撃墜してアイダホのお母さんに遺品を送りますよッ!
緑子: だったらエリア51でMPに尋問されたい…。
七雲: あんたは矢追純一さんかよッ!
なんでエリアばっかなんだッ!
緑子: 七雲さん、口調が。
七雲: ……し失礼しました。
んっと何でしたっけ。
…そう。某国で原発事故があったという仮定の話です。
その時に日本は某国被災地の農産品を、
某国が安全を主張しているというただそれだけの理由で、
簡単に輸入できるものでしょうか。
また、某国農産品がもしスーパーに並んでいたら、
緑子ちゃんは買いますか?
緑子: 絶対買いませ~ん!
七雲: 残念ですがそうなりますよね。
緑子: イエス、マイロード!
七雲: 不要に元気出さなくていいです。
実際、チェルノブイリの時は日本もソ連産品を締め出しました。
仮に当時、ソビエト産の品がスーパーに並んでたらどうしますか?
緑子: 食べ物は買わないけど、トカレフなら買うかも。
七雲: そんなもの、いつどんな時代でも買っちゃダメですから!
……前回も言いましたが、被曝は蓄積です。
微量であれ放射性物質を含む可能性のある食品が、
国内でも国外でも忌避されるのは当然の話です。
「風評被害」ではなく 「原発事故の実害」、
「安全食品」というより 「低濃度の汚染食品」と表現したほうが、
より現実に近いでしょう。
「安全」や「風評」という見栄えの良いシールを貼っても、
現実は安全にすり替わるわけではありません。
まず、害は害としてハッキリ認識すること。
つらいでしょうがそれをキチンと認めることが、
被害を少しでも減らす第一歩になるんだと思いますよ。
緑子: 「健康食品」を食べても さして健康にならん、みたいなもん?
七雲: …う~ん。
それとは違うんですが、考えてみると、
我が国ではそんな事例ばっかりですねぇ。
言語的修飾で物事の本質を糊塗し、楽だが実のない気休めに酔う。
緑子: センセイ、漢字が多過ぎて鼻につきま~す!
七雲: ま、要するに言霊の国、ってことですよ。
緑子: げんれいのくに?
七雲: こ・と・だ・ま、です。 続きます!
緑子: キャンペーン画像だじょ!
七雲: おすましさんですね。


