対談11『8割を占める付和雷同派がなぜ罪なのか』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談11 『8割を占める付和雷同派がなぜ罪なのか』
七雲: 日本人の8割を占める付和雷同派がなぜ罪なのか。
翼: 言っとくが、「不和」じゃなくて「付和」だからな。間違えんなよ。
七雲: はい、すみません。
変換に頼る と間違うことも多いですよね。
緑子: いいから続き。
七雲: はい。
その理由は端的に言って2つあります。
1つは、彼らの存在によって、
日本の針路変更が理論上不可能に
なるからです。
翼: ずっと前に本編でもそんな事言ってたな。
もうちょっと具体的に説明しろ。
七雲: はい。
今回の原発事故で言えば、続きになりますが、
信念を持った賛成派と反対派は非常に少なくて、
どちらも1割以下なんじゃないか?という分析でした。
もし彼らだけで決をとったなら、
もしかしたらもう反対派の数のが多いのかもしれません。
緑子: まあ、さすがに事態がここまで来ると、
絶対安全絶対必要という御用学者は
テレビにも出れなくなってきてるしのぅ。
たしかに実際には反対派のが優勢なのかもしらん。
七雲: ところが、付和雷同の8割がそれを簡単に覆します。
彼らの大部分が、大挙して賛成票を投じてしまうからです。
その際に付和雷同派は、個別の国策が正しいか正しくないかを吟味しません。
したがって、我が国では、その内容に関わらず、
常に国策は承認されることになるのです。
つまり、国が自ら変更を言い出さない限り、
進路変更を下から成し遂げるのは、理屈の上では不可能です。
緑子: 一言で言えば、民主主義が機能してないってことじゃよ。
翼: おいちょっと待て。
もし今世論調査したら、脱原発もそこそこの
パーセンテージ行くんじゃねぇか?
1割ってこたぁ無ぇだろ。
緑子: それはのぅ、政府や大マスコミの中にも、
そろそろ脱原発の声が挙がり始めているからじゃよ。
付和雷同派はそれに雷同してるだけであって、
自分の頭で考えるように成長したわけではないよ。
七雲: ああ、また問題発言を。
お願いしますよ、これ以上逆風になるのは勘弁です。
緑子: すまんすまん。
ただ、事故直後のように、
政府もマスコミも全て「事故は大したことなく原発は絶対必要」一色だったら、
雷同派には たった一人ででも 声を挙げる勇気はあったかな?
七雲: 反対派はその頃から、ちゃぁんと反対意見を言ってきてますからね。
当時は賛成派にはもちろん、雷同派にまで「煽りすぎ」と叩かれながら。
翼: 今だって両方から叩かれてんだろ。
緑子: 政府…つまり国策や、マスコミの論調が変わってきたのは、
事故の全貌が明らかになってきたせいもあるが、
反対派が孤立無援の中、積極的に発言し続けた事が非常に大きい。
雷同派はただ黙って見てただけで、何の役にも立っとらんよ。
七雲: ああもう…。 また敵を増やすようなことを…。
でもたしかに戦前のように、
反対派の存在そのものが根絶やしにされた状態だったら、
国策の変更は仮にこの程度のものでも不可能だったでしょうね。
緑子: 戦前を見ればわかるが、日本人の付和雷同が恐ろしいのは、
自らの命を犠牲にしてでも雷同したがることじゃよ。
翼: そうだよ。 それが俺ら日本人の心意気だからな。
神風に自分がなるのも、息子に神風たれと言うのも、
日本人の美意識の究極の現れなんだよ。
だいたいお前らは個を重んじ過ぎるんだよ。
悪しき戦後教育が生み出した日本人のバグだな。
戦前にはそんなヤツぁまずいなかった。
七雲: え…でも、でもですよ?
終戦の瞬間、「ギブミーチョコレート♪」に変身するわけですよね?
究極の心意気とか言ってるわりには、
捨てるのもえらく簡単ですよね?
翼: おう。 なんつーか…柔軟な大和民族のしぶとさ、かな。 凄ぇだろ。
緑子: オイオイ、ただ何の信念もなく
その場その場で上の言う事を鵜呑み にしてるだけじゃねーか。
言ってて恥ずかしくねーのかよ。
しかも自分の子供の命すら投げ出して。
翼: だからそれが美つってんだろ。
黙ってろよ売国奴が。
緑子: そんなに美が好きなら、
アフガンやイラクのようにゲリラになってでも美とやらを貫かんか! この腰巾着!
七雲: あああっ。もう2人ともイエロー出てるんですからね。
喧嘩はダメですよ。
長くなってきたので、次回に続きます!
翼: しっかし このシリーズは全然前に進まねぇなあ。
緑子: こんなの面白いのか?
七雲: さあ…。私には何とも…。
対談10『火中の栗を反対派が拾ってくれるも良し』
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対談10 『火中の栗を反対派が拾ってくれるも良し』
七雲: あのぉ…話は少しズレるんですけど。
翼: あんだよ。言ってみな。
緑子: 貴様、お上にはペコペコするくせに庶民には態度デカいな。
まったく、日本人の男は内弁慶ばっかりじゃ。
翼: ああっ? てめーこそ女のくせにチョロチョロ政治に口出しやがって。
玄関で三つ指ついて出迎えてりゃいーんだよ。
七雲: ピピーッ! 喧嘩禁止!
二人ともイエローカード1枚づつです!
2枚累積したら退場させますからね?
いいですか!
緑子: ……むう。
翼: ……おお。
七雲: …ええっと。何言いたいんだっけな。…そう。
…この後に及んでも「原発は安全で必要」と心の底から信じてる人って、
どのくらいの割合でいらっしゃるんでしょうか?
そういう方は、政府や国策がどっちに転ぼうが、
信念は変わらないはずだと思うんですよ。
もし仮に日本が完全に原発依存から脱却しても、
ひたすら原子力の優位性を説き続けるはずですよね?
緑子: うむ。
つまり反体制に廻って最後の一人になっても
原発必要を叫び続けられるような、
そういう理念に殉じられる人間がどのくらいいるか?
という質問じゃな。
七雲: そうです。 言わば、真の賛成派の数です。
緑子: 数えたことないんでわからんが…
まあ…1割もおらんじゃろ。
終戦後、ゲリラ戦に身を投じた日本兵が極少数だったことを考えても、
理念に生きる日本人は…稀じゃよ。
な、翼。殉死なんてほとんど皆無じゃったもんな?
翼: …ちっ。ぅるせぇなぁ。
たしかに当時の陸相とか以外は、予想外に殉死が少なかったのは事実だよ。
七雲: …続けます。
一方、脱原発のほうは最初から反体制の少数派なわけですから、
不和雷同の賛成派と違って、ある意味筋金入り です。
ほぼ全員に覚悟と信念がある、と言っても過言ではないかもしれません。
緑子: あははは。
覚悟がなかったらこんな馬鹿な真似はしとらんよ。
勇気を出して脱原発を言ったって、
白い目で見られるは左遷されるわ原発減らないわ、
いいことなんか一つもない。
旗色を不鮮明にして何も言わず、
火中の栗を反対派が拾ってくれるも良し、
拾えずに勝手に討ち死にするもまた良し。
そうやって沈黙の集団から抜け出さず、決して目立たず、
ただ座して結果を待ってるのが
ここ日の本では一番お得な処世術なんじゃから。
七雲: ああ…もう。そうやって相手の傷口をえぐるような物言いは
できるだけ控えてくれませんか。
緑子: すまんすまん。特定の誰かを攻撃するつもりはないんじゃが、
脛に傷があると自分だと錯覚してしまうヤツもいないとは限らんしの。
んで、話は戻るが、真の賛成派は1割以下じゃが、
対する反対派もまた1割以下ってとこが妥当じゃないか。
七雲: そうですね。
「いいモノはいい、悪いモノは悪い」と
誰が相手でもキチンと意見を言える人間は、
少なくとも半数以上はいるだろうと、原発事故前は思っていたのですが。
蓋を開けてみると意外に少なくて…。
緑子: ネットだと10人20人に一人くらいの割合じゃな、
反対でも賛成でもハッキリ表明しているのは。
意見を表明できる人数は、リアルのがはるかに多いくらいじゃ。
七雲: で、そうなるとですね。
このブログの勝手な分析では、我が日本の現状は、
筋金入りの賛成派は1割以下、反対派も1割以下、
残り8割以上が付和雷同の模様眺め、
という事になりますよね。
緑子: ちょっと極端な決め付けじゃがの。
不和雷同派は大部分が原発の容認黙認に流れるから、
原発賛成陣営は見かけ上膨大な数になろうが、実態はそんなもんじゃろ。
全員が全員、真剣に原発推進と思っているわけでは全くないよ。
七雲: ですよね。
…あ、それから!
一応言っておきますね。
もしも「異議あり!」と思ったら、
ご自身のサイトでどうぞ好きなだけ自論を展開してください。
こちらに文句をつける必要はありません。
緑子: そうそう。頼むぞ?マジに。
七雲: 表面にはあえて出してませんが、結構いろいろ大変なんですから。
緑子: 要望があれば、そういうドロドロもいつかハンドルネーム入りで公表して…
七雲: もう! ストップ!
それはとりあえず置いといて!
翼: オイ。そんな事どーでもいいから早く先に進めろよ。
七雲: はいはいはい。進めます。
それで、皆様はもうとっくにお気づきかと思いますが、
このブログはその最大多数を占める中間の模様眺め派を、
最も批判の槍玉に挙げています。
そこが非常に変わっている点と言えます。
緑子: 普通は各々1割以下の賛成派と反対派が、
相手の言い分を直接攻撃しあうものじゃからな。
模様眺め派は賛成陣営からは重宝されるが重視もされず、
反対陣営からは小馬鹿にされるが敵視もされない。
つまりどっちの陣営からも立ち木同然に扱われることが多い。
七雲: それでは、なぜ模様眺めがいけないのでしょうか?
翼: おう。そうだよ。何がいけねーんだよ。
自分の意見はどうあれ、皆と同じ方向を向いて同じ意見を言う。
個を捨てて全を取る。 和をもって尊しとす。
日本人最大の美徳だろが。
何が悪いのかキチンと説明しろ。
緑子: ピピー。 ハーフタイムで~す。
七雲: 理由は次回にじっくりと!
対談9『数千人と100万人以上、差が極端すぎて』
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対談9 『数千人と100万人以上、差が極端すぎて』
七雲: 前回の続きです。
原発の推進理由の一つ一つに対応する、原発の反対理由です。
緑子: ちゃんと聞いてるかPSRY。
おいPSRY。…パーシーリー?
ヘイボーイ聞イテマスカァ?
翼: チッ。なんだかわかんねぇよ。
だいたい略してるのに長くなってどぉすんだ。
脱原の言うこたぁホントわかんね。
緑子: わからんだと?
わからんのは言ってる内容がコロコロ変わる
貴様ら思考停止どもの脳みそじゃ。
放射性廃棄物でも詰まっとるのか。
翼: 俺らが思考停止ならてめーらは集団ヒステリーだろ。
ストレスため過ぎてガンにならないよう気をつけな。
七雲: ああもうっ!喧嘩はやめて下さい!
続き、行きますよ。12番目からです
12)事故後の見直しで全ての原発の安全性は再確認できたから。
大嘘。 ギネス級のスーパー堤防 (結局それもダメだったが) を
全原発に築堤したというのならともかく、2ヶ月では事実上何も変わっていない。
耐震設備の再施工だけでも何年もかかる大作業だ。
「国が安全を保証する」と大見得を切った経産大臣は失笑モノ。
13)自動車事故を理由に自動車をなくせないように、人間に事故はつきものだから。
嘘というか、もはやただの言いがかり(笑)
自動車事故は放射能を何百キロも飛ばしたりしない。
火力発電も水力発電も風力だって、事故や犠牲者はつきものだが、
事故が起きると全く無関係の何十キロ圏内の人々に被害を及ぼすのは原発だけである。
こんな屁理屈を持ち出すのは知性が足りない証拠。
14)食品も大気も土壌も検査しており安全だから。
嘘。だいたいロクに検査してない。
野菜は洗って、魚は内臓をとってからというザル検査ぶり。
キチンと検査しようとする強い意思が、まず指導するべき行政からして欠けている。
そのため事故以降、汚染牛みたいな「やっぱり危険だったww」問題が繰り返し起きている。
15)もし基準値を超える放射性物質を取り入れたって、おおむね安全だから。
嘘。 ほかがオールクリーンで、該当牛肉を一日一食とるだけなら、
あるいはそうかもしれない。
だが日夜、これから下手すると何十年も、空気・土壌・雨・飲料水・食物などから
放射性物質を取り込み続けなくてはならない我々にとっては、
少しでも摂取は少ないほうがいいに決まっている。
何度も言うが、放射能被害は蓄積である。
この先どういう経路で蓄積されるかわからないのに、
安易に大丈夫などと言うべきではない。
16)100ミリシーベルトに達しても、ガンがちょっと増える程度だから。
不明。 チェルノブイリでも、子供の甲状腺ガンが少々(!)で済んだ説と
大人にまで甚大な被害が出ている説が拮抗して、真実がハッキリしない。
数千人(それでも充分な数だが)と100万人以上、
両者の差があまりにも極端すぎて部外者には判別が難しい。
どこの国にも言えることだが、
原発事故では国家の側が被害を実態より少なく見せようとするので、
どうしても数値が曖昧になる。
幸か不幸か日本では近い将来我が身をもって
その事実を解明することになる。
この恐ろしさがみんなわかってるのかな?
17)250ミリシーベルトでも、喫煙やメタボの害と大差ないから。
不明。 もしそう思うなら浴びてみればいい。
つーか福島第一原発に行って作業してこい。
もちろん乳幼児はタバコも肥満も関係ないから、危険は純増することになる。
18)これ以上避難民が増えても受け入れ先がないから。
嘘。バチカン市国じゃあるまいし、避難先なんていくらでもある。
ソマリアではないのだから、それを支える予算だって
無意味な補助金を無くせば潤沢過ぎるほどある。
予算や受け入れ先から逆算して避難民の数を決めるなんて本末転倒。
国民の命より役所の都合のほうを優先しているとしか思えない。
19)放射能の害を強調し過ぎると、農家が風評被害を受けるから。
大嘘。 「風評被害」という言い方に嘘があり、これは低濃度放射線汚染の実害である。
補償額をケチろう とするから、消費者も危険だし生産者も困惑する。
実害は東電もしくは政府が全額補償すべきで、そうすれば農家は被害を受けない。
また、ボーダーライン付近で適当に大甘に線引きするから、
結果的に放射能が皆無に等しい産物までが「真の風評被害」を受けることになる。
20)外で自由に遊べないと子供たちにストレスがたまるから。
本当。だが外で自由に遊べない環境をまずどうにかするのが先決。
ストレスと甲状腺ガン、どっちを避けるべきかは本人たちが選択する問題だが、
もし仮に目先のストレスのが可哀相だと言う親がいたとしても、
他の親子にそれを強制する権利は全く無い。
21)声高に反対ばかり叫んでも、今頑張ってる人たちの足を引っ張るばかりだから。
大嘘。今「頑張ってる」のが間違った方向への努力と思ったら、
それに反対するのは民主主義の当然の権利である。
むしろ「声高に賛成ばかり」叫んでるほうが、
今回に関してはよっぽど事態を悪化させている。
「反対すんな」「煽るな」 「批判するな」「文句言うな」
そういう短絡意見が事故直後殺到したせいで、
モニタリングも食品検査も全て骨抜き になり、
結果として汚染牛のような問題が起きている事を忘れてはならない。
22)反対派のデモや言葉使いが気に入らないから。
嘘、というか言い訳。
言葉使いやデモが気に入らないなら、自分なりの方法で反対を訴えれば良いだけのこと。
反対が嫌なら、堂々と原発賛成と言えば良い。
賛成でも反対でもなく、怖いから本当の意見を言えません、というならそう言えば良い。
どちらにしろ、何も言えないのを反対派のせいにするお門違い。
23)とにかく、原発は難しい問題で簡単に結論は出ないから。
大嘘。 政府の結論も反対派の結論もすでに簡単に出ている。
問題はあなたがその どちらを支持するか、ということ。
難しいとかわからないとか言って回答をうやむやにするのは、
責任から逃れようとしているのだろうが、
今回の場合は黙認は賛成票と事実上同義であり、
将来子供にガンが頻発した場合、積極推進派と同等の責任を免れることはできない。
もちろん全く何もなかった場合は、
逆に反対派が無用な扇動者の汚名をかぶるべき。
いい年をした大人は直面する問題がどんなに難しかろうが、
きちんと考えて意見を述べ、その結果にちゃんと責任を持つべきである。
事はあなたやあなたの家族の将来に関わる重大な問題なのだから。
緑子: …ふう。
どうだ翼、ぐうのネも出まい。
翼: ああん? べっつにぃ~。何とも思いましぇ~ん。
だから言ったろ? 俺らをいくら説得しても無駄なんだよ。
国がそう言わねー限りはな。
てめーらがいくら声を枯らしても意味ねーんだ。
緑子: それで、国が「原発やめた」と言えば
一も二もなくそれに従うのか。
翼: そぉ~だぁ~よぉ~。
てめーらの努力は無駄無駄。
下から何か動かそう ってのが土台無理なんだよ。この国ではな。
緑子: き、貴様ぁ…
七雲: 続きます!
あ、それから、今晩NHKスペシャルで飯館村のレポートやりますよ。
天下のNHK様の番組ですから、権威あるものにしか従わない人にもお勧めです。
緑子: 七雲も対談だとシニカルじゃのう。
対談8『この夏すぐにでも全停止が可能だ』
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対談8 『この夏すぐにでも全停止が可能だ』
緑子: 私がKYなら貴様などただの国家のPSRYではないか。
翼: あんだよPSRYって。
緑子: パシリ、じゃ。 国家のパシリ。
お国が白と言えばカラスも白?
この21世紀の経済大国で、まるで江戸時代の農民みたいな物言い。
貴様恥ずかしくないのか? 使い走り、腰巾着めが。
いいか腰巾着、
前々回言った貴様の勝手な推進理由に、
今度はこっちが勝手に反対理由を言うぞ。
七雲: あ、その前に!
調べるのが面倒なので、推進・反対とも具体的な引用元は載せてません。
知りたい人はご自分でネットで検索して下さいね!
このブログの管理人が
勝手に一人で言い出したことは一つもありません。
必ずどっかに出典がありますから。
緑子: 行くぞ、腰巾着。
翼: 来い、非国民。
1)原発止めたら大停電になり大変なことになるから。
嘘。猛暑の7月にこれだけ原発が稼動停止してても大停電になってない。
そもそも火力と水力の合計発電量を
最大電気使用量が超えたことは過去何十年間一度もない。(事実)
脱原発陣営では、この夏すぐにでも全停止が可能だと考えている。
2)日本の経済に大混乱と悪影響を与えるから。
大嘘。原発が無かったからではなく「あったから」、
今こんな未曽有の大混乱になっている。
国内の農漁業はもちろん、輸出や日本観光の停滞はすべて原発のせい。
3)原発補助金に依存する過疎地が不況になるから。
やや本当。だが補助金で不要不急なハコモノを作るのが、
日本全体にとってまたその立地にとって、真に豊かで理想的なことなのか?
原発の補助金がなくても立派に生きていけることは、
100倍以上の数ある他の過疎自治体が充分に証明している。
4)原発従事者の雇用が守れないから。
嘘。今すぐ停止しても廃炉まで何十年も仕事はある。
それに、他地域の無関係な人の生命健康を犠牲にしてまで、
雇用という個人的事情は守られるべきなのか?
そういう根源的な疑問に納得のいく答えは出せていない。
雇用というのは世の中の9割以上の人がそうしているように、
自分でなんとかするのが大原則であろう。
5)二酸化炭素を出さず地球に優しいから。
嘘。水力や太陽光など二酸化炭素を出さない方法は他にいくらでもある。
原発は放射性廃棄物や熱水の排出など、環境を破壊する度合いはむしろ強い。
地球に優しくないのは今の福島を見れば明白だ。
6)資源のない日本が生き残る唯一の道だから。
大嘘。自国で産出しないのは石油だけでなくウランも同様(笑)
ほとんどの国では資源など乏しいが、すべてちゃんと生き残っている。
ちなみに原発に依存しているくせに
日本の電気料金は世界的に見て割高と、まさに踏んだり蹴ったり。
7)自然エネルギーはまだまだ割高で不安定だから。
嘘。もはや世界的にはコストは原子力を下回っている。
更に放射性廃棄物処理や立地への莫大な補助金、それに今回の事故補償は
故意に原発のコストから除外されている。
つまり、原発があると電気料金は今のままかもしれないが、
税金が値上げされることになる。
8)日本は原発止めてもドイツのように電力をフランスから買えないから。
大嘘。ドイツとフランスは季節的に交互に電力を融通しあっており、
年間を通せばむしろドイツの輸出量のが多い。(事実)
原発大国フランスが一方的に自然エネルギーのドイツを助けてるような報道は、
悪意で事実を捻じ曲げていると言われても仕方がない。
9)事故は1000年に一度の想定外の大地震によるものだから。
嘘。世界新記録の震度ではなく、充分想定の範囲内だったはず。
そもそも揺れが大きかったのは宮城であって福島ではない。
まさしく我田引水の言い訳。
10)同時に想定外の巨大津波が押し寄せて来たから。
たぶん嘘。東電はハッキリ言ってないが、津波ではなく既に地震で損傷してたらしい。
また、チリ地震級の津波が来ると危険だということは事前に何度も指摘されていたが、
東電はすべて無視してきた。想定外というのは大嘘。
だいたい、世界一の地震と津波が来ても大丈夫なように
作っておくのが大前提ではないのか!(笑)
実際、電力会社は何が来ても絶対大丈夫と繰り返し住民を説得してきた。
それが根拠のないものだった、というだけでも万死に値する。
11)それでも福島第一原発は順調に収束に向かっているから。
恐ろしいことに今現在も空中・地中・海中へ放射性物質は漏れ続けている。
収束というのはそれが完全に出なくなること。
発生から4ヶ月も経つのに、放出が止まっていないというのは、
日本人はもう麻痺しているが世界史上最悪の事態。
しかも記録は絶賛更新中。
順調とかマジ顔で言ったら世界中の笑い者だ。
翼: 長ぇなぁ~。まだあんのかよ。
緑子: 貴様が20個以上挙げたんじゃろが。
七雲: あんまり長いので次回へ続きます!
翼: こんなん面白ぇんかなぁ~。
緑子: 貴様のせいだろ!
言いっ放しは許さんからな!
対談7『桜の花のように一斉に咲いて一斉に散る』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談7 『桜の花のように一斉に咲いて一斉に散る』
緑子: ちょっと待て翼。
では貴様はさっき挙げた推進理由を、
本気で信じてるわけではないんじゃな?
翼: たりめーだろ。
この期に及んで安全なんて誰が信じるかよ。
ニュース見りゃわかんだろ。バカにすんな。
七雲: ちょちょちょちょっと待ってください。
それでは、右田君は原発は充分危険だと承知したうえで、
政府の安全論を支持し、自らも被曝し続けている、
そういうことですか?
翼: おう。 よくわかったな。
七雲: そんな…。
それで命は惜しくないんですか?
危険だってわかってるんですよね?
翼: ガンの確率が1%か2%増えるだけだろ?
平気だよ、へーき。
そんなリスクより、多くの日本人にとっては
村八分になるダメージのがよっぽどデケぇんだよ。
緑子: 貴様…。
どこまで集団に殉じる気じゃ。
翼: あああん?
そこがてめーら非国民と天と地ほど違うトコなんだなぁ。
いいか、よく聞けよ。
俺たち日本人はなぁ、みんなで一緒に死ぬ のは怖くねーんだよ。
桜の花みてーにパァッと一斉に咲いて、パアアァァァッと一斉に散る。
それが美しいんだよ。 わかるか?
七雲: ………。
翼: その覚悟に水を注す奴らァ、正直 目障り でしょーがねェ。
これが戦時だったらてめーらサヨクどもは
最前線に投入されて一瞬で全滅だ。
生きて文句が言えるだけありがてぇと思え。
緑子: …ううむ。
政府に異を唱えるだけで左翼呼ばわりか。
七雲: でも…こうあらためて聞かされると、
極論は極論なりに一本スジが通っている気もして、
ちょっと絶句しますね。
まるで狂人の書いた推理小説と言うか…。
緑子: 夢野久作「ドグラマグラ」じゃな。
翼: おい。狂ってるのはそっちのほうだろ。
てめーらは良かれと思って脱原発とやらを唱えてるんだろ?
七雲: もちろんです。
自分一人の利益のためでなく、推進派の人の命まで思いやって、
反対の声をあげてるんですよ。
翼: はッ。バカくせぇ。
世のため人のためってか。
それで、どうなったんだよ?
七雲: …どう…とは?
翼: それで感謝されたんか、って聞いてるんだよ!
結局のところ、てめーらは上からは顰蹙を買い、
命を守ってやろうとした仲間からはむしろ邪魔者扱い。
違うか? いいこと一つもねぇじゃねーか。
七雲: う…。
翼: ほぅれ見ろ。
お上に逆らって正論吐いたって
あなたの安全も守ってますよって恩を売ったって、
ウゼぇだけなんだよ!
俺らにはすでに死線を越えたとこにいるんだからな。
七雲: え。ちょっと待ってくださいよ。
さっきから死ぬ死ぬって、
みんな今でも表面的には安心安全って言ってますよね?
翼: ああ。
お国がそう言っているからな。
わざわざ違うこと言って波風立てるのも野暮ってもんだ。
七雲: そんな…。
翼: オイ、俺らをあんまバカにすんなよ?
俺らは全部わかってて、その上であえて黙ってんだよ。
その荘厳で粛々とした雰囲気を、
てめーらがガチャガチャ全部ブチ壊しにしてんだよッ!
ちったぁ空気読めってんだよ。
KYどころか、全然空気読めねぇのZZKYじゃねぇか。
緑子: KYて(苦笑
七雲: つ…続きます。





