対談20『自分一人だけ助かろうというのか』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談20 『自分一人だけ助かろうというのか』
七雲: 皆さんお久しぶりです。
緑子: みんな~ッ! 元気で食べて応援してたかなッ?
七雲: ……(無視して) 本題です。
しばらく前の話になりますが、
小倉智昭キャスターが番組中で、
給食を拒否する弁当持参の生徒について、
「一人だけ助かろうなんてイジメにあってもしかたない」
という趣旨の発言をしたと聞きました。
緑子: ちなみにソースは自分で確認してねッ!
七雲: その…不自然なハイテンションはやめてください。
さて、戻りますが、
テレビでそんな趣旨の発言があったのは、
たぶん確かなんでしょう。
事の細かい真偽は問いません。
問題はこの手のセリフが、
避難したり食に気をつけてる人に向かって、
事故以来再三投げかけられてきた言葉だ、ということです。
オヅラさん以外にも、何度か耳にしたことがあります。
今回はこの、「一人だけ助かろうというのか」
という決まり文句を考察してみたいと思います。
翼: バーカ。
日本では
「一人も助からない」のが最も美しいんだよ。
七雲: え。
緑子: なんだ翼。
いたのか。
貴様の意見は聞いてないぞ。
翼: いーから俺にも言わせろよ。
表現の自由を尊重しろよな。
七雲: う~ん。いつも熱心に義務ばかり説いている、
右田クンの口から意外な言葉ですね。
緑子: フン。
散々批判は許さねぇとか言ってたくせに勝手なもんよの。
七雲: まあでも確かに、その意見がいかに暴論であれ、
民主主義では表現する自由が保障されています。
逆に言えば、
それが仮に唯一正しい意見だとしても、
その意見一つしか存在を許されないのは
民主国家ではありません。
ちょっと難しい物言いでしたか?
緑子: よし。 それならレナ、私はあなたを許す。
翼: ああ? なんだよ突然。
いいのか許して。
つかレナじゃねーよ。
緑子: 嘘だッ!
翼: うわ。字でけーよ。
七雲: ひぐらしですか。
緑子: 続くのかな? かな?
翼: あの、どーでもいいけど俺の画像だけショボくね?
七雲: 続きます!
緑子: 続くのでございますのよ。
翼: だから人の話を聞け!
対談19『工事現場のスローガンはかく語りき』
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対談19 『工事現場のスローガンはかく語りき』
緑子: 前回は七雲だったので今回は私のイラストじゃ。
七雲: 工事現場のスローガン???
緑子: よく見かけるヤツじゃよ。ほれ。
七雲: なるほど~。
効率第一、雇用第一、景気第一、
そんな工事現場の看板は無いですもんね。
原点を見失うな、ってことですね。
緑子: CoCo壱番でも中華一番でもサッポロ一番でもないぞ?
七雲: わかってます。
第一が一番に変わってますけど。
緑子: カステラ一番でもない。
七雲: だからわかってますって。
カステラ1番電話は2番♪ は地域限定かもしれませんよ。
ていうか食べ物系ばかりですね。
緑子: 食い気より色気のかたは、次を見てくれ。
七雲: 色気?
七雲: 色気ねぇ。
しかし他人の画像って、不要に大きく感じますね。
緑子: 失礼な。 七雲と同じサイズじゃ。
それよりこの微笑を見よ。
笑顔第一じゃ。
命より大事なモンなんてこの世にないんじゃよ。
七雲: 普段全然笑わないくせに。
緑子: ツンデレじゃし。
七雲: 初耳ですよ。
対談18『ソースソースとうるさいよ』
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対談18 『ソースソースとうるさいよ』
七雲: 久しぶりに管理人が絵らしきものを描いてみたそうです。
緑子: このタイトルは何じゃ。
七雲: 「ソースがないソースがない」という、
テンプレートな物言いへの答えだそうです。
緑子: ?
……とにかく絵を見てみようか。
緑子: …ええっとなんだ。
これで終わりなのか? 説明はこれだけか?
七雲: はい。わかる人にはわかるし、
わからない人が無理にわかる必要もありません。
今まで説明がくどかったので、今回はシンプルに。
緑子: まあ…シンプルなのもいいんだが、
なんだか意味がわかったような、わからんような。
七雲: これだけじゃ何なんで、フルカラーバージョンもオマケです。
緑子: でかっ。 しかも貴様ばっかじゃないか。
七雲: ええ。そもそも主役は私ですし。
緑子: 苗字がオザワというのもほとんど知られてないのう。
七雲: おざわなぐも、という名前も、わかる人にはわかる命名になってます。
緑子: これも説明はないのか。
七雲: はい。どうせ教えても 「ああ? …ふううん」
という気の無い返事が返ってくるのが目に見えてるんで。
緑子: どれどれ、私にだけでいいから教えてみい。
七雲: (耳うちして)………。
緑子: ………。
七雲: 感想は。
緑子: ああ? …ふううん。
七雲: ほらやっぱり。
対談17『世の中は良くするのは実はとても簡単』
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対談17 『世の中は良くするのは実はとても簡単』
七雲: ようやく最後の回になりました。
今までのまとめです。
端的に要約すると 尚一層キツ言い方になりますので、覚悟してくださいネ。
緑子: 受け止めきれんタイプは、
テレビのバラエティでも見ててくれ。
七雲: 繰り返しになりますが、付和雷同の皆さんがダメな3つの理由です。
① 推定8割を占める雷同派が常に国策の側につくことにより、
方針転換が事実上不可能になること。
② どちらが正しいかを考慮せず必ず国策側につくので、
結果的に正しいかもしれない反対意見を無条件に抹殺してしまいがちなこと。
③ 国策に盲従するだけなので、仮に間違っていても自己責任を感じることがなく、
何度でも同じミスを繰り返してしまうこと。
緑子: この3つの悪癖が最も顕著に現れたのが、
第二次世界大戦の時じゃった。
七雲: はい。
今回の原発事故と反応が酷似している気がします。
①②③を、その2つの事例に
具体的に当てはめてみますね。
① 戦死者餓死者焼死者を膨大に出しながら、
玉音放送の瞬間まで軍国主義万歳と唱え続けた。
(何十万単位の避難民や、今後場合によっては被爆者までも出しながら、
国がいつかサジを投げる日まで原発容認を追従し続ける)
② 今思えば理屈にかなった発言をしていた反戦の平和主義者たちを、
非国民という汚名のもとに見殺しにした。
(次々と危惧や言い分が実現する脱原発派を、反射的に憎悪する)
③ 緒戦の楽勝ムードから最後は連戦連敗全滅玉砕になりながら、
敗戦までほとんど戦略戦術を変えようとしなかった。
(ほとんど問題ないレベルから、チェルノブイリ並みのレベル7に悪化しても、
全く無反省に その都度現状を肯定し続ける)
…私が言いたかったことは以上です。
緑子: お。 もう終りか?
しっかし今回はずいぶんと長かったのう。
七雲: はい。7月6日の「対談6」からの続きモノでしたからね。
2ヶ月以上、12回にも渡る連載でした。
メインターゲットは、普通は話題にもあまりのぼらない中間層でした。
「群集に埋もれているからといって、責任を免れるうるわけではない」
というテーマを是非理解していただきたかったので、説明が長くなりました。
緑子: 七雲の言うテーマとは、つまりこういうことじゃ。
「人目を気にし、言いたいことも言えず、
ビクビクと周りに合わせてるが、
実は冷酷非情な結果を招いている張本人なのだ」
七雲: ……。
う~ん。またずいぶんキツい言い方になりましたねぇ。
でも、まあ、…そうです。
この2ヶ月間何度も言ってるように、
真の賛成派などおそらくほんの1割以下。
彼らだけなら何の実行力もありません。
その、たった1割の人が支持するにすぎない施策を、
実際に具現化たらしめているのは、8割の付和雷同派の存在なのです。
緑子: たった一人のいじめっ子より、
見て見ぬフリの大勢のほうが罪が重い
ということか。
七雲: はい。少なくとも私はそう考えています。
異常者であるいじめっ子を根絶やしにすることは、現実には不可能です。
ですが、マトモな大勢がマトモに振る舞いさえすれば、
1割以下の思い通りには決してなりません。
世の中は良くするのは、実はとても簡単なことなのです。
緑子: むう。
…で、何か言いたいことはあるか、翼。
翼: …んあ? 別にねぇよ。
死を賭して集団に殉ずる、
この美しさがてめーらにはわかんねぇんだからな。
七雲: なんか、今の風潮だと右田君の意見のが支持されそうで、怖いですよね。
翼: そーいう世の中なんだよ。
日本はすごい。日本人は世界一優秀。
日本の施策は何一つ間違っちゃいない。
うまくいかないのは全部反対派と外国人のせい。
そーいうのが今後の日本の論調になることを、俺ぁ誓ってもいいぜ。
七雲: ……はぁ。
緑子: しっかし…コイツは反面教師、つまり悪い例として発言させてるんだが、
逆に受け取られかねん世の中じゃな。
七雲よ、次から翼を呼ぶのやめにせんか。
アイコンに赤ポチ入れたブログみたいで恥ずかしいわ。
七雲: そのへんは後でゆっくり考えるとして。
今回は続きません。
長々とありがとうございました!
翼: じゃあな!
次からは「ぶらり右田クン売国狩りの旅」が始まるぜ!
緑子: 始まるかぁッ!
http://ameblo.jp/junichiru/entry-10945140466.html
対談6『勇気を持って自分の頭で考える』
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対談16『どんな段階でも現段階は安全でそれ以上はデマ』
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対談16 『どんな段階でも現段階は安全でそれ以上はデマ』
七雲: 続きです。
今でもこんな意見をそこここで見聞きします。
「極微量の放射能汚染を大袈裟に騒ぎ立てる人がいてウザい。
別にこれくらいで死ぬことはない。 他の健康被害のがよほど深刻」
…意外に多いんじゃないですか? こういう人。
なるほど、一見すると正しい事を言ってるような気もします。
翼: 違うのか。
七雲: そういう人は汚染が全く発表されていない初期の段階でも、
おそらく同じ趣旨のことを言っていたハズなんです。
そして、将来万が一、死人が出始めても、
ご自身が死んでなければ、やはり同じことを言うのでしょう。
この人にとっては、1ベクレルだろうが500ベクレルだろうが、
レントゲン1回分だろうが常習喫煙と同レベルだろうが、
そんなことは目に入ってないんですよ。
つまり、どの時期にどれだけ放射能が検出されようと、
「現段階までは安全で、それ以上はデマ」なんです。
翼: ん~む。
ひでぇ言い方だが、あながちハズレてもいないかな。
我慢強いのが大和民族の真骨頂だからな。
緑子: まあ…よく言えば我慢強い、のかもな。
なにせ命を賭けた我慢大会じゃから。
七雲: 重要なのは、付和雷同派の皆さんが、
どの段階になろうが常に現時点を安全だと信じていることです。
言い換えると、何度裏切られても 政府見解を支持し続けるのはなぜなのか?
一度の失敗から全く何も学ぼうとしない理由は何なのか?
私なりに考えてみました。
緑子: 七雲にはそれがわかるのか?
七雲: わかりません。
私はそういう考え方をしないタイプの人間なので、
本当のところは不明です。
ただ、想像するとすれば、
要は
「従うだけで判断はしない」
という、
その精神構造に原因があるのではないでしょうか。
緑子: むう。 …わかりにくいな。もっと具体的に。
七雲: はい。 牛肉からセシウムが検出される以前に、
もしも自分自身の言葉で
「○○県の牛肉は安全だから検査は不要だ」と明言してしまったら、
何か検出された時に、釈明や反省や謝罪を求められますよね。
当然、その次に何か物言う時も、相当慎重にならざるをえません。
違いますか?
緑子: ああ。そうじゃな。
発言してしまえば、責任を伴うからな。
現に、事故直後にテレビでレントゲン1回説を披露してた科学者サマたちは、
今となっては公の場には出て来れんようじゃしの。
というか恥ずかしくて近所も歩けまいて。
七雲: 続きます。
ところが何事も「政府の言うとおり」と答えておけば、
仮に間違っていても悪いのは政府であって、
自分は責任から逃れることができるわけです。
前回からの繰り返しになりますが、
クレーマーさんたちが「デマ」と罵るだけで議論に深入りしないのも、
付和雷同派のかたたちが政府見解を自分の言葉で置き換えようとしないのも、
要は間違ってた時に自分を安全圏に置くための本能的な知恵なのでしょうね。
翼: …お前、センテンス長すぎ。もっと簡潔に言え。
緑子: …つーまーりだ。
自分の頭で考えないからこそ、
同じミスを何度繰り返しても恥じない。
そういう事じゃよ。
七雲: はい。これが雷同派がダメな理由の3つ目です。
本来なら事故直後に、放射能レントゲン1回説を唱えてた人、
唱えてなくても支持してた人、それ以上をデマと非難してたような人は、
現状がここまで悪化した以上、
さらに何か言う資格なんかないんですよ。
緑子: むううう。
確かに、牛肉セシウム検出以前に安全説を支持してた輩は、
その発言の責任を取る必要があろう。
つまり、キチンと謝罪するか、
謝罪したくないのならセシウムが安全値を超えてる牛肉も、
一人黙々と食う義務があろうて。
自分が非難攻撃してた脱原発派が血みどろで獲得した火中の栗を、
謝罪もせずにタダで手に入れようとは虫が良すぎる。
翼: あ~。 俺は別にその牛肉食ってもいいけど?
食うから、その安全値超えた牛肉、ここに持って来てよ。
七雲: それは…たぶん無理でしょうね。
緑子: 無理だってわかってるから、こいつらはいつも強気なんじゃよ。
七雲: 続きます!









