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厚生労働省元局長、村木さん無罪

障害者団体割引制度を悪用した郵便不正事件で、偽証明書の作成を部下に指示したとして逮捕された村木さんが、大阪地裁の判決で無罪となりました。

村木さんをプロップ・ステーションのナミねえも支援しているようで、記者会見場でハグする二人の姿が新聞に載っていました。

元部下の上村係長が逮捕される前後は、石井参議院議員の名前や村木局長の名がマスコミに踊っていました。

これまでも検察側の提出した供述調書は「信用性が不十分」と裁判所は指摘しており、無罪になるだろうと予測されていました。

裁判員制度にいまいち納得していない私でも、今回の裁判は明らかにこの制度を意識した裁判所の指揮だったと感じます。

「調書優先」から「口頭優先」とも言える大転換。

あらかじめ、見立て(すじがき)を描きそれに沿った証拠固め、供述調書作成。見立て意外の供述調書は作成しない。取り調べで供述した内容を記したメモは破棄する。どうしても圧倒的優位性を保った立場のなかでの供述の強要が生まれる気がします。

私は支持はしていませんが、鈴木宗男氏の最高裁上告棄却も似た構図と思えてなりません。当時、「ムネオハウス」とマスコミで騒がれていました。

この国の三権分立を信じている国民にとって「えん罪」はあってはなりません。「国策捜査」なるものがあるとしたら安心して生活など出来ません。

まあ、「見立て」はどこにでもありえることですよね。マスコミのみなさんの取材を受けているとき、筋書きどおりの言質を取るまで質問責めにあったりしますし!

本日は終了

午後の一番バッター武井議員は知事の進退問題には触れず!

つぎに鳥飼議員が登壇。進退や口蹄疫対策やら知事に強く意見。進退については、「私の関心は、どこに転身されるかではなく、本県の最大の課題である口蹄疫対策を今後とも先頭に立ってなされるのかという一点である。」と一蹴。知事は憮然とした態度だったようですが。

知事も連日の追求でお疲れだとお察し申し上げます。でも来週も続きます。

一般質問1日目午前終了 2択選択は不調 

押川議員と十屋議員が登壇。それぞれ知事の進退についても質問されましたが。

知事の答弁は、押川議員に対しては、「8/27の口蹄疫終息宣言からひと月は熟慮の時間が欲しいと考えていた。」と昨日と同じフレーズで。

十屋議員には、「地方の疲弊を止めるためには国の形、国家構造を変えないといけないと今回の口蹄疫でも強く感じた。中央集権化の打破を図らなければならない。」と発言され、また「口蹄疫の基金を1000億創設することが私に課せられた課題。」とも述べられて。

「昨日から3択・2択のどちらか(宮崎に残るのか,中央に帰るのか)を選べとの問だが、どの立場に立つのか、答えについてはしばらく待って欲しい。」とより突っ込んだ答えとはなりましたが、やっぱり煙に巻かれています。

X・dayは29日 Part2

昨夜、宮日のN記者と話した折、「X・dayは29日と書いてありましたが根拠はあるんですか?」との質問。

有力な根拠1
「議長から最終日ではだめだと申し入れがあったのでできるだけ前倒しで表明しようと考えている。」

有力な根拠2
昨夜の「なう」に書いていますが、昨日の水閒議員答弁で東国原知事は、「進退については口蹄疫終息宣言からひと月は考える時間が欲しい。」とさらっと言ってました。

CQ誌と週刊新潮

今朝の朝刊の週刊新潮9月16日号広告の『負けて冷や飯なら「都知事選」が見えてくる』「蓮舫」の見出しが気に掛かります。

まさにそのことをいま宮崎から注視しているわけですから!

東京では今日発売なんでしょう。宮崎は2日後ぐらいかな。

30年前、BINさんが20日発売のCQ誌が秋葉原だと18日に手にはいると電車を乗り継いで買いに行っていたことを思い出しました。

本当に宮崎は東京から遠いですね。知事の苦労も分かります。(笑)

それにしても、記事の内容が気になるなあ。

ポスト東国原

地元紙の宮日朝刊に「ポスト東国原」擁立の動きも既に出ているとあります。私は知りませんが。

昨日の代表質問で、「次期知事選に知事が出る出ないで立候補者が変わってくる。」と早期の態度表明を迫る黒木議員の追及に東国原知事は、「私が出る出ないで立候補を変えるような政治家、候補者はいかがなものか!」と強く反論していました。

でも、知事の「熟慮中」の理由はなんでしょうか。

武井議員もTwitterで「今日の新聞など見ますと東国原知事は都知事との模様眺めをしているとの印象の報道ですが、宮崎県知事と東京都知事を天秤にかけているようなことはありません。勝つから出る、勝たないからでない、ということであれば、宮崎県知事にだってそもそも出なかったはずです。」とフォローしていますが、ほんとうにそうかな。

私はやっぱり、「せぶみ」=情勢分析しているんじゃないかと勘ぐってしまいます。だとしたら?

宮日のN記者の今日の記事内容と同意見です。

代表質問が終了

「なう」にも書きましたが、代表質問2日目終了。


知事進退問題について、水閒議員に対しての知事の答えは、「まだ熟慮中です。県民のみなさまにはご心配をかけますがしばらく考える時間をいただきい。県議会で近いうちに表明したい。」と昨日と同じフレーズの回答。


外山議員にいたっては、「やりとりの中で2期目立候補と理解しました。」と勝手な理解も!

公明党の河野議員は、「大人ですから直接は聞きません。」と直接は尋ねず。


今日も消化不良の様子です、

まあ、今日はこれで終わりましたが、明日からの一般質問でもほとんどの議員が「知事の政治姿勢」を通告していますからまだまだ議会の追求は続きます。

でも、知事の進退問題だけが注目され、肝心な口蹄疫対策が飛んでいきそうで心配ではあります。


再度、私のスタンスを。

知事の進退については、本人の意思を大事にしたい。

口蹄疫レポートが社民党のホームページにリンク

週末の学習会の講師としてお出でいただいた社民党全国連合の政審事務局長の横田さんが、「満行さんの口蹄疫レポートをホームページで紹介しています。」と言われて、初めて気づきました。

まあ、トップページに紹介されています。
「口蹄疫問題」のバナーまで。

政策>口蹄疫問題現地からのリポート にある知事要請文・申し入れ書も私が起草したもの。

福島党首(当時国務大臣)が作業服姿で消毒ポイントを激励したときの写真が掲載されていますが、これも私が撮った写真です。

口蹄疫レポートの末尾には、最終報告をすると書いています。
マーカーワクチンの件や消毒のあり方、適正規模での飼育、初動体制など補強したい項目もあるし、引き続き書いていかないといけませんね。

いよいよ代表質問はじまる

今日と明日は代表質問。
当然、トップバッターの自民黒木議員は、知事の出処進退について質問しましたが。

東国原知事の答えは予想を裏切らず。
「まだ熟慮中であり、最終日の10月12日までには表明したい。」

黒木議員もあきらめず、しぶとく突っ込みましたが、知事は応ぜずあえなく1回戦アウト!

やっぱりX・DAYは29日?

記者のみなさんも

どちらさまも東国原知事の転身問題にご熱心のようです。

地元紙宮日のM記者が5時前に取材したいと議会控室に訪ねてこられました。
今日、知事と中村県議会議長との2回目の会談も物別れだったとかで。

「なぜ、態度表明が延びると思いますか。」

「うーん、書いてもイイところと、オフレコのところは書かない約束が出来ればお話しします。」

仕事熱心にあれこれ取材されて、答える方も美人には弱くべらべらとしゃべっちゃいました! いつものN記者だったらこうはいかないな。

「知事には、口蹄疫の復興など多くの課題が山積しているので宮崎に残って欲しいとの声は大きいと思う。でも私は本人の意思を尊重したい。もし東京に行ってしまわれても宮崎4年間の尊い経験が生きると思う。」 はい。