聞こえないパフォーマー・もりおか見帆

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「生け花って、敷居が高い…」
「何か習い事を始めたいけど、センスがなくて不安…」

もしそう思っている方がいたら、

ぜひ今回の私の「習作」について聞いてください ウインク
 

 

 

 

 

 

先日、自分で生け花に挑戦する機会がありました。

 

テキストたった15分で和の空間に。心を整えるおうち生け花のススメ

 

 


前回の作品は、

ニューサイランの自然な形を活かした、

屏風のような「和の空間」。

 

とても気に入っているのですが、

今回はそのイメージを

ガラリと変えてみたくなったんです。
 

 


そこで試みたのが、

ニューサイランの「再構築」




 

 

 

素材をあえて真っ二つに切り、

丁寧に鞣(なめ)してカールさせました。


直線的な美しさを持つニューサイランを、

曲線的な「線」に変えて、

 

立体的な 球体 のような

フォルムを創り上げていく作業は、

まるで新しいパズルを解いているよう。



そこに合わせたのが、

自分で選んだ個性豊かな花材たちです。
 

 

もみじ ソラナムパンプキン

 実は、ユニクロ新宿西口店で見つけたんですラブラブラブ

 ハロウィンの装飾として売られているのを見て、

 思わず連れて帰ってきました。

もみじ りんどう

もみじ ききょう

もみじ 女郎花(おみなえし)

 

 

 

 

 

 

特にソラナムパンプキンは、

そのコロンとした形と鮮やかな色が、

作品に遊び心と温かみを加えてくれました 照れ



この作品は、

決まった形にとらわれず、

 

素材の可能性を自分なりに

探求した結果生まれたものです。

 

前回が「クラシックな和」なら、

今回は「自由でモダンなアート」

いったところでしょうか。



この作品を創り終えたとき、

 

「生け花は、

誰かの真似をするのではなく、

自分の感性を形にするものなんだ」

 

と改めて気づきました。



もし、何か新しい趣味を探している方、

自分の創造性を試してみたい方がいたら、

ぜひ花を手に取ってみてください。


花と向き合う時間は、

きっと新しい自分を発見するキラキラきっかけになりますよ。


皆さんは、この作品から

どんなイメージを思い浮かべますか?
ぜひコメント欄で教えてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

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「もうこの歳だから、新しいことなんて無理かも…」


こんな風に思っていませんか?

私も数年前まで、同じ悩みを抱えていました。

 

前の職場で心身のバランスを崩し、

3ヶ月間の休職を経験。

 

その後、現在の職場に非常勤として転職したものの、

どこか物足りなさを感じていました。

 

 

 

 

 

 

大学では、美学美術史学科で

ゼミ論文を作成することはできましたが、

研究にまで至ることはありませんでした。

 

この経験は、私にとって

美学や美術史への関心を深めるきっかけとなったものの、

実際の研究活動には結びつかなかったのです。

このような経験を持ちながらも、

別の形での対話の機会を得られたことは、

非常に幸運だったと感じています。


 

 

自分の可能性に蓋をしていたあの頃
 

振り返ると、あの頃の私は

自分の可能性を自ら制限していたのだと思います。

 

「もう冒険はできない」と自分に言い聞かせて、

無難に生きていこうとしていました。

そんな時、運命の出会いが訪れました。



ダイアログ・ダイバーシティミュージアム

「対話の森®」のスタッフから声をかけられ、

 

聴覚障害当事者がアテンドである

ソーシャルエンターテイメント

「ダイアログ・イン・サイレンス」

を知ったのです。

 

このミュージアムの展示物は、目に見えるものではなく、

無形の資産としての 対話 を提供するものでした。


新宿のルミネゼロで2回目の体験が終わる頃、

私はこの「ダイアログ・イン・サイレンス」

強く惹かれていました。

 

「まだ何かできるかもしれない」

いう小さな声を感じながら、

 

その正体を探ることや言葉にするまでには、

少し時間が必要でした。

 

 

 

 

 

 

本来なら、自分自身と対話を重ねて、

しっかりと整理したうえで取り組むものと考えています。

 

しかし、私の性格は直感に従い、

腹を据える前に行動を起こしてしまうことが多いのです。

 

この経験が、

私の新たな挑戦に対する勇気を与えてくれました。
 

 

 

 

 

 

次回は、私が「音のない世界」

どのようにして自分だけの表現方法を見つけたのか、

具体的な体験とともにお話しします。

 

また、コロナ禍での

人とのコミュニケーションの変化について、

どう乗り越えてきたのかもお伝えする予定です。

 

どうぞお楽しみに!



「ダイアログ・イン・サイレンス」

チケットは 現在 販売中 です。


ぜひ音のない世界で、

新しい自分に出会う一歩を踏み出してみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025年8月26日(水)自宅での生け花習作です。

 


今回は、

個性的な葉が美しいニューサイラン

メインに活けてみました。



ニューサイランは、

その独特のニュアンスカラーと存在感から、

他の花材との組み合わせに

いつも頭を悩ませます。

 

 

 

どうすれば

それぞれの花の良さを引き出しつつ、

全体のバランスを保てるのか、

現在も他のサイトで勉強中です鉛筆



今回は、ニューサイランの

自然な状態を活かして生けましたが、

 

もしセンスを重視するなら、

葉の先端を整えるのもありかもしれません。

 

様々な表現方法があるのも

生け花の奥深さですね。



そこで今回は、自宅にある

クラジオラスとビバーナムの持つ「質」

 

最大限に活かすことをテーマに

構成を考えました。

 

 


結果として、まるで

日本の屏風絵や床の間を

思わせるような、

 

しっとりとした

和の空間が自宅に生まれました。



皆さんはニューサイランを

どのように活けるのがお好きですか?

 

ぜひ、皆さんのアレンジメントも

教えてくださいねグリーンハーツ
 

 

 

 

 

 

 

 

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前回の記事では、

自分の不燃焼な想いを受け止めてくれる

「器」についてお話ししました。

 

今回は、その「器」を見つけた後の、

もう一歩先の気づきについてお話ししたいと思います。


 

 

「このままでいいのかな?」と立ち止まっていませんか?

 

仕事や人間関係、日々の生活の中で

「このままでいいのかな?」と感じたことはありませんか?

 

「もっと頑張らないと」

「もっとちゃんとしなきゃ」

 

と、理想の自分を追い求めるうちに、

今の自分に自信が持てなくなったり、どこか息苦しさを感じたり。

 

そんなふうに、

誰にも言えないモヤモヤを抱えている人は

少なくないでしょう。

実は、以前の私も同じ悩みを持っていました。

 

 

 

 

 

どこか不器用で、まっすぐな道を進めない自分

 

当時の私は、

仕事で「こうあるべき」という

プレッシャーを感じていました。

 

どこか不器用で、まっすぐな道を進めない

自分を「欠点だ」と思っていました。

 

まるで、この曲がった野ばらの枝のように。

 

前回の作品に使われている、

もう一つの大切な要素が野ばらの枝です。

 

この枝は、決してまっすぐではありません。

あちこちに自由に伸び、不揃いな形をしています。

 

 


 

 

 

悩みの原因は「理想の自分」かもしれません

 

私たちが

「このままでいいのかな?」と感じてしまうのは、

 

「理想の自分」を追い求めるあまり、

今の自分を否定してしまっているからです。

 

「もっと完璧に振る舞えたら」

「もっと能力が高ければ」

 

と、自分の心の中にある

「正解」ばかりを追い求めていませんか?

 

でも、本当にすべての人生が

完璧である必要があるのでしょうか?

 

 

 

解決策は「不完全さ」を受け入れること

 

この悩みから解放されるきっかけは、

先生のこの一言でした。

 

 

「この枝の曲がりが、

 この作品の美しさの軸になる。

 そのままの姿が一番美しいんですよ」

 

 

その言葉を聞いたとき、

心にストンと落ちてきたのです。

 

野ばらは、

トゲがなくても、まっすぐじゃなくても、

その姿そのものが美しい。

 

この気づきは、

自分の人生を肯定する大きなきっかけになりました。

完璧な自分を目指す必要はない。

 

 

曲がった道も、不器用さも、

すべてはあなただけの個性であり、

人生という作品を彩る大切な要素です。







不完全なままで、あなたは美しい。

 

自信がなくても、

言葉にできない想いも、

あなただけの表現になります。

 

大切なのは、

完璧な自分になることではありません。

 

あなたの心の中にある

「不完全さ」や「不器用さ」を、

ありのままに受け入れてあげることです。

 

不完全なままで、あなたは美しい。

 

このメッセージが、

完璧を求めすぎて息苦しさを感じているあなたの、

心の深呼吸につながることを願っています。

 

 

 

もし、あなたが

 

「このままでいいのかな?」

と立ち止まっているなら、

 

まずは手帳やメモに、

心の中のモヤモヤした感情を

 

「完璧じゃなくていい」

という気持ちで書き出してみてください。

どんな想いでも構いません。

 

その「不完全な想い」を書き出すことが、

今の自分を受け入れる第一歩になります。

 

あなたが

心の内を言葉にすることで、

どんな変化があったか、

ぜひコメント欄で教えてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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2014年以来、更新が止まっていたこのブログ。

数年ぶりに再開したのには、理由があります。

 

それは、過去に感じた「不燃焼」な想いを、

自分らしい表現に変えることで、

「これでいい」と心から思えるようになった経験を、

今度は私があなたに届けたいと決意したからです。


かつての私のように、

自信を持てず、

自分の言葉で語ることができずにいるあなたへ、

心で感じたことを表現するヒントを、

これから発信していきたいと思います。


「このままでいいのかな」


毎日同じことの繰り返しで、情熱を傾けられるものがなく、

心の中にモヤモヤとした燻りを感じている――。

 

今からおよそ9年前、

2016年の私は、まさにそんな「不燃焼状態」でした。


2007年から生け花を始めて9年が経っていましたが、

当時の私は仕事で息苦しさを感じ、

自分の本心を見失っているかのようでした。

 

聴覚障害関連の活動を縮小し、

仕事と家庭の両立に追われる日々。

 

会社では総務部に在籍し、

毎日変哲のない業務をこなすことに終始していました。

 

過去の写真を振り返ると、

実母と尾瀬へ、夫と軽井沢に行っている思い出が残っていますが、

それも心の中のモヤモヤを解消するには至りませんでした。


そんな日々の中で、私はこの作品を生けました。





この作品で先生から教わったのは、

手前のカークリコという葉の使い方です。

 

「まるで大地に根を張っているかのように、

2枚の葉で全体の流れを大きく受け止めてみましょう」

とおっしゃった先生の言葉が、今でも心に響いています。


当時の私は、目の前のことに必死で、

自分の内側にあるモヤモヤには無自覚でした。

しかし、この作品を生けながら、気づいたのです。



この大きなカークリコは、まるで私の「不燃焼状態」

そっと受け止めてくれる 器 のようだ、と。


自分が気づかないところで、

私を支え、包み込んでくれる存在が、いつもそこにある。

そう感じた時、心がじんわりと温かくなるのを感じました。


完璧な自分を目指す必要はありません。


たとえ心の中にモヤモヤがあっても、

立ち止まってしまうことがあっても、大丈夫です。

 

私たち一人ひとりを支え、

ありのままの自分を受け止めてくれる器のような存在は、

必ずどこかにあります。

 

大切なのは、それに気づくこと。

 

その気づきが、

自分を「これでいいんだ」

肯定する第一歩になります。


次回の投稿では、

この作品に使われているもう一つの花、

野ばらについてお話ししたいと思います。

 

この野ばらは特徴ある枝に実をつけ、

その姿はまるで自然が描いたアートのようです。

 

野ばらの持つ力強さと美しさには、

私自身の「不燃焼状態」を乗り越えるための

重要なメッセージが秘められていました。

 

次回では、

この野ばらを通じて得た気づきをシェアし、

あなたにも新たな視点をお届けできればと思います。

お楽しみに!