梅雨前線の活動による線状降水帯の出現で出雲市から松江市にかけての島根半島地域で7月9日の6時間・12時間雨量が過去最高を記録し、河川の氾濫、道路の冠水、家屋の浸水、土砂崩れなどの被害が報告されました。とりわけ、主要地方道大社日御碕線では大規模な路面崩壊によって通行不能となり、日御碕地区の住民約240世帯、約550人が孤立状態となっており、島根県は出雲市および中国地方整備局と相協調して復旧に向けた検討を行うとともに、一刻も早い孤立解消のために暫定的な啓開を図ることにしています。日御碕地域の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、大社町の市街地から日御碕地区への道路は、中山地内から御崎までの区間に迂回ルートがなく、今回のような災害発生時に孤立の恐れが生じるため、林道あるいは林業専用道の整備を要請してきましたが、実現に至っておらず、今日の事態を前にすると極めて残念で、申し訳なく思っております。また、今回の豪雨で出雲市の市道多井釜浦塩津線がのり面崩落で不通になりました。年明け早々の能登半島地震で半島部のインフラの弱点があらわになったばかりですが、私たちの住んでいる地域についても他人ごとではなく、関係機関に対してしっかりとご対応いただくようお願いをしたいと思います。

 7月6日、松江市のホテル一畑で第62回自民党島根県連大会が開催され、県内59地域支部と25職域支部からの代議員および来賓など400人が出席しました。細田重雄会長は「政治とカネの問題に端を発した政治不信から衆議院島根1区の補選で議席を失ったことは痛恨の極み」と挨拶し、絲原徳康幹事長は、「青木、細田といった国政や自民党を牽引してきた政治家の逝去と自民党に対する不信感が払拭されていない中で補選の敗北を喫するなど、極めて厳しい逆風を受けた党活動だった」とする党情報告を行い、党活動に貢献した平田支部の竹内安夫さんなど42名が優秀党員、出雲支部など10支部が優秀支部として表彰されました。来賓として挨拶した丸山知事は「人口減少に歯止めをかけ県民が笑顔で暮らせる島根創生に必要な政策課題の実現には国政与党の力が不可欠」と述べ、青木一彦参議院議員、舞立昇治参議院議員、三浦靖参議院議員、高階恵美子衆議院議員、高見康裕衆議院議員の順で国会議員スピーチ、自民党本部が実施した大学生の政策立案コンテストで青年局長賞を受賞した島根県連学生部のプレゼンが行われました。議事では、令和5年決算と令和6年の予算、令和6年運動方針、県連規約の一部改正および絲原德康会長をトップとする新しい役員選任案が了承され、新役員を代表して絲原会長が「県連運営は荒海に漕ぎ出す厳しい船出と認識しているが、幾多の試練を乗り越えてきた組織の底力を発揮し、一丸となって難局を乗り越えたい」と挨拶し、『政治への信頼を回復し様々な政策課題に取り組む』とする大会アピールを採択しました。

 7月3日、島根県議会6月定例会は本会議が行われ、島根県教育委員会教育長に野津建二氏の再任、公安委員会委員に原田由美氏、収用委員会委員に桐山香代子氏と福島薫氏を充てる人事案件3件を追加上程・即決し、知事提出議案の「令和6年度島根県一般会計補正予算(第1号)」など18件と請願4件にかかわる常任委員長報告および議員提出議案の「議員報酬等の支給条例の一部を改正する条例」や「地方財政の充実・強化を求める意見書」など7件を議了して閉会しました。丸山知事は閉会にあたり議案審査への謝意を示した後、「次回定例会までに今議会で骨子を示した第2次島根創生計画と子育て支援施策の検討作業を深化する」と述べました。また、議会運営委員会で検討されていた議員の旅費・宿泊費について実勢に見合う費用弁償を行うことを申し合わせたほか、中島議長から今議会で正副議長を退任した園山繁、山根成二の両者に全国議長会の感謝状が伝達されました。本会議終了後には自民党島根県連の常任総務会が開催され、7月6日に松江市で開催される第62回自由民主党島根県連大会に提案する議案の協議が行われ、令和6年度の運動方針案や絲原徳康会長、園山繁幹事長、嘉本祐一副幹事長、大屋俊弘総務会長、山根成二政調会長を骨子とする人事案件などが了承されました.