1月12日は、祝日法第2条に「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」とする「成人の日」で、2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、今年は全国で約109万人、島根県では6千人余が新たに大人の仲間入りをしますが、対象者のほとんどが高校3年生で、就職や進学の試験時期と重なるため、多くの地域で従来の成人式を「20歳の集い」として開催しています。出雲市では1月11日にだんだんトマトアリーナ(出雲市立体育館)で「令和7年二十歳の集い」が開催されました。出雲市での対象は1,857人とのことで、観客席を埋めた両親らが見守る中で、椿華怜さんと内藤千結さんの司会で進められた式典には1,300人を超えるスーツや振袖姿の参加者があり、飯塚俊之出雲市長が「高校時代にコロナ禍を体験した皆さんは『日常の有難味』を意識して、人生を切り開いてください」と式辞を、板垣成二市議会議長が祝辞を述べました。池添空さん、加村優衣さん、坂本逸華さんの3人の代表スピーチでは、坂本さんが「島根県で教員をしたい」、池添さんが「感謝を言葉にする日常を送りたい」、加村さんは「土木技術者として地域に貢献したい」などと語り、シングアソングライターの吉永拓未さんとヒラソンキッズがステージイベントで祝福しました。新成人の皆さんや20歳になった皆さんには、「無限の可能性を花開かせるために、今日を精一杯努めてほしい」と願っています。

 1月9日、松江市内のホテルで「しまね林業・木材産業振興大会」が開催され、島根県をはじめ島根県森林組合連合会、島根県木材協会、島根県森林協会、島根県林業公社、島根県素材流通協同組合、島根県合板協同組合などの関係者約200人が参加しました。主催者挨拶で絲原徳康島根県森林組合連合会代表理事会長は「森林の効用が認知され、川上から川下までの幅広い産業の振興に取り組もう」と挨拶し、来賓の丸山達也島根県知事は「島根県の中山間地域や離島を抱える島根県にとって林業振興は主要政策の1つ」と述べました。大会は、多田忠義農林水産省農林政策研究所主任研究員が「森林・林業・木材産業の現状と将来展望」とする基調講演を行い、大田森林組合の藤本信也森林経営課長が「林業就業者の定着」、島根県森林整備課の大石貴久課長補佐が「ICT技術の活用状況」などについて情報提供を行ないました。多田研究員は「気候変動による海外の森林環境の激変は、国産材利用に追い風」とし、「住宅は『建てる』から『買う』に変化し、大工・工務店の減少や集成材の活用、制度改正による建材開発などへの対応が急務」と述べ、「経済環境の変化や人口減少を考えた林野地域の受け皿確保が次代へのカギ」と結びました。県内木材の素材生産量は逐年増加傾向にありますが、林野地域の無住化や製材工場の減少、路網整備の遅れなどの課題もあり、県内の関係者にとって有為な機会となりました。

 令和7年は1月6日を「仕事始」とする企業や団体が多く、島根県や出雲市などの公官庁もその例ですが、近年は年賀の挨拶に1軒ずつ廻るのではなく、行政や各種団体、企業などの代表や役員が一堂に会して顔合わせを行う地域が増えています。出雲市では1月6日に出雲市役所で、平田地域では1月7日に「年賀の集い」が開催され、丸山達也島根県知事や舞立昇治参議院議員、高見康裕衆議院議員、飯塚俊之出雲市長などが来賓として出席し、年頭の挨拶を行いました。能登半島地震で明けた昨年と異なり、比較的穏やかな日和が続いたこともあって、出雲大社は正月3が日の参拝者が67万人と報道されました。今年の干支は「巳」で、蛇を象徴としますが、蛇は、再生や神秘、知恵、そして変容、成長を象徴する動物として古くから世界中で崇められてきました。再生と復活は、蛇が皮を脱ぎ捨てて生まれ変わることから、神秘と知恵は、蛇が神秘的な動物とされることから、変容と成長は、蛇が姿を変えることができることから例えられたと考えます。とりわけ、2025年の巳年は「乙巳」という特別な年と言われており、早々に第82回ゴールデングローブ賞で「SHOGUN 」が作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞の4つを獲得し、松山英樹のPGAレコードでの11回目の勝利、錦織圭選手の復活など海外からのビッグニュースが相次いでおり、大きな変化や成長を予感させる一方で、トランプの大統領返り咲きや韓国の混乱、日本をはじめ多くの国で政治的な不安定が生じていると伝えられており、混乱に向かう変化は避けたいところです。