10月27日、島根県議会の全員協議会と常任委員会が開催され、「平成27年度の国の施策および予算編成等に係る重点要望」について説明、協議がありました。島根県では毎年、年度初めと国の予算編成前の2回、県政推進上の重要事項について知事、議長が国に対して要望活動を行っていますが、11月11,12日に内閣官房など12府省庁に延べ64項目にわたる要望と人口問題への対策として内閣府に提案する施策内容を議会に示しました。新規要望の主なものは「地方創生・人口減少対策」「軽油に関する課税免除」「小中学校の35人学級編成」「中山間地域の高校に対する教員の加配」「学校司書の配置」などがあり、人口対策については「人口増加に向けた対策」「人口減少に向けた対応」の両面から、自然増対策、社会増加対策、生活基盤の確保、地域医療・福祉の体制確保、教育環境の確保などについて具体的に言及されてます。島根県は人口減少について厳しい状況が続いているだけに、議員からは「結婚、出産、育児、就労に対する総合的な対策に必要な財政支援措置と子を為す意義や家庭生活の重要性について学校、社会での啓蒙、教育が急務」とする意見がありました。
10月26日、出雲市で2つのスポーツイベントが行われました。1138段の石段を駆け上る大会として定着している第36回一畑薬師マラソン大会は、午前10時30分から一畑山上広場をスタート・ゴールとする5kmと10kmを性別、年齢別のパートごとに順次スタートしました。秋日和のなかで行われた今年の大会には全国各地から1627人がエントリーし、同時に開催された「のんのんばぁウォーク」の参加者194人もあって、山上はたくさんの人々で終日賑わいました。また、第26回武蔵坊弁慶杯争奪島根県少年剣道大会(読売新聞平田YC後援)が出雲市平田町の出雲市立平田体育館で開催され、県内から41チーム約320名の少年剣士が参加しました。この大会は、鰐淵寺で開催される「弁慶まつり」の協賛行事として行われていますが、今年から、弁慶まつりの開催日が4月の最終 日曜日に変更となったため、単独開催となりました。午前9時から12時までは錬成会(8コートに分かれて練習試合)を行い、午後1時からトーナメント方式による大会が行われ、熱戦が繰り広げられた結果、昨年に続いて決勝で、北星剣友会(出雲市)が2-0で 安来剣道スポーツ少年団(安来市)を下し、2連覇しました。
10月23日、松江市内のホテルで島根県観光客誘致促進協議会(皆美佳邦会長)と島根県議会商工観光振興議員連盟(森山健一会長)の共催で平成26年度の島根県観光施策懇談会が開催され、県内の旅館・ホテル事業者や旅行代理店の代表、県の観光関係部局幹部、観光連盟役員など30人が意見交換しました。懇談会で出された主な意見は「貸し切りバスの新運賃規制について」「交通インフラの整備」「観光商品の造成に対する支援」「長期的な観光 誘客対策」「インバウンド対策」「石見や隠岐地域の観光振興対策」「大規模施設の耐震診断に対する行政支援」などについてあり、貸切バスの運行については「インバウンドや今後の新たな商品開発の観点からも中国5県での特区申請を検討すべき」との意見や「北陸新幹線に対抗しうる魅力のある観光商品の開発が急務」「出雲空港の運用時間延長を提起されたい」などの意見があり、溝口知事は「島根が持つ歴史や伝統、豊かな自然、豊穣な山海の産品に支えられた食など優れた観光素材となるものはたくさんあるはずで、各方面の皆さんのアドバイスを生かして、観光振興を進めて行く」とコメントしました。