10月23日、松江市内のホテルで島根県観光客誘致促進協議会(皆美佳邦会長)と島根県議会商工観光振興議員連盟(森山健一会長)の共催で平成26年度の島根県観光施策懇談会が開催され、県内の旅館・ホテル事業者や旅行代理店の代表、県の観光関係部局幹部、観光連盟役員など30人が意見交換しました。懇談会で出された主な意見は「貸し切りバスの新運賃規制について」「交通インフラの整備」「観光商品の造成に対する支援」「長期的な観光誘客対策」「インバウンド対策」「石見や隠岐地域の観光振興対策」「大規模施設の耐震診断に対する行政支援」などについてあり、貸切バスの運行については「インバウンドや今後の新たな商品開発の観点からも中国5県での特区申請を検討すべき」との意見や「北陸新幹線に対抗しうる魅力のある観光商品の開発が急務」「出雲空港の運用時間延長を提起されたい」などの意見があり、溝口知事は「島根が持つ歴史や伝統、豊かな自然、豊穣な山海の産品に支えられた食など優れた観光素材となるものはたくさんあるはずで、各方面の皆さんのアドバイスを生かして、観光振興を進めて行く」とコメントしました。