12月2日、第47回衆議院総選挙が公示され、12月14日の投票日まで12日間の選挙戦が始まりました。日銀の量的緩和に象徴されるインフレターゲット(経済の拡大循環政策)「アベノミクス」に対する国民の審判を仰ぐとして11月19日、衆議院が解散され、思わぬ「師走選挙」となりましたが、島根県では、島根第1選挙区に自民党の重鎮で前議員の細田博之、前島根県議会議員で民主党の和田章一郎、政党役員で共産党の上代善雄の3氏、島根第2選挙区に復興大臣で自民党の竹下亘、前江津市議会議員で社民党の山本誉、政党役員で共産党の向瀬慎一の3氏が立候補しました。昨日までの天候が一変、冬将軍の到来で、強い北西の季節風が吹き荒れ、霙模様の荒天のスタートに「風雲急を告げる政変の兆しあり」とする人があれば「雨降って地固まる」と解説する人有りで、選挙の行方は極めて混沌としています。ともあれ、立候補した当事者はもちろんですが、自らを含めて、関係者の皆さんには寒さの砌、健康管理に十分留意され、存分の戦いをされますよう祈念します。
12月1日、11月島根県議会定例会は本会議が開催され、一般質問(3日目)が行われました。この日は、池田一議員(自民党議員連盟)、白石恵子議員(民主県民クラブ)、三島治議員(公明党)の3人が質疑を行いました。池田議員は、人財養成や農業問題について、白石議員は、高齢者虐待や左鐙地区への支援、県職員給与などについて、三島議員は、医療・介護・健康や、高校教育の魅力化、公共図書館、情報産業の振興についてそれぞれ知事、関係部局長、教育長の見解を質しました。現状のインターシップは生徒達をお客様扱いし、仕事の内容や厳しさが伝わらないとの指摘に対し、藤原教育長は 「中・高校生に働くことの意義や厳しさについて、きちんと認識させるような職業教育の在り方を早急に研究したい」と述べ、原健康福祉部長は高齢者施設での虐待事象について「社会福祉法人等の監督権限は県から市に移管されており、実態把握や処分は監督機関である市において適正にされていると思う」と答弁しました。
島根県立美術館1階ギャラリーでハンセン病療養所入所者の作成した陶芸、手芸、絵画、書などを紹介する「笑みてん」が開催されていますが、11月29日の夕刻に美術館内のイタリア料理店「ベッキオロッソ」で、今回の展覧会に作品を寄せた島根県出身者で、現在、長島愛生園、邑久光明園、大島青松園の施設で 暮らしている入所者と職員13人が、島根県、島根県藤楓協会の関係者などとの夕食会で交歓しました。40年以上にわたってハンセン病療養所の入所者支援を続けている米田淳雄さんは「私も齢90才。明るく、元気に過ごすことができることは、お互いの喜びです」と挨拶し、溝口知事も「ふるさとの秋を満喫してください」と述べました。この日の夕食会には、在校時から10数年にわたって長島愛生園の入所者と交流を続け、ロビーで紙芝居を披露した旧平田市立国富小学校の卒業生なども参加し、島根県健康福祉部の幹部職員がハンドベルによる音楽演奏を披露するなど、終始、和やかに進行しました。