1月17日、女流名人のタイトルを5期連続で防衛、クイーン女流名人の称号を持つ出雲市出身の里見香奈さんに、通産10回の女流名人位にあって、同じクイーン女流名人の称号を持つ清水市代女流6段が挑む、第41回女流名人戦5番勝負第1局の前夜祭が、出雲市のニューウェルシティ出雲で開催されました。日本将棋連盟の島朗理事は「体調不良で休んでいた里見女流名人が今年の年初から棋戦に復帰したことは、将棋界にとって大きな意味があります。今回の女流名人戦は、記録と記憶に残る良き対局を期待します。」と挨拶しました。里見女流名人は会場を埋めた後援会関係者などに対し、「長い間、関係者の皆さんに迷惑と心配をかけましたが、静かにやさしく見守ってくれたふるさとの皆さんに心から感謝しています。まだ、体調は万全ではありませんが、目前の対局に全力を尽くすことを心がけて、精一杯頑張ります。」と挨拶し、清水女流6段は「最強の里見さんが復帰され、タイトル戦で対局できることは大きな喜びです。自分も全力でぶつかります。」と応えました。対局は、1月18日午前9時から出雲文化伝承館で行われ、午後1時30分から立会人の北浜健介8段による大盤解説も行われる予定です。
1月16日、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された岡山県笠岡市の養鶏場で20万羽に上る鶏の殺処分が始まったと報道されています。作業は県の職員や陸上自衛隊の隊員など約450人が交代で、18日まで24時間態勢の不眠不休で行われるとのことですが、宮崎、山口に続く感染は感染経路の特定が困難なだけに、殺処分と焼却をしても完全に封じ込めるのは限界があり、養鶏関係者の皆さんの不安と戸惑いは大きなものがあると思います。特に、昨年1月以降、韓国で鳥インフルエンザが全国的に大流行し、約1400万羽もの殺処分がされたと言われており、朝鮮半島を経由して日本に飛来する渡り鳥がウイルスを持ち込む可能性は如何ともし難く、野鳥の宝庫と言われている宍道湖や中海に感染が拡大しないことを祈るばかりです。いま、私たちに出来ることは、無用な鶏舎への立ち入り制限や靴の消毒の徹底、渡り鳥のふんを小動物が鶏舎に持ち込まないよう建物の穴をふさぐといった地道な対策を積み重ねる「凡事徹底」を心がけたいものです。
1月14日、島根県議会の全員協議会が開催され、政府が掲げる「ひと・まち・しごと創生総合戦略」の概要について丸山政策企画局長から説明を受けました。政府が掲げる地方創生は、『国民の「認識の共有」と「未来への選択」を目指して』とする政府の長期ビジョンで、人口減少を国家的な政策課題と位置づけ、①東京一極集中の是正②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現③地域の特性に即した地域課題の解決、の3つの基本的視点から地域が取り組む独創的な取り組みに対し国が必要な財源措置を行うとしています。地方創生のコンセプトは、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込む好循環を確立するとともに、その好循環を支える「まち」に活力を取り戻すとするもので、今までの府省庁の縦割りや全国一律、バラマキを廃し、「地方へ新し い人の流れをつくる」施策を強力に推進するとしており、溝口知事は27年度の上半期中に必要な政策をまとめ、具体的なアクションプログラムを示したいと述べました。島根県ではここ10年、1年間に5000人程度の人口減が続いており、若年層の就労、結婚、子育て対策は待ったなしであり、この際、国の財源措置に裏打ちされた強力な対応を期待しますが、地方創生予算が霞ヶ関の審査、裁量で執行される愚はご免蒙りたいものです。