島根半島はニホンジカの自然生息地の西限とされていますが、島根県鳥獣対策室は、平成26年12月末の生息頭数について、前年から「微減と推定される」とし、今後、ベイズ法やシムバンビなどによるデータ解析を行った後、2月2日に開催される予定の住民説明会で詳細な説明を行うことを明らかにしました。シカによる造林木の剥皮や農林産物の食害は平成初年から顕著となり、被害地域が拡大し、県は平成12年度から駆除を本格化し、平成24年度からは島根県と出雲市では島根半島の北山地域について弥山・鼻高山地域と湖北地域を分担してシカの保護・管理計画を立案し、弥山・鼻高山地域の生息頭数を180頭、湖北地域の生息頭数をゼロとする目標を掲げています。平成26年の駆除実績は弥山・鼻高山地域で505頭、湖北地域で833頭に上っていますが、住民の目撃情報はやや減少してきたものの、昨年11,12月に実施した区画法調査やライトセンサスなどの結果では前年と大きな差違はないとのことでした。県、市の担当者は「まだ、かなりの生息密度がある」との前提で、平成27年度のシカ対策を検討するとしており、その対応に注目したいと思います。

 112日は「成人の日」。今年は、全国で約126万人、島根県では7千人余が新たに大人の仲間入りをするそうです。祝日法第2条には「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」ことを趣旨とあり、新成人の皆さんには、無限の可能性と希望の芽をしっかりと花咲かせ、実を結ぶように、今日を精一杯生きてほしいと願うとともに、「社会に責任を有する」という自覚を持ってほしいと思います。制定時に成人の日を115日と定めた理由は、かつて、元服の儀が小正月の行事として行われていたことによるものですが、2000年にハッピーマンデー制度の導入に伴って、1月第2月曜日に変更されました。仄聞するところでは、昨秋の与野党合意で、今年の通常国会で2016年から選挙権の付与年齢を20才から18才に引き下げるとのことです。理由は「国際標準」だそうですが、日本の現状は、18才の8割以上が就学中で保護者の監督下にあります。国民に対しさしたる説明もないまま、拙速に事実上の成人年齢の引き下げを行ない、民主主義の根幹にかかわる手続きの変更がされるなど不可思議なことです。

 1月11日、出雲ドームで平成27年出雲市消防出初式のが開催されました。消防音楽隊の演奏の中、消防ポンプ車や最新鋭の多機能積載車など消防関係車両とともに今年は災害救援用車両が紹介され、例年に倣い、分団のポンプ積載車などがドーム前の観閲台に立つ長岡秀人市長らの前を通行しました。車両観閲の後、ドーム内で出雲市消防本部140名余と出雲市消防団の参加者約1600名余の分列行進と通常点検、記念式典が執り行われました。長岡秀人市長は「昨年は広島の土石流災害に本市からも救援隊を送ったが、市民の安全は消防が担うとの意識で任務に精励してください」と式辞を述べました。出雲市消防団の加村洋次郎団長は、「今年は阪神大震災から20年となる。あってはならないが、『いざ』というそのときのため、訓練を欠かさず、消防力の強化に務めよう」と訓辞しました。式典終了後には各地で一斉放水などの記念行事が行われました。