3月19日、平田町の園山繁後援会事務所で若年者を対象にした時局講演会が開催され、250人余が参加者しました。はじめに、平田地域在住の2人の市議会議員が市政について講演し、松村豪人出雲市議会議員は「いま、市議会の開会中だが、出雲市は17万人の人口を維持するために若者の定住対策に力を入れている。結婚や子育てのニーズがきちんと行政に反映されるよう、議員の役割を果たす。」とし、飯塚俊之出雲市議会議員が「出雲市の3子の保育料有料化方針を批判する人がいるが、逆に、乳幼児医療費の無料化を拡大するなど、県の方針に呼応し、子育て対策により大きな財政支出をしていることに理解をしてほしい。」などと述べました。園山繁島根県議会議員は、国や島根県の財政の状況や福祉・医療費などの給付実態などを説明しつつ、島根県の人口減少や教育水準の向上などへの取り組みの現状を具体的に紹介し、「若者の『政治参加は面倒』というスタンスが、福祉や医療の給付を拡大させ、ツケがモノ言わぬ若者世代に押し付けられている面は否定できない。政治の要諦は、『何が必要で、何が不要か』また、『何を始めて何をやめるか』を判断することにある。批判や、嫌われることをおそれ、一時の評価を求めて、耳障りの良い政策を継続することは、破綻につながる。若者たちよ、怒れ!。」と、講演を締めくくりました。

出雲市の古刹である鰐淵寺で3月20日から3日間「ご開帳」が行われます。「ご開帳」は日頃は厨子の奥に安置秘蔵する仏像や佛舎利の扉を開き、帳をあげて拝する法会で、鰐淵寺では、ご本尊の千手観世音菩薩と薬師如来が33年ぶりに拝観できます。木像の千手観世音菩薩は立像、薬師如来は座像で、室町時代の作と言われています。鰐淵寺奉賛会の資料によると、3月20日は午前10時に本尊開扉法要が執り行われ、両本尊の手から5色の紐が垂らされ、仏像に触れる結縁ができ、3月22日正午からは、「大梵焼会」が行われ、修験者が願い事を書いた護摩木を火の中に投げ入れる柴鐙護摩供養があります。同日、午後4時に再び扉が閉じられ、次の拝観は33年後となりますので、千年杉に囲まれ、千四百有余年の歴史を伝える霊場は、秋の紅葉シーズンのごとく賑わいを見せることとなります。

 運転開始から40年以上経過した関電美浜1、2号機と日本原電敦賀1号機、中電島根1号機、九電玄海1号機の原子力発電所5基について「廃炉とする方針」が決定されたと報道されました。原発の運転40年ルールは2013年7月に改正原子炉等規制法に盛り込まれ、原子力規制委の審査をパスすれば最長20年間延長できますが、廃炉を決めた5基はいずれも発電能力が小さく採算が取れないと判断したとされていますが、政府が、廃炉で生ずる電力会社の損失を10年間、電気料金に上乗せできるとしたことが廃炉決定を後押ししたとの観測もあります。島根県の溝口知事は「廃炉は事業者の判断すべきことで、県は国の審査、方針決定を待って、協定に基づく事前了解をする」と述べているように、廃炉に至るまでには原子力規制委員会の認可を受けた後、20~30年の時間を要するとされており、放射性物質の拡散防止や放射性廃棄物の最終処分場の問題など未解決の課題も多く、廃炉への道程は曲折も予測されます。