4月20日は二十四節気の一つ「穀雨」。『暦便覧』に「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されているように、穀物の新芽を育てる雨が降る時期とされています。今年は4月初旬からの雨で、新緑の濃さも香も一層強く感じますが、先ごろ、宮崎県産の最高級完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競りで、昨年に続いて、2玉(計約1キロ)に30万円の値がついたとの報道がありました。関係者によると、昨秋の日照不足で生育は1、2週間遅れたものの糖度は申し分ないとのことですが、出雲市の特産である加温デラウェアや茶どころ唐川の新茶の生育が気に掛かるところです。間もなくゴールデンウィーク。八十八夜の頃にはこの地域でも初物の便りがありそうです。

 出雲大社や熊野大社、鰐淵寺、清水寺、大山寺など宍道湖・中海地域を代表する20の神社仏閣によって構成する出雲神仏霊場の第11回世界平和祈願祭が出雲市の一畑薬師で開催されました。雨模様ではありましたが、本堂は多くの参列者で埋まり、午前11時から一畑薬師の飯塚大幸管長の香語で始まった法要には、出雲大社の千家宮司をはじめ溝口島根県知事、林鳥取県副知事など多くの来賓が参席して般若心経を合唱ました。社寺縁座の会の名誉座長を務める千家宮司は「神仏に手を合わせる心持ちこそ、毎日の営みに対する感謝であり、周囲への慈しみが、世界の平和につながる第1歩となる」と挨拶しました。この日は、一畑灯篭にまつわる講演や護摩供養、目玉おやじのブロンズ像の除幕、神楽の公演など多くの催しが行われ、1時過ぎからのブロンズ像除幕には水木しげる先生ご夫妻も飛び入り参加されました。

 48年前、小学校4年生の時に担任していただいたK先生からお手紙をいただきました。現在、89歳とのことですが、元気で過ごしているとあり、時々、テレビの県議会中継を見ているが、健康に留意して、活躍を祈っていると結ばれていました。今春の県議会選挙にあっては、かつて中学校や高校でお世話になった先生方をはじめたくさんの皆様から激励やお祝いのお便り、お電話をいただきました。「齢58にもなって」と笑われるかも知れませんが、悪ガキの代表のような学校時代は、毎日が叱責を受ける連続でしたから、恩師のお誉めの言葉は格別で、とても嬉しく、勇気100倍です。小生の周りでも、フェイスブックやメールといったデジタル通信によるリアルタイムのやり取りが多くなりましたが、肉筆の文字には余韻があり、気持ちが伝わって、胸が熱くなるのが、アナログの効用だと思います。K先生をはじめ諸先生の息災をお祈り申し上げますとともに、励ましや祝意をお寄せいただきました多くの皆様に心から感謝申し上げます。