隠岐諸島の魅力は、世界ジオパークに登録されたごとく、太古からの自然が作り出した雄大な海岸の景観美とふんだんに採れる新鮮な魚介類が堪能できることにあるのだが、いずれも生かされていない。島の観光関係者は低迷の因に航路や航空路の問題をあげるが、受け入れる側に最終目的地たり得るだけの準備がされておらず、魚釣り客以外のリピート率は極めて低いものになっている。今年もゴールデンウィークを迎え、本格的な観光シーズンに突入する。尾道松江線の全線開通もあって島根県東部の入り込みは前年を上回っており、山陽筋からの移動時間・距離からすると、隠岐は日帰り、一泊の商品メニューの造成がアクセス次第で十分可能で、大山・中海・宍道湖圏域の観光商品は飛躍的に拡大する。昨日、隠岐空港の利用促進を話し合う会合があったと報道され、東京からの直行便就航を目指すとの意向が示されたとあるが、過疎、高齢化で定住人口が大きく減少する活力の低下を交流人口の増、とりわけ、観光振興で補おうとするのであれば、まず、足許の阻害要因を払拭しなければならない。仄聞するところでは、海士町でお客様に提供する食の再見が始まったとのこと。大いに期待したい。
4月24日、社会福祉法人平田保育会が運営するわにぶち保育所の新築工事の起工式が行われました。わにぶち保育所は、昭和鉱業㈱鰐淵鉱業所の興隆期であった昭和42年に河下港を望む河下町の丘の上に建設され、4,5歳児3クラスの定員90人で当初は平田市社会福祉協議会が運営し、昭和51年から社会福祉法人平田保育会に運営移管して現在に至っています。鰐淵鉱山の閉山や少子高齢化もあって、現在は0歳から5歳児まで45名の定員としていますが、逐年、修繕を重ねてはいるものの、築48年が経過し、敷地が狭隘で車での送迎に支障もあることから、万田町の西田小学校の隣接地に移転し、定員も50名に増員することとしました。新しい施設は3800㎡余の敷地に木造で約620㎡の建物を建設するもので、広々とした所庭と50台余の駐車場が整備されることから、近隣地域や学校 、老人ホームなどとの交流が活発化することを期待しています。総事業費は約2億5千万円(うち9200万円が安心子ども基金)。完成は12月の予定で、この日は熊野神社坪内宮司を祭主に安全祈願祭が執り行われ、出雲市の児玉宏子調整監や坂根守議長などが玉串奉奠を行いました。
4月23日、松江市内で島根県議会自民党議員連盟総会が開催され、改選後の新しい役員を選出しました。4月12日の県議会議員選挙で当選した自民党の党籍を有する議員は22名ですが、議連の内規により1名の加入を留保し、加藤勇議員(松江選挙区)と高橋雅彦議員(雲南飯石選挙区)の2名の入会を承認して、21名でスタートすることとなりました。新しい役員には、会長に五百川純寿議員(松江選挙区・当選7回)、幹事長に中村芳信議員(鹿足選挙区・当選5回)、政 策審議会長に原充成議員(出雲選挙区・当選7回)が決定しました。新しい議員の任期は平成27年4月30日から平成31年4月29日までの4年間ですが、役員の任期は慣例により2年とされています。また、この日には新しい議会構成を決定する臨時県議会の日程協議が行われ、5月12日、13日の両日に本会議を開催し、正副議長の選挙をはじめ議会運営委員会や常任委員会の構成、境港管理組合議会議員および隠岐広域連合議会議員の選挙などを行うこととされました。