出雲大社や熊野大社、鰐淵寺、清水寺、大山寺など宍道湖・中海地域を代表する20の神社仏閣によって構成する出雲神仏霊場の第11回世界平和祈願祭が出雲市の一畑薬師で開催されました。雨模様ではありましたが、本堂は多くの参列者で埋まり、午前11時から一畑薬師の飯塚大幸管長の香語で始まった法要には、出雲大社の千家宮司をはじめ溝口島根県知事、林鳥取県副知事など多くの来賓が参席して般若心経を合唱ました。社寺縁座の会の名誉座長を務める千家宮司は「神仏に手を合わせる心持ちこそ、毎日の営みに対する感謝であり、周囲への慈しみが、世界の平和につながる第1歩となる」と挨拶しました。この日は、一畑灯篭にまつわる講演や護摩供養、目玉おやじのブロンズ像の除幕、神楽の公演など多くの催しが行われ、1時過ぎからのブロンズ像除幕には水木しげる先生ご夫妻も飛び入り参加されました。