6月24日、6月島根県議会定例会は本会議が開催され、一般質問(1日目)が行われました。この日は園山繁議員、福田正明議員(自民党議員連盟)、平谷昭議員(民主県民クラブ)、吉野和彦議員(公明党)の4人が質疑を行いました。園山議員は、知事の所信表明について、福田議員は、企業の地方進出、高速道路の無料化、木質系バイオマス資源の活用などについて、平谷議員は、いじめの実態、地方版総合戦略、地域包括ケアシステムなどについて、吉野議員は、地方版総合戦略、待機児童対策、生活困窮者対策などについて、それぞれ知事、関係部局長、教育長の見解を質しました。溝口知事は、地方版総合戦略の基本理念を問われ「若者が安心して結婚し、子育てができるだけの所得の確保に向けた産業の振興と子育て環境の整備」と答え、多世代同居について「子育てや介護、地域文化の継承などの観点から良いことだ」と述べ、企業の地方分散に有効な進出企業に対する法人税軽減について「国において適切な対応をされるよう要望している」と答弁しました。安井商工労働部長は、プレミアム付お土産券について「今後売り出しを予定している下期の宿泊券とのセット販売や旅行商品への組み入れ、日帰り旅行者への販売などを検討する」と述べ、鴨木地域振興部長は、小水力発電について「現在、中山間研究センターでマイクロ水力発電施設の実証試験中」 とし、県としての新たな取り組みを紹介しました。
6月23日、島根県議会6月定例会は各派代表質問が行われ、自民党議員連盟は五百川純寿議員、民主県民クラブは和田章一郎議員が6月16日に行われた知事の施政方針説明や平成27年度補正予算など提出議案に対する質疑を行いました。五百川議員は「過疎と少子高齢化、財政窮乏という状況下で、県民に提供できる行政サービスの最低水準(ローカルミニマム)を示すべき」と切り出し、「知事には島根の将来像をどのように描き、そこに到達するための戦略となる政策と具体的な戦術となる施策を分かりやすく説明する責務がある」と質したのに対し、溝口知事は 「県政の目指す方向は島根県発展計画に盛り込んだ内容」とし「行政サービスは市町村が提供するものが圧倒的に多いことから、県内で一定の水準が確保されるよう適切に支援する」と述べるに止まり、議論はスレ違いに終始した観がありました。和田議員は「安倍政権は憲法解釈の変更というきわめて危険な所作によって、戦後70年続く不戦国家としての日本の国是を覆そうとしていることに知事としてどう考えるか」と質し、溝口知事は「国の防衛を憲法上どのように位置づけするかは、時代背景や国際情勢などを総合的に勘案して、政府が適切に判断し、国会で十分な議論を尽くされるべき問題」などと答弁しました。
6月22日は二十四節気の夏至(げし)。『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されているように、一年で最も日照時間が長い日です。梅雨 の真っ盛りで、かつては田植えのピークでもありました。大阪近辺ではタコを食べる習慣があり、沖縄では「夏至南風」が、本格的な夏の訪れを告げ、梅雨が終わると言われています。伊勢神宮のある二見浦ではこの時期に夫婦岩の間から朝日が昇りますが、夏至祭に合わせて恒例の禊行事が行われます。 出雲地方ではこの時期になると、「マコモ神事」や「輪くぐりさん」などが行われますが、ほとんどは夏至ではなく、6月30日に行われるところが多いようです。
ところで、豊かな海づくり大会の行幸や竹島の日条例の制定など、県政に大きな足跡を残された島根県議会第67代議長の宮隅啓さんが急逝されたとの知らせがありました。宮隅さんは、平成15年の県議会初当選時の議長でもあり、特別の感慨があります。ここに、故人のご遺徳を偲び、ご遺族ならびに関係者の皆様に謹んでお悔やみを申し上げ、心からご冥福をお祈りいたします。