6月30日、6月定例島根県議会は一問一答質問(1日目)が行われ、池田一議員、生越俊一議員(自民党議員連盟)、岩田浩岳議員(民主県民クラブ)、尾村利成議員(日本共産党議員団)の4名が質問に立ちました。池田議員は外部人材の活用、起業に対する支援、農業施策などについて、生越議員は大田医療圏の現状認識と今後の地域医療のあり方について、岩田議員は、外国人観光客の誘致、住宅対策と空き家対策、選挙権年齢の見直しなどについて、尾村議員は松江北道路建設、プルサーマルの有効性、原発事故の避難計画などについて質し、知事、関係部局長、教育長、選挙管理委員長が答弁しました。溝口知事は、先ごろ厚労省から示された病床数の30%減に対する見解について「持続的な社会保障制度を考慮した推計、参考値ととらえている」とし、18歳の選挙権付与については「若年世代の意見が政治に反映されることは歓迎べきこと」と述べました。田部総務部長は県が設置する審議会を76とした上で、「今後は諮問事項に対する意見聴取を、分野によっては外部のシンクタンク、民間事業体の参画や助言も検討する」と述べ、富樫土木部長は法律改正による空き家対策の効果について「固定資産税の課税情報の活用や中山間地域の対策実施が可能となったが、空き家情報の全面開示は個人情報保護との兼ね合いもあり、なお慎重な取り扱いを要する」と答弁しました。



 6月29日、6月島根県議会定例会は本会議が開催され、一般質問(4日目)が行われました。この日は加藤勇議員(自民党議員連盟)、田中明美議員(無会派)、遠藤力一議員(公明党)の3人が質疑を行いました。加藤議員は、地方創生、人口流失対策、人材確保、ため池対策などについて、田中議員は、地方版総合戦略、女性の社会進出、観光客の長期滞在方策などについて、遠藤議員は、18才の選挙権対策、手話言語条例、第3子医療費無料化などについて、それぞれ知事、関係部局長、教育長、選挙管理委員長の見解を質しました。溝口知事は、地方版総合戦略への女性の視点について、「県庁内に10人の女性職員でワーキングチームを編成し、『女性の社会参画推進』につい政策提言をまとめるよう指示している」とし、安井商工労働部長は、「外国人観光客の誘致拡大に向け、外国人向けのホームページ充実やフランス、ロシアで開催される観光見本市へ出陳するなどPR強化につとめる」と述べました。坂本農林水産部長は、農業従事者の確保について、「県内の土地利用型農業、とりわけ、中山間地域の稲作では1000集落以上が担い手不在となっており、集落営農組織も厳しい状況」とし、「花卉生産や施設園芸、畜産では従事者の高齢化はあるものの、勤務従事者の増によって経営存続が図られつつあり、こうした方向を支援する」と答弁しました。
 6月27日、出雲市佐田町朝原の八雲風穴で「風穴開き」が開催されました。八雲風穴は溶岩の隙間から地下水によって冷やされ空気が地表に流れ出す自然のクーラーで、昔から天然冷蔵庫として農林産物の保管に役立てられ、夏になると涼を求めてたくさんの観光客が訪れます。この日の「風穴開き」は隣接する浄土真宗本願寺派の清涼山福泉坊の藤井哲眞住職が式主となり、安全祈願を執り行いました。涼味満点の八雲風穴は、8月29日まで毎日、午前9時から午後5時まで見学(入場料;大人200円、子ども100円)でき、公園一帯の指定管理者で、朝原地区の住民で組織する「風太郎(勝部秀雄会長)」が運営する売店では、近隣で取れた農林産物や加工品の販売が行われており、軽食・喫茶も楽しめます。また、本年8月29日には第2回全国風穴サミットが開催予定で、研究者などのシンポジウムや風穴見学会、交流会などが計画されています。