7月3日、島根県議会6月定例会は建設環境委員会が開催され、隠岐ジオパーク活用事業費にかかわる平成27年度補正予算をはじめ中海ふれあい公園の売却契約の承認など、常任委員会に付託された7件の議案を全会一致で原案通り可決しました。所管事項に対する主なる質疑は、土木部で矢原川ダムの建設スケジュールや公共土木施設点検結果、大橋川改修事業などについて、企業局で風力発電事業の稼働状況、隠岐地域の電力事情、江津工業団地の分譲状況などについて、環境生活部で松江市の中核市移行に伴う状況などについてあり、それぞれ担当部局長や課長が答弁しました。報告事項では、浜田港福井岸壁付近で、すでに殺虫処理はされているもののセアカゴケグモの発見が相次いでいることや平成27年4月現在の県が設置する審議会等への女性の参画が43.5%、県庁職員3877人中、女性職員が840人(21.7%)で、管理職572人中、女性の登用割合は7.9%などがありました。ヘイトスピーチに関わる陳情の審査では「現行法で対処すべき」とするものと「法律で禁止すべき」とするもの、ともに閉会中の継続審査としました。

 夏至から数えて11日目を「半夏生(ハンゲショウ)」と言います(この日から5日間とする地域もあるそうです)。かつて、農業国家であった日本では、農家にとって半夏生は大切な節目で、「半夏半作」という言葉があるように、夏至から半夏生までに田植えを済ませることができないと、その年は天候不順で、豊作にはならないとされてきました。各地で「シロミテ休み」などとして半夏生の期間中に農作業を休みにするという風習が残るのは、田植えで疲れた身体を癒すために必要な休息を取る時期とされたものと読み取れます。半夏生の「半夏」は「烏柄杓(からすびしゃく)」という薬草の漢名からきており、梅雨の末期で高温多湿で不順な天候になると生えてくる「半夏」の生える時期にあたることから半夏生と呼ばれるようになったと言われています。蛇足ですが、この時期に白い花をつける「片白草(かたしろくさ)」が「半夏生」の花で、植物の「半夏」と「半夏生」は全くの別物です。7月初旬から花を咲かせ、葉の表側だけが白くなり、半分化粧をしているように見えることから「半化粧」。転じて「半夏生」となったとの説が一般的です。

 7月1日、6月定例島根県議会は一問一答質問(2日目)が行われ、浅野俊雄議員(自民党議員連盟)、角智子議員、白石恵子(民主県民クラブ)の3名が質問に立ちました。浅野議員は米価対策、高校入試、地方創生の具体策などについて、角議員は中海のアカガイ(サルボウガイ)のブランド化、特別学校支援員について、白石議員は、老人虐待、マイナンバー制度、イクメン、イクボスなどなどについて質し、知事、関係部局長、教育長が答弁しました。溝口知事は、企業の地方移転について「大企業の本社機能の移転は難しいと聞いているが、製造拠点や新分野進出等の可能性を探っている」と述べました。過剰在庫220万トンが米価下落に拍車をかけているとの指摘について坂本農林水産部長は「千葉、茨城、新潟3県で23300㌶の過剰作付けがある」とし、安井商工労働部長は中海のアカガイについて「昨年、にほんばし島根館で1㌔2320円で販売した400㌔のうち、定価で売れた量は222㌔、半額が150㌔との報告をうけている」と述べ、丸山政策企画局長はマイナンバー制度について「幼児や施設入居者などについての詳細な対応については、現在、関係省庁間で検討中」と答弁しました。