7月14日、松江市の県政会館において参議院の選挙制度に関する事情説明会が開催されました。この日は、参議院自民党から岩城光英副会長(福島県選挙区・当選3回)と鶴保庸介政審会長(和歌山県選挙区・当選3回)の2人が来訪し、自民党本部が7月9日に方針決定した「6増6減プラス2合区(10増10減)」について、政党間協議の経緯を含めた説明を行いました。出席した常任総務の面々からは「ずいぶん前から合区についての報道がされてきたが、自民党は対応が後手、後手となっている印象が強い」「地方自治は都道府県が1つの意志決定の単位であり、合区は絶対に認められない」「最高裁は投票価値の不平等が何倍だと違憲で選挙を無効とするか」「衆参の選挙制度をすべて人口要件をベースにすれば大都市圏の意見が国会の意志となる。日本国は都市圏のみで成り立っているのではなく、政治家の責任で衆参の役割や権能をきちんと整理し、それに相応しい選挙制度をつくるべきだ」「政権与党が違う党と組んで異なる法律案を国会に提案するのであれば、自民党と公明党の連立は解消すべきだ」など強い意見がありました。参議院自民党幹部からは「今回の合区はあくまで違憲による選挙無効を避けるための緊急避難的なものであり、自民党は衆参の選出方法を明記した憲法草案を準備している」とし、「都道府県から最低1名の代表が参議院選挙に立 候補できるよう党本部が責任を持つべき」との意見に対しては「幹事長や選挙対策委員長、参議院議員会長など、関係党役員に伝える」と応じました。
本格的な夏を予感させるごとく、7月11日の出雲の最高気温が34℃まで上昇するなど、熱中症の予防が必要な時期になりました。熱中症は暑い環境の中で体温調節機能がうまく働かず、体温が異常に上昇する誰にでも起こり得る病気で、重症になると脳に後遺症が残ったり、死に至ることもあります。熱中症予防にはスポーツドリンクを2~3倍に薄めたものが有効とされていますが、意外と知られていないものがみそ汁と牛乳です。
大豆を塩漬けにして発酵させた食品である味噌には、大豆イソフラボンや抗酸化力が高いリノール酸、オレイン酸が豊富に含まれています。これらの有効成分が糀(こうじ)の働きによって体内に吸収されやすい形に組成され、でんぷん質もすぐにエネルギーに転化されるブドウ糖に変化しています。さらに、味噌には大量のナトリウムイオンが含まれていて、味噌汁にすることで水分と効率よくナトリウムイオンを摂取することが可能です。体内の水分量が不足しがちな朝と、活動するお昼に、脱水や電解質不足を防ぐのに味噌汁は最適な献立で、日本古来の先人の智恵でしょうか。
牛乳には、アルブミンというたんぱく質が含まれており、血管内に水分を引き込んで、血液を増やす作用があり、体温を調節しやすくなるのです。なお、牛乳を飲むタイミングは、運動の直後が効果的だと言われていますから、外出から帰った折のコップ一杯の牛乳が熱中症予防に有効です。
7月10日、6月定例県議会は本会議(最終日)が開催され、7月2日の本会議で各常任委員会に付託、審査された平成27年度島根県一般会計補正予算(第1号)など15議案、請願3件について委員長報告を了承し、地方教育行政に関する法律の改正に伴う教育長に藤原孝行氏、任期満了に伴う人事委員会委員に中村寿夫氏、収用委員会委員に大野敏之氏、岩谷百合雄氏、同予備委員に岸田和俊氏、三吉庸善氏、公安委員に山口美紀氏をそれぞれ選任同意し、閉会しました。溝口知事は閉会にあたって「先ごろ、政府は新たな交付金を盛り込んだ地方創生基本方針を示したが、県としては8月末にも基本指針をとりまとめ、9月議会に提案したいと考えている。また、島根県立大学については、平成30年4月から3学科すべての4大化と、保育、総合政 策の2学科については短期大学を存置する方向で準備する方針を固めた」などと述べ、当初29年4月としてきた方針を1年先送りする方針を示しました。9月定例議会は、9月9日から10月9日までの予定です。