神々が宿る出雲を舞台に、出雲市出身の堀内博志さんが監督を務めた作品の「縁-The Bride of Izumo-」が、2016年春の全国公開を前に山陰地区の映画館で先行上映されることとなり、主な舞台となった出雲大社で奉納上映が行われました。9月25日夕刻に神楽殿で行われた奉納上映には、映画の制作を支援した出雲市やスポンサー企業の代表、撮影を支援した団体の関係者など約100人が観覧しました。堀内監督は「多くの皆様のご支援で映画を完成させることができ、とても感謝しています」とご神前に報告し、撮影監督を務めたクリストファー・ドイルさんや主演の佐々木希さん、共演の平岡祐太さんらも同席しました。縁は、東京の出版社で働く29歳のOLが結婚式を前に同居していた祖母が他界し、納骨のために訪れた出雲で人々の不思議な縁を感じるとするストーリーで、出雲地方の神秘的な風景とともに描かれています。佐々木さんは「一人でも多くの人に映画館に足を運んでいただきたいです」と挨拶しました。先行上映は9月26日から出雲市のTジョイ、松江市のサティ、日吉津のイオンの3館で行われることとなっています。

 9月25日、9月定例島根県議会は本会議が開催され、岩田浩岳(民主県民クラブ)、吉田雅彦、田中明美(無会派)の3人が一般質問(4日目)を行いました。岩田議員は「地方版総合戦略」「結婚子育て支援」「原発の安全対策」「ブランド戦略」などについて、吉田議員は「竹島の領土権」「地方創生」「日本版DMOの推進」などについて、田中議員は「土砂災害対策」「ふるさと納税」「プレミアム宿泊・お土産券」「総合戦略」などについて、それぞれ知事および関係部局長の見解を質しました。溝口知事は、竹島について「日本、韓国の主張に違いがある以上、国においてきちんとした話し合いをすることが必要で、竹島問題の現状打開はそこから始まるのではないか」と述べ、安井商工労働部長は、プレミアム宿泊券などについて、「宿泊券は16万冊の販売によって新規に5万人の観光誘客が見込めると試算している。販売が30%等に止まっているお土産券については、観光商品への組み入れやコンビニでの販売などによって早期消化を図りたい」などと答弁しました。

 9月24日、9月定例島根県議会は本会議が開催され、高橋雅彦(自民党議員連盟)、遠藤力一、吉野和彦(公明党)の3人が一般質問(3日目)を行いました。高橋議員は「中山間地域の高齢者対策」「島根和牛の振興」などについて、遠藤議員は「カジノ法案」「高齢者の運転免許」「防災士の普及」などについて、吉野議員は「妊娠・出産・子育て支援」「難病対策」「自転車の運転マナー」「特別支援教育」などについて、それぞれ知事、教育長および関係部局長の見解を質しました。溝口知事は島根和牛の子牛生産基盤について「島根にとっての和牛生産は、過去に第7糸桜などの名牛を輩出した経緯もあり、関係者と力を合わせて優秀な種雄牛の保留を図るなどの対策を進め、再建を図りたい」と述べ、高齢者の免許返納については「一律に高齢を理由にした運転免許証の自主返納を求めることは適切ではない」との見解を示しました。米村警察本部長は「昨年の死亡事故当事者の70%強が高齢者で、あらゆる機会をとらえて高齢者の事故防止の啓発を図るとともに、認知状況の確認などについては、道交法改正に沿った対応をする」と述べ、藤間健康福祉部長は地域包括ケアシステムについて「在宅の医療・介護の訪問ケアに対するニーズは大きくなっており、主体となる市町村と連携を密にして条件整備を進めたい」などと答弁しました。