4月18,19日、平田商工会議所(大島治会頭)では、議員研修で海上自衛隊舞鶴地方隊本部を訪問し、菊地聡総監(海将)を表敬するとともに施設見学を実施しました。また、日本三景の「天橋立」などの観光名所を数多く持ちながら赤字で運営が困難となったローカル鉄道の「宮舞線」「宮豊線」「宮福線」を、平成27年4月1日から上下分離方式により第三セクターの「北近畿タンゴ鉄道」から、高速バスを運航するWILLER TRAINS株式会社が出資して運営する「京都丹後鉄道(丹鉄)」を視察し、試乗しました。丹鉄は車窓からゆったりと景観を楽しめるよう、ソファ席、カウンター席など異なるタイプの座席やサービスカウンターなどが配置された「くろまつ号」「あおまつ号」「あかまつ号」などの観光列車の運行や地域のこだわり食材で作られた料理が途中駅のホームで提供されるサービスが評判となっており、鉄道を地域資源として活用する取り組みは、人口減少による利用客の低下に直面する赤字ローカル線の生き残り策のヒントになると感じます。ただ、4月20日は二十四節気の「穀雨」。穀雨は穀物の成長を助ける雨のことで、『暦便覧』に「春雨降りて百穀を生化すればなり」とあるように、田畑を耕す農作業が本格化し、田植えに向けた準備の時期となりましたが、丹鉄の車窓に映る田畑の多くは耕作放棄地で、荒廃農地の風景が続く様には胸が痛みました。
4月14日から4月16日に熊本地方で発生した強大な地震によって被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今回の地震で観測された『震度7』は、1949年に気象庁が震度階級を設定して以降、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災、阪神大震災、平成16年10月23日の新潟県中越大震災、平成23年3月11日の東日本大震災に次いで4回目とのことで、前震、余震の回数、強さともに前例を凌ぐと伝えられているだけに、1日も早い地震の収束を願うばかりです。ところで、出雲市では4月15日、老朽化により移転新築された平田消防署が竣工しました。新しい施設は約5700㎡の敷地に約1300㎡の庁舎と約130㎡の 訓練棟を備えており、ポンプ車などの救急車両9台が配備され、4月18日(月)午前8時30分から26名の署員で消防・防災業務を開始し、4月24日(日)午前10時からは一般公開も予定されているとのことです。平田消防署の業務範囲となる出雲市北東部地域には過疎・高齢化が著しい島根半島の海岸地域があり、常備消防の充実は地域の願望でしたが、一方で、自然災害への備えは、住民自らが平時の心がけを怠ってはならないことを災害報道が教えています。
4月14日、松江市のJAしまね秋鹿店で出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、島根、鳥取両県の酒造関係者が出席しました。出雲杜氏組合では、毎年、組合所属の杜氏が各醸造場の新酒を鑑定・評価・表彰しており、今年が65回目です。審査は3月16日に土佐典照島根県産業技術センター長を審査長に8名の審査員で厳正に行われ、13醸造場から出品された新酒64点の中から簸上清酒合名会社の「玉鋼ホ号(松本年正杜氏)」が最優秀賞に選ばれ、式典で、松江税務署の中岡肇署長から優勝旗が授与され、副賞として県知事賞やJAしまね組合長賞が贈られました。ちなみに、優秀賞は隠岐酒造㈱の「隠岐誉イ号(小島修一杜氏)」など5点、優等賞は池月酒造㈱の「誉池月ロ号(末田誠一杜氏)」など7点が選ばれました。土佐審査長は「今年は、酒米の五百万石が軟質、山田錦が硬質と大きなバラつきがあり、また、年明けからの気温が上下するなど、酒造環境は極めて厳しいものだったが、出来上がった酒はいずれも芳醇で味わい豊かな出来であり、各杜氏の技術レベルが進化したことが伺える。消費者の皆さんの期待にしっかりと応えるものと確信する。」と講評しました。式典終了後には、参加者で出品酒の利き酒を行い、香り高い新酒を堪能しました。