4月14日から4月16日に熊本地方で発生した強大な地震によって被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今回の地震で観測された『震度7』は、1949年に気象庁が震度階級を設定して以降、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災、阪神大震災、平成16年10月23日の新潟県中越大震災、平成23年3月11日の東日本大震災に次いで4回目とのことで、前震、余震の回数、強さともに前例を凌ぐと伝えられているだけに、1日も早い地震の収束を願うばかりです。ところで、出雲市では4月15日、老朽化により移転新築された平田消防署が竣工しました。新しい施設は約5700㎡の敷地に約1300㎡の庁舎と約130㎡の訓練棟を備えており、ポンプ車などの救急車両9台が配備され、4月18日(月)午前8時30分から26名の署員で消防・防災業務を開始し、4月24日(日)午前10時からは一般公開も予定されているとのことです。平田消防署の業務範囲となる出雲市北東部地域には過疎・高齢化が著しい島根半島の海岸地域があり、常備消防の充実は地域の願望でしたが、一方で、自然災害への備えは、住民自らが平時の心がけを怠ってはならないことを災害報道が教えています。