8月6日、松江市のホテル一畑で自民党島根県支部連合会(島根県連;竹下亘会長)の役員・支部長・県議会議員合同会議が開催され、島根県内の地域支部、職域支部の代表など300人余が出席しました。会長の竹下亘衆議院議員は「選挙区の青木一彦さんは党員や支援団体各位のご支援で難しい合区選挙を無事に突破できたが、比例区に擁立した竹内功さんの議席を確保できなかったことは痛恨の極みで、まことに残念」とし、「できるだけ早期に『合区解消』に向け、鳥取、島根、徳島、高知の4県選出の国会議員で具体的な行動を取る」と述べました。参議院選挙の選対本部長を務めた森山健一幹事長は「合区となって選挙区が広がった上に、『低調』と言われ、有権者の皆さんに政策や候補者の浸透を図ることが難しい選挙だった。選挙区で青木一彦候補を圧勝させた大きな要因は、県民の政府、与党への厚い信頼と地域に根ざした党組織によるところが大きいが、選挙権年齢の18歳への引き下げの影響などは今後慎重に分析をしなければならない。比例区の竹内候補の得票が目標を大きく下回ったことは、有権者に『比例投票での候補者の個人名記載』という制度の理解が進んでいないことが浮き彫りになり、有力な全国の産別組織をもたない候補の戦いは非常に難しいと感じた。島根県連は、党本部に対し、都道府県の代表がきちんと国会に参画できる選挙制度の確立を強く求める」とする選挙総括を行い、了承されました。青木一彦参議院議員は「合区となった鳥取・島根の代表として6年間頑張ります」と挨拶しました。また、第2次安倍改造内閣の発足に伴う政府、党役員の人事により、細田博之衆議院議員が自民党総務会長、竹下亘衆議院議員が自民党国会対策委員長、島田三郎参議院議員が総務大臣政務官(自治・行政管理担当)兼ねて内閣府大臣政務官(マイナンバー担当)にそれぞれ就任したことが報告されました。
 現在、中国5県で全国高校総合体育大会が開催中です。連日、35度を越える猛暑の中、高校生たちの熱い闘いが繰り広げられ、「持てる力」を出し切って涙する選手があれば「ふだんの力」が出せずに肩を落とす選手があり、勝者・敗者それぞれに応援する関係者を含め、悲喜交々のシーンが見られます。江戸時代の『剣談』を著した平戸藩主の松浦静山は「勝ちに不思議な勝ちあれど、負けに不思議の負けなし」と述べていますが、無名選手が本番で『火事場のクソ力』とばかりの信じられないような力を発揮し、試合ごとに目覚しい進化を遂げたり、本命とされた選手が調整ミスやプレッシャーで早々に敗退することは珍しいことではありません。さて、8月6日からはリオ五輪、7日からは甲子園の高校野球が始まります。五輪では日本選手のメダルラッシュ、甲子園では初陣出雲の躍動を期待するところです。とりわけ、出雲高校は野球部に先立って弓道男子の快進撃が伝えられており、勢いは倍増。さらに、初戦は春の覇者・智弁学園で、相手は春夏連覇のプレッシャーが大きいだけに、先手を取れば『番狂わせ』の可能性は大と見ます。一方、小生は炎暑の東京で霞ヶ関の官庁街を補正予算の要望歩きで、違うグラウンドでの「熱い夏」です。
 8月2および3日に島根県議会自民党議員連盟の政策研修会が開催され、「ものづくり技術人材強化検討部会(ものづくり部会;福田正明部会長)」は愛媛県、「島根和牛競争力強化検討部会(和牛部会;岡本昭二部会長)」は鹿児島県をそれぞれ訪問し、現地調査を実施しました。ものづくり部会は愛媛県松山市の㈱井関松山製造所、㈱松山機型工業と東温市のウインテック㈱の3社を訪問しました。㈱井関松山製造所は平成13年4月に井関農機松山工場を分社して設立され、トラクターの一貫生産を行うとともに井関グループの技術者育成施設としてITTC(テクニカルトレーニングセンター)を設置して熟練工からの技能継承に取り組んでいます。㈱松山機型工業は「先知順応」を社訓に自動車や農機部品をはじめ原子力やロケット部品などの極めて精度の高い技術力を有する企業として知られています。ウインテック㈱は従業員20人ながら紙とフィルムに特化した高い技術で紙ロールの80%を超える蛇行修正機の国内シェアを有し、経済産業省の「ものづくり大賞」を獲得するなど注目度の高い会社です。いずれの会社にも共通することは「高い技術力を維持するためには、優秀な人材の獲得よりも、確保した人材をどう育てるか」ということに重点がおかれており、また、3社ともに「つねに従事者に対し『私が社長(職長)ならこうする』という改善提案を求めている」とされたことが印象的でした。