現在、中国5県で全国高校総合体育大会が開催中です。連日、35度を越える猛暑の中、高校生たちの熱い闘いが繰り広げられ、「持てる力」を出し切って涙する選手があれば「ふだんの力」が出せずに肩を落とす選手があり、勝者・敗者それぞれに応援する関係者を含め、悲喜交々のシーンが見られます。江戸時代の『剣談』を著した平戸藩主の松浦静山は「勝ちに不思議な勝ちあれど、負けに不思議の負けなし」と述べていますが、無名選手が本番で『火事場のクソ力』とばかりの信じられないような力を発揮し、試合ごとに目覚しい進化を遂げたり、本命とされた選手が調整ミスやプレッシャーで早々に敗退することは珍しいことではありません。さて、8月6日からはリオ五輪、7日からは甲子園の高校野球が始まります。五輪では日本選手のメダルラッシュ、甲子園では初陣出雲の躍動を期待するところです。とりわけ、出雲高校は野球部に先立って弓道男子の快進撃が伝えられており、勢いは倍増。さらに、初戦は春の覇者・智弁学園で、相手は春夏連覇のプレッシャーが大きいだけに、先手を取れば『番狂わせ』の可能性は大と見ます。一方、小生は炎暑の東京で霞ヶ関の官庁街を補正予算の要望歩きで、違うグラウンドでの「熱い夏」です。