915日、島根県議会9月定例会は各派代表質問が行われ、自民党議員連盟は大屋俊弘議員、民主県民クラブは須山隆議員が県政一般に関する事項などについて質疑を行いました。大屋議員は「政府の経済対策を活用した島根県の地方創生への取り組みは」と切り出し、財政健全化や参議院の合区、核燃料税、三江線問題、地域医療、福祉施設の安全対策、農林水産業の進行、事業継承、落石対策など21項目にわたって質疑を行いました。溝口知事は参議院の合区について「都道府県を単位とする行政展開を図る上で大きな不公平が生ずる」として「全国知事会で政府、国会に対し早期の解消を求めている」とし、廃炉申請が行われた島根原子力発電所1号機の核燃料税について「廃炉措置申請が認可されても燃料棒などが残存する間は安全防災対策が必要であり、徴税継続について事業者と協議中」と述べ、医師確保のため島根大学医学部との連携強化をすべきとの意見に対し「県内医療機関に大学医局から派遣されている500人の50%は島根大学、40%が鳥取大学で、今後、さらに島根大学との連携を深めたい」など述べました。安井商工労働部長は県内中小企業の事業承継について「72%が後継者を決めていないか不在」とし、富樫土木部長は落石対策について「検討委員会の提言をもとに2年間の緊急対策、5年間の1期対策、さらに5年間の後期対策とする3つのステージで着実な進捗を図る」と述べ、鴨木教育長は県内小中学校の児童・生徒の学力向上について「学力考査の状況を徹底分析して授業改善と家庭学習の徹底を図りたい」などと答弁しました。

他党のことで直接関わりはありませんが、蓮舫さんが二重国籍のまま民進党の代表選に立候補し、発覚するや選挙の最中に「外国籍を放棄する手続きを取った」「違法性はない」としたことには明いた口が塞がりません。また、民進党執行部の「国会議員の二重国籍は禁止されていない」とするの見解にはこの政党に国政を語る資格はないと感じました。そもそも、国政にあたる国会議員が二重国籍であることなど法の規定以前の問題で、常識を逸しています。さらに当該者が政権担当時に国務大臣の職にあったことは党のガバナンスにかかわる大問題であるはずです。今回の代表選に立候補している前原誠司さんは、外務大臣時代に韓国籍の在日3世から献金を受けたことが発覚して外務大臣を辞任したことは記憶に新しいところです。蓮舫さんが自身の二重国籍を認めたのは党員・サポーターの郵便投票締め切られた後の9月13日ですが、報道では、党員・サポーターの投票では蓮舫さんが圧倒的優勢で、勝利することはほぼ確実と言われています。国会の論戦、とりわけ、予算委員会では「議員の資質」が取り上げられます。追求の項目は多岐にわたり、政治資金の問題のみならずプライベートにまでおよびますが、内閣や政権与党と対峙する野党第1党の党首が自身の政治資質について弁明しなければならないとすれば、国政の緊張感は一気に弛緩するのではと危惧します。民進党が国民世論を読み間違えると政権交代など絵空事になる可能性が強いと「いらざる心配」をしています。

 9月9日は五節句の一つで、菊を用いて不老長寿を願うことから「菊の節句」とも言われる「重陽の節句」です。五節句は、江戸時代に定められた5つの式日(祝日)で、1月7日の「人日(七草)」、3月3日の「上巳(桃の節句)」、5月5日の「端午」、7月7日の「七夕(笹の節句)」、9月9日の「重陽(菊の節句)」で、奇数が縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数とされたことから、その奇数が連なる日をお祝いしたのが始まりと言われています。一番大きな陽数が重なる9月9日を「重陽」として不老長寿や繁栄を願う行事を行う日としたようですが、地域によっては桃の節句で飾った雛人形を半年後の重陽の節句で虫干しを兼ねて再び飾る「後の雛」として、健康、長寿、厄除けなどを願う風習もあるそうです。ちなみに、出雲市の西田地区にある特別養護老人ホーム万田の郷では9月11日に地区社会福祉協議会の主催で「敬老会」が開催され、隣接する西田小学校やわにぶち保育所の児童が歌や踊りを披露して参加したお年寄りの皆さんを喜ばせました。ただ、今年は北朝鮮による5回目の核実験に衝撃を受けた日となり、狂気が支配する隣国の所作に大きな不安と脅威を感じる「重陽」となりました。