9月9日は五節句の一つで、菊を用いて不老長寿を願うことから「菊の節句」とも言われる「重陽の節句」です。五節句は、江戸時代に定められた5つの式日(祝日)で、1月7日の「人日(七草)」、3月3日の「上巳(桃の節句)」、5月5日の「端午」、7月7日の「七夕(笹の節句)」、9月9日の「重陽(菊の節句)」で、奇数が縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数とされたことから、その奇数が連なる日をお祝いしたのが始まりと言われています。一番大きな陽数が重なる9月9日を「重陽」として不老長寿や繁栄を願う行事を行う日としたようですが、地域によっては桃の節句で飾った雛人形を半年後の重陽の節句で虫干しを兼ねて再び飾る「後の雛」として、健康、長寿、厄除けなどを願う風習もあるそうです。ちなみに、出雲市の西田地区にある特別養護老人ホーム万田の郷では9月11日に地区社会福祉協議会の主催で「敬老会」が開催され、隣接する西田小学校やわにぶち保育所の児童が歌や踊りを披露して参加したお年寄りの皆さんを喜ばせました。ただ、今年は北朝鮮による5回目の核実験に衝撃を受けた日となり、狂気が支配する隣国の所作に大きな不安と脅威を感じる「重陽」となりました。