秋雨前線の北上で秋のお彼岸は雨続きでしたが、一転、9月25,26日は秋日和となり、土曜日は出雲市の平田保育所(川瀨順子所長)で、日曜日は平田地域すべての小学校で運動会が開催されました。保育所の運動会には子や孫の姿を追う保護者や祖父母、家族が詰めかけますが、小学校の校庭には校区の住民が集います。都会地に比べて住民相互の連帯感が強いと言われますが、地域内で農林水産業に従事する人が減少し、大半が居住地以外の事業所で就労しているため、従前に比べて普段の交わりが薄くなり、加えて、異世代間の交流機会に至ってはほとんどありませんから、運動会は地域の人々が顔を合わせる1年に1回の交流イベントです。集落ごとのテント内は、競技の応援と結婚相手の紹介や孫の話などで談笑する多くの笑顔があり、久しぶりの太陽とさわやかの秋の風をうけて楽しい一日となりました。ただ、溌剌と校庭を駆け回る小中学校の児童生徒の成長に歓声が上がる一方で、競技に参加したほとんどの大人は『衰え』を実感する残酷な日でもあります。小生は10年ぶりに豆腐1丁を食べる『飲み食い競争』に参加し、飲み込んだ豆腐が気管に詰まって危うく『誤嚥』しそうになりましたが、辛うじて完食し、事なきを得ました。運動会の終了後は集会所の庭に大人から子どもまで集落中の老若男女が集い、バーべキューで「直会」し、大いに盛り上がりました。
9月23日、島根県議会9月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(1日目)が行われました。この日は田中明美議員、園山繁議員(自民党議員連盟)、山本誉議員(民主県民クラブ)、吉田雅彦議員(無会派)の4人が質疑を行いました。田中議員は「農地の集積」について、園山議員は「北朝鮮の脅威」「麻疹の感染」「障がい者の雇用」「監査」「親守詩」などについて、山本議員は「三江線」「木造建造物の技術者育成」などについて、吉田議員は「障がい者福祉」「教育力の向上」「日本海国土軸」などについて、それぞれ知事や担当部局長、教育長、代表監査委員の見解を質しました。溝口知事は農地の集積について「耕作放棄地の増加は集落の崩壊に通ずるおそれがあり、規模の大小にかかわらず担い手への集積が必要」とし、発達障がいを有する者への手帳の交付を精神障がいから切り離すべきとする意見を是とした上で、「健診体制や就労支援などの充実について所要の対応を国に求める」と述べ、平成25年度から27年度の県立中央病院の検体業務委託にかかる一般競争入札については「一部に不適切なところがあった」などと述べました。藤間健康福祉部長は麻疹(はしか)の抗体検査について「従来は病院、保健所に勤務する医療職について行ってきたが、国の指針もあり、教職員にも対象を拡大する」とし、安井商工労働部長は「大工、左官ともに平成22年の国勢調査から3~4割程度減少している」、鴨木教育長は親守詩について「親子の絆を深め、良い関係を築くすばらしい取り組みであり、県教委としても積極的に奨励、支援する」などと答弁しました。
9月21日、島根県議会9月定例会本会議は一般質問(3日目)が行われ、細田重雄議員(自民党議員連盟)、和田章一郎議員(民主県民クラブ)、高見康裕議員(無会派)の3人が質疑を行いました。細田議員は「水産振興」「隠岐の牛突き」などについて、和田議員は「過労死」「石見神楽の活用」などについて、高見議員は「河川の災害対策」「学校給食の地産地消」「知事の政治姿勢」などについて、知事、関係部長,教育長の見解を質しました。溝口知事は2021年に予定されている後鳥羽上皇配流800年の記念事業について「隠岐支庁を窓口に所要の支援を考慮する」とし、三江線の存廃に関する県の姿勢について「JRが廃止を、沿線市町が存続をそれぞれ求める中で、県が両者に冷静な話し合いを求めたのは『どうすれば住民の足を守ることができるか』の一致点を見つけるためであり、ある程度時間は要したが、結論を得ることはできたと考えている」と述べました。鴨木教育長はサントリー地域文化賞を受賞した隠岐牛突きの文化財指定について「文化庁の支援を得て27年から3年間の調査中だが、現時点では県指定の要件を満たすと考えている」とし、年間34億円の食材調達となる学校給食の県内食材活用については「市町村に対し食材コーディネーターの設置を奨励したい」と答弁しました。