9月21日、島根県議会9月定例会本会議は一般質問(3日目)が行われ、細田重雄議員(自民党議員連盟)、和田章一郎議員(民主県民クラブ)、高見康裕議員(無会派)の3人が質疑を行いました。細田議員は「水産振興」「隠岐の牛突き」などについて、和田議員は「過労死」「石見神楽の活用」などについて、高見議員は「河川の災害対策」「学校給食の地産地消」「知事の政治姿勢」などについて、知事、関係部長,教育長の見解を質しました。溝口知事は2021年に予定されている後鳥羽上皇配流800年の記念事業について「隠岐支庁を窓口に所要の支援を考慮する」とし、三江線の存廃に関する県の姿勢について「JRが廃止を、沿線市町が存続をそれぞれ求める中で、県が両者に冷静な話し合いを求めたのは『どうすれば住民の足を守ることができるか』の一致点を見つけるためであり、ある程度時間は要したが、結論を得ることはできたと考えている」と述べました。鴨木教育長はサントリー地域文化賞を受賞した隠岐牛突きの文化財指定について「文化庁の支援を得て27年から3年間の調査中だが、現時点では県指定の要件を満たすと考えている」とし、年間34億円の食材調達となる学校給食の県内食材活用については「市町村に対し食材コーディネーターの設置を奨励したい」と答弁しました。