12月9日、島根県議会11月定例会は総務、文教厚生、農水商工、建設環境の4つの常任委員会が行われ、12月7日の本会議で付託された議案、請願などの審査と所管事項調査が行なわれました。建設環境委員会(加藤勇委員長)は、島根半島西部の海岸地域を縦貫する主要地方道斐川一畑大社線や先に完成した「斐伊川放水路記念館(出雲市塩冶町)」、第3期の拡張工事が終了した産業廃棄物処分場「クリーンパークいずも(出雲市稗原町)」などの現地視察を実施しました。斐川一畑大社線は出雲市大社町日御碕から鵜鷺、猪目、河下、小津、塩津、美保、三津、小伊津、坂浦、地合の漁村を経由し、一畑薬師、出雲空港を経て出雲市斐川町学頭の国道9号に至る全長44㌔の主要地方道で、集落をつなぐ主要生活幹線ですが、海岸地域の地形は急峻で、地盤が脆く、急カーブや狭隘箇所、落石危険箇所が多いなどの課題があります。特に、塩津・小津間の1.2㌔は寸断されたままであり、委員会の実査も徒歩で行いました。道路建設課によると県道の寸断箇所は20㌔程度存在するものの、大半が林道や農道で連絡可能となっているとのことでした。斐伊川放水路記念館では出雲市の板倉都市建設部長から事業の概要説明があり、クリーンパークいずもでは景山専務理事の案内で12月11日に竣工式が予定されている施設見学を行いました。
12月7日は二四節気の「大雪」。『暦便覧』に「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と書かれ、今日届いた手紙には「閉塞成冬の候」とありました。まさに、本格的な冬のを感じる時期到来です。南天の実が赤く色付き、花屋さんの店頭にはシクラメンが並び、デパートやショッピングセンターのお歳暮やクリスマス商戦もたけなわです。お昼のニュースでは、京都市の千本釈迦堂で参拝者に大鍋で煮込んだ大根を振る舞う「大根炊き」が紹介されました。これは、修行中の釈迦が悪魔の誘惑に負けずに悟りを開いたことにあやかった「成道会」にちなんだ行事で、悪魔除けの大根を参拝者に配られたのが始まりとされ、江戸時代から続いているとのことです。11月定例県議会は本会議が開催され、人事委員会勧告に基づく給与改定などの追加議案18件を即決し、その他の上程議案や請願等を常任委員会に付託しました。
12月6日、島根県議会11月定例会本会議は一問一答質問(3日目)が行われ、加藤勇議員、小沢秀多議員(自民党議員連盟)、和田章一郎議員(民主県民クラブ)、成相安信議員(無会派)の4人が質疑を行いました。加藤議員は「防災士」「島根県民の歌」などについて、小沢議員は「北東アジア経済圏」について、和田議員は「財政健全化」「道徳教育」などについて、成相議員は「TPP」「喫煙防止とがん対策」「県立大学浜田キャンパス」などについて、知事、関係部長,教育長の見解を質しました。溝口知事は、歌詞に90万人とある県民歌について「島根県にとって劇的な環境変化や『新しい県民歌を作ろう』という県民ニーズがある状況にはない」とし、ロシア沿海州ウラジオストックへの島根県駐在員事務所設置について「現在、情報収集や広報を目的に、現地貿易商社にビジネスセンターの運営委託を行っており、当面はこれを継続したい」と述べました。松尾総務部長は、臨時財政対策債について「2001年からの発行総額は71.6兆円、未償還額は51.7兆円で、県としては地方交付税の総額確保に務める」とし、藤間健康福祉部長は、禁煙について「28年12月1日現在、県内病院51施設中、敷地内全面禁煙は48施設で、県民の喫煙率は男性27.4%、女性4.4%」答弁しました。