2月4日は二四節気の「立春」。『暦便覧』に「春の気立つを以って也」とあり、梅の花の便りが聞かれるように少しづつ気温が上がり始める時期ですが、日本海側や東北・北海道地方では寒さがピークに達します。立春の前日は季節の変わり目を表す「節分」で、出雲市内では、佐田町の須佐神社の豆まきや平田町の木綿街道の「もち街イベント」など、節分の恒例行事が盛大に行われます。しかし、今年の節分は、錦織善雄さんの逝去という悲しい知らせを受けました。錦織さんは昭和23年7月に松江市に生まれ、国立松江高専(第1期)卒業後に、縁があって出雲市十六島町に婿養子に入り、世話好きで面倒見が良い性格に周囲から慕われ、会社勤めの傍らで、自治会役員や区長、土木委員、定置網会社取締役を務めるなど、十六島地域の牽引役として活躍されました。4年前に出雲市立北浜コミュニティセンターのセンター長就任直後に体調を崩されてからは療養に努められ、昨年10月には自らが創設された若宮盃ゴルフ大会に「体重は落ちたが、春には大会復帰ができるよう頑張る」とのコメントを寄せられていただけに残念でなりません。ここに、生前のご高誼に心から感謝を申し上げ、謹んでご冥福をお祈りいたします。
2月1日、東京・麹町の都市センターで島根県議会林業バイオマス振興議員連盟(「林業議連」会長;絲原徳康議員)による「森林環境税導入に関する意見交歓会」を開催しました。「森林環境税」は、木材価格の低迷や担い手不足などにより森林が荒廃し、大気や水資源の涵養といった公益性や循環資源でもある地域の森林・林業が極めて厳しい現状にあることから、市町村の人材育成や良好な山林環境の機能維持に充てる財源として検討されている新税で、自民党税制調査会で平成29年度の税制改正大綱にフレームが明記されたことから、現在、関係省庁によって制度設計作業が進められています。林業議連では、昨年から林業専門技術員など森林整備や山林環境維持にあたる人材が都道府県に配置されている現状に鑑み、都道府県と市町村が連携して事業実施できるような制度とされるよう関係機関への要望活動を重ねており、この日は、林野庁や自民党税制調査会関係議員との意見交換を行い、早期に総務省地方税部局や中四国の県議会林業関係議員との意見交換を実施することとしました。
旧正月の1月30日、ニューウェルシティ出雲で、島根県美容生活衛生同業組合出雲支部(吉田みどり支部長)の平成29年新年賀会が開催され、100名を超える関係者が参加しました。吉田支部長は「出雲地方は昨年も平穏で、美容師会では社会貢献活動となる『訪問美容』を開始することができた。地域の皆さんに愛され続ける業界となるよう頑張りましょう。」と挨拶しました。来賓の野口武人出雲市副市長が「成人式に早朝から若者の装いを支えて下さった皆さんに感謝します。今年も市民の明るい笑顔づくりにご貢献いただくことを期待します。」と祝辞を述べ、出雲市選出の県議会議員5名が挨拶しました。春の調べが流れる中で日本政策金融公庫の浜崎剛松江支店長の乾杯で始まった祝賀会は、出席者の艶やかな着物姿もあって華やかな雰囲気が漂いました。一方、出雲商工会館では、出雲地区経済団体連合会(会長;三吉庸善出雲商工会議所会頭)主催で新春経済講演会が開催され、出雲市、雲南市、飯南町の経済団体の役員150名が参加しました。講師の石丸文男山陰合同銀行頭取は「平成28年は『マイナス金利導入』『英国のEU離脱』『トランプ大統領の当選』という想定外事象があり、今年は欧州発の危機が起こる可能性を否定できない。」と切り出し、世界経済は「失業率が5%未満と安定している米国経済は大きな変化が期待できない。中国の成長には翳りがあり、周辺国も大きな伸びはないと分析している。」との見通しを述べ、「人口減少で経済規模が縮小する日本国内で生き残るためには『非連続』という意識がキーワードで、規制緩和、撤廃が成長のツール。」と結論づけました。