4月20日は二十四節気の「穀雨」。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」とあるように、一雨ごとに野山の植物の芽吹きを感じますが、とりわけ、穀物の新芽を育てる雨が降る時期として、この字が充てられたようです。たけのこやタラの芽、コゴミ、ぜんまい、蕨、キャラブキなど、この時期ならではの旬の食材が、どこの家庭でも夕餉の食卓に上っていると思います。昨日は、島根県、とりわけ出雲市の特産である加温デラウェアの初出荷が伝えられ、唐川の新茶まつりの案内状が届きました。まもなくゴールデンウェーク、八十八夜を迎えます。いよいよ出雲平野は田植えの農繁期、観光地はシーズン突入で、生物、植物を問わず(人も)皆んなが活動的になって、忙しく動き出す時候の到来です。 

  4月18日、島根県議会の和田章一郎議員(大田市選挙区・当選4回)が、一身上の都合により、絲原徳康議長に辞職を申し出て受理され、失職しました。報道によると、政務活動費の不適切受領の責任を取ったとされていますが、和田議員は、平成15年4月の選挙で初当選した同期(6人;現在は4人)で、民進党島根県連代表として衆議院選挙に立候補するため辞職された3期目の5ヶ月を除いた約13年7ヶ月間に亘って、常に小生の隣の席に座っておられただけに、まことに残念に思います。政務活動費は政策立案にかかる調査活動や先進地の視察、広報・広聴活動、要望活動にかかる交通費、事務所の家賃や光熱水費、人件費など議員活動に要する必要経費として支弁される公費で、島根県議会では、議員個人には年額324万円、会派には所属議員1人当たり年額36万円が4、7、10、4月の4回に分けて支給されます。議員は政務活動費の使途基準に則り、毎年4月1日から翌年3月31日までの支出について収支報告書を作成し、全ての支出に対する領収書等の証拠書類を添付して4月30日までに議長に提出し、精算(残余額は返還)するよう定められていますので、正確かつ適切な報告につとめたいと思います。

 中国の王毅外相は、「北朝鮮をめぐる衝突は起こり得る現実の問題」との見解を示し、ロシアのラブロフ外相との電話会談で、朝鮮半島における戦争と混乱を回避するために6カ国協議の再開を提案したと報道されています。朝鮮半島情勢の緊張は、米中首脳会談や米国のシリア空爆、トランプ大統領の「北朝鮮の核開発脅威は処理されてるべき問題」との発言、米軍の朝鮮半島近海への空母派遣などの状況から、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を実行すれば、米軍による軍事行動も予測される極めて憂慮すべき事態にあると考えられます。しかし、一方の当事国である韓国は朴大統領の弾劾による政治空白が続き、日本の国会はと言うと、森友問題や共謀罪審議の『与野党の対決ごっこ』を続けている様で、本当に情けない限りです。国は、早急に、想定される半島の有事に際しどのような対処を行い、緊急事態に際し、都道府県や市町村が即座に対応するための実施可能な行動計画を示すべきであり、国会には『対決ごっこ』を止め、目の前にある危機にきちんと向き合った議論をお願いしたいと思います。