4月25日、松江市のJAしまね秋鹿店で第66回出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、酒造関係者など約40名が出席しました。今年は島根、鳥取の12醸造場から新酒62点が出品され、3月15日に土佐典照島根県産業技術センター長を審査長に8名の審査員で厳正に行われ、最優秀賞に隠岐酒造㈱の「隠岐誉ハ号(小島修一杜氏)」、優秀賞に富士酒造(資)の出雲富士ホ号など5点、優等賞に簸上清酒(名)の玉鋼へ号など6点が選ばれました。土佐審査長は「今年は、気象状況にも恵まれ、香り高く芳醇なすばらしい仕上がりであり、出雲杜氏組合創立100周年にふさわしい出来映えだ」と講評し、松江税務署の佐藤隆署長から隠岐酒造㈱小島杜氏に新調された優勝旗が贈られました。式典終了後には、出雲杜氏組合創立100周年を記念して、永年にわたり島根県工業技術センターで酒造(醸造)技術の指導にあたったホリエSFI代表の堀江修二(農学博士)さんの講演が行われました。堀江さんは、自身の酒造りとの関わりを振り返りながら「島根県の醸造技術は秀逸だが、日進月歩の科学技術を活用して、さらなる高みを目指すと言う姿勢が大切だ」と述べ、講演終了後には参加者と会場内にならんだ大吟醸酒を『利き酒』しました。
近年、誰彼となく、毎日のように「1年が早いよね」という会話をしますが、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネによって提唱された「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」とする心理学的論証の「ジャネーの法則」がそれを証明しています。例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当(50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たる)するので、年を取ると、生きてきた年数によって1年の長さの比率が小さくなり、どんどん時間が早く感じるというわけです。さらに、毎日のように新しい経験や発見があった子どもの頃と違って、大人になると新鮮味のあるものに接する機会が少なく、毎日、同じことの繰り返し、いわゆる生活のマンネリ化が時間の経過感覚を加速させてしまうので、「20歳から80歳くらいまでの長い年月は、0歳から20歳の体感時間と同じということになる」とも書かれています。つまり、人は20歳になると主観的、体感的には人生の半分の時間を過ごしてしまったことになります。ならば、新しいことに挑戦して新しい発見や感動をすることで、体感的な時間を長くするよりほかはないということになります。Let’s begin!
4月23日、出雲市立平田文化館で社団法人平田青年会議所(釜屋幸徳理事長)の創立50周年記念式典が開催され、県内外から来賓、青年会議所の関係者など約250名が参加しました。釜屋理事長は「ふるさとの担い手として、平田の良き伝統を継承し、後世に伝える役割を自覚するという志を果たせるよう自己研鑽につとめたい」と式辞を述べました。平田JCは児童図書館の運営やチビッコキャンプの開催、青少年の海外交流、100㌔徒歩など、地域の青少年を対象にした実践活動を続けており、玉木邦博50周年実行委員長は「記念事業として『他利』を意識したコミュニティ活動の意識付けを出雲市に提言する」としました。式典では、島根県知事や出雲市長、平田商工会議所会頭などが祝辞を述べ、式典終了後には経済ジャーナリストの須田慎一郎さんによる「魅力溢れる日本の創造」とする記念講演が行われました。須田さんは週刊誌やテレビ番組のコメンテーターとして活躍中で、アメリカのトランプ大統領や北朝鮮の金正恩委員長などによる不安定な国際情勢下の日本のあり様を解説するとともに地域の持つ魅力のブラッシュアップがこれからの日本の発展に欠かせないと述べ、講演は一般市民にも公開され、たくさんの市民が聴講しました。