4月13日、島根県議会の全員協議会、常任委員会が開催され、人事異動により新年度から幹部職員となった部長、次長、課長の紹介と国の平成29年度予算の成立に伴う島根県への国庫補助金、支出金などの配分状況が報告され、議会運営委員会で、会議規則で2年と定められている常任委員会委員の任期満了に伴う議会構成を行う臨時議会を5月16,17日に開催することが決まりました。2月定例会での陳情採択を受けて設置された政務活動費に関する議員懇話会(7人)の初会合では、使途報告書の記載事項や添付する領収書のホームページでの公開などについて他県の先進事例等を参考にして早期に結論を得るとされました。また、県議会自民党議員連盟の役員改選が行われ、五百川純寿会長、中村芳信幹事長、原成充政審会長をいずれも再任するとともに、5月の臨時議会で議長の交代を求めることとし、新しい議長候補を4月21日に選挙することを確認しました。
 出雲市長と出雲市議会議員選挙のダブル選挙は4月9日投開票が行われ、市長は現職の長岡秀人さんが有効投票の84.3%を獲得して3回目の当選を果たし、市議会議員選挙では現職23人、元職1人、新人8人の当選が決まりました。当日の有権者数は141,004人(前回138,102人)で、投票率は63.47%(前回68.16%)で、党派別では無所属が28人(26)、公明党3人(3)、日本共産党1人(3)となり、合併前の地域別では出雲18人(17)、平田4人(4)、斐川5人(6)、大社2人(2)、湖陵0人(0)、多伎1人(1)、佐田2人(2)となりました。4年に一度の選挙は候補者の新陳代謝のみならず、有権者にとっては権力の行使者や代議者を選任する機会であり、普段、選挙区域内全体を隈無く見て廻わる機会をほとんど持たない候補者にとっても、市勢の現状をつぶさに視察することで、問題点を把握し、多角的な政策提言が可能となるなど、市政遂行に大きな意味があります。当選後に長岡市長は「選挙戦となって市域の隅々を廻り、8年前とは大きく様変わりした市の現状を見て取れたことは、今後の市政運営を進める上で大きなプラスになった」とコメントしていますが、市街地に人口や事業所が集中し、結果として周辺の中山間・海岸地域の過疎、高齢化が進むという大きな地域課題が新しい市議会でどう議論され、市長がどのような新機軸を示すのかに注目し、期待したいと思います。
 週間天気予報では、4月2週目の週末は雨模様とされていましたが、若干の雨はあったものの、花曇りのここ2~3日の気温は緩く、城山公園(松江)や愛宕山公園(平田)、斐伊川チェリーロード(木次)など、県内ほとんどの桜の名所は満開となりました。さすがに二四節気の「清明」を迎え、「踏青節」の言葉の通り、春を迎えて郊外を散策するに心地よい時期となりました。ところで、出雲市の市長・市議会議員選挙は4月9日が投票日ですが、松江市では市長・市議会議員の選挙が告示となります。当事者の皆さんには桜を愛でるゆとりは難しいかも知れませんが、厳しい戦いの中であっても、選挙カーの車上からの景色は心和ますものと思います。戦国の武将である織田信長は「戦に勝るかどうかと兵力は必ずしも比例せず。兵力の如何は自身が執る戦術にあり。」と述べていますから、候補の皆さんには、悔い無きご存分の戦いをされますよう祈念するところです。