8月25,26日、隠岐の島町で政経懇談会が開催され、布施、五箇、都万、西郷の4会場に80名を超える女性が参加し、安倍内閣の政権運営から地域の課題まで幅広く活発な意見交換が行われました。この催しは自民党島根県連の組織活動の一環として、女性局(梅林益美女性局長)が主催したもので、県連からは福田正明幹事長、園山繁副幹事長、田中明美女性局常任顧問がコメンティターとして出席しました。参加者は安倍内閣の支持率低下については「政治家の資質や総理の政治姿勢など、私たちが聞きたい政策(福祉や教育、交通、北朝鮮のミサイルなど)以外の問題ばかりが大きく取り上げられて、正直言ってうんざりしている。」と手厳しい指摘があり、「自民党は、もっと、『住民ためにどうする、若い人たちのためにどうする』といった政策を、私たちに分かりやすく発信をしてほしい。」との意見がありました。隠岐地域の住民の関心は、隠岐航路や少子化対策、医療や教育格差の解消、介護や子育ての担い手確保などの事項について高く、国境離島特措法によるフェリー運賃低廉化については、引き下げの対象を隠岐出身者や親族までに拡大してほしいとの強い意見がありました。また、少子化の進行を抑制するために思い切った若年層の就労・所得対策の必要性に触れる意見が多く、細田代議士が提唱している中山間・離島を対象とした若年者の所得補償制度の創設に期待する声がありました。
8月23日は二十四節気の「処暑」。処暑の「処」には「物事を終わらせる」という意があり、『暦便覧』に「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあるように、夏の暑さが峠を越え、朝夕には涼しさが感じられ、田圃の稲穂が色づき始める頃となりました。ただ、今年は関東以北で8月は雨が多く日照不足の「冷夏」だとも報じられていますが、なお残暑は酷しく、紫外線や熱中症対策をしっかりと取ることが大切です。初秋の代表的な食べ物と言えば、まもなく店頭に並び出すサンマとともに茄子があげられます。「秋ナス嫁に食わすな」とありますが、茄子は体を冷やす効果があり、「美味しいからと言ってたくさん食べると体を冷やす」と言う警鐘です。埼玉ではO-157の食中毒の拡散が伝えられていますが、夏の疲れで一時的に抵抗力が下降する時期でもありますから、手洗いや調理器具の殺菌・消毒の徹底を心がけたいものです。
島根県議会の第63代議長をお務めになった飯塚普彬先生には8月21日午前に逝去されました。82歳でした。飯塚先生は昭和10年7月に大社町入南に生まれ早稲田大学政治経済学部を卒業後に叔父の経営する平田町の飯塚米穀店に養子として迎えられ、専務、社長として社業の進展に尽くされました。実兄が竹下登先生の初当選時の秘書をお務めになっていたこともあって竹下先生との関りが深く、大学時代は娘さんたちの家庭教師を務められたと聞いています。青年会議所やPTA、消防団などの活動を通じて衆望が集まり、昭和58年4月に島根県議会議員に初当選し、平成8年3月に副議長、平成11年5月に議長に就任されるなど、5期20年に亘って県政に貢献されました。小生の祖母と先生の母親が姉妹との縁があり、妻との結婚に際しては仲人をお願いするなど、親しくお付き合いをいただいてきました。人の話をじっくりと聞き、問題点を整理して、的確にアドバイスをされる飯塚先生の周りにはたくさんの若い人達が集まりましたが、政治を語るときには、常に「覇道は一時の栄華であって、王道は究極の成果を為す」と人を貶めることを窘め、「地方自治は空気のようにごく自然の存在でなければならん」と、居丈高にならず、あくまで実直にとの強い信念を伝えられていました。つい先日までお元気であっただけに、急逝は信じ難いところではありますが、今日までのご高誼に感謝を申し上げ、心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。