11月20日、第461回島根県議会11月定例会が開会し、初日の本会議には平成29年度島根県一般会計補正予算(第4号)など16議案が上程されました。溝口県知事は提案説明で、前の衆議院総選挙で県内から5人の衆議院議員が当選したことに触れ「国政と島根県振興のために活躍を期待する」と述べ、石見空港の東京2便化の継続に伴う観光商品の造成経費など総額4300万円余の補正予算を示しました。また、自身の健康状況について「健診により食道ガンと診断され、11月定例会終了後に一定期間、東京・虎ノ門病院で入院治療を受ける」と発言しました。今議会での一般質問は11月28日から12月5日の予定で、園山議員は出雲空港の機能強化や地積調査、林業公社の問題点、公共マリーナの整備などについて一問一答質問方式による質疑を予定しています。また、本会議終了後に行われた決算特別委員会の4つの分科会で、9月定例会から継続して審査が行われてきた平成28年度の決算について採決が行われ、決算に関する実質審査が終了しました。  
  11月19日、割烹温泉ゆらりで「飯塚普彬先生を偲ぶ会」が開催され、生前、先生と親交のあった人たちが集まりました。第63代島根県議会議長を務めた飯塚普彬先生は8月19日に82歳で急逝されましたが、突然のことで、暇乞いする時間もなく、関りのあった多くの人たちから偲ぶ会の開催が求められていました。初めに、JCPTAでの活動や県議選、議員活動など、生前のスライドが上映され、黙とうが行われました。発起人の松井宋益さんは「飯塚さんと一緒に活動した人たちのほとんどが高齢者となった。すでに鬼籍に入った人も多いが、今日は飯塚さんのみならず、関りのあった人たちも一緒に偲ぶ会にしたい。」と挨拶し、大屋俊弘島根県議会議長が追悼の言葉を述べました。青木一彦参議院議員は「飯塚さん兄弟は親父と1年上、1年下で、ともに大社中学、高校、早稲田大学、故竹下登先生との関りをもつなど、特別のご縁があり、本当に親しくさせていただいた。飯塚さんは喜怒哀楽をおもてに出さずに抑えることができる、まさに『徳』の人でした」と思い出を語り、長岡秀人出雲市長が献杯しました。飯塚先生の奥様は「今日は多くの親しい皆さんにお集まりいただいたが、ここで一緒に話し、酒を酌み交わしたかったのは、主人本人だと思います」と述べ、長男の俊之さんが謝辞を述べました。参加者は遺影の前で飯塚先生との思い出を語る時間を過ごしました。

 11月15日、松江市内のホテルで観光施策懇談会が開催され、島根県議会商工観光振興議員連盟(「商工観光議連」;森山健一会長)や島根県旅館ホテル生活衛生同業組合(「旅ホ組合」;松崎滋理事長)、山陰インバウンド機構、島根県観光連盟、観光協会、島根県などの関係者55名が参加しました。主催した商工観光議連の森山会長は「観光客の入込動向は昨年並みと聞くが、石見や隠岐では航空路や航路への財政支援と乗降客増減がマッチしていない。観光振興は島根県が掲げる地方創生の中心施策であり、建設的な意見交換を期待している」と挨拶し、はじめに栗原昌子広報部長が「島根県の広報戦略」、畑山しまねの魅力発信室長が「ご縁の国しまねプロモーション」、難波環境生活部次長が「国立公園満喫プロジェクト」、穐葉地域振興部長が「有人国境離島特措法」など、県の取り組み状況について説明しました。意見交換では、「人材の確保」「出雲空港の運用時間延長と機能強化」「観光客に対する隠岐航路運賃低廉化」「石見神楽のPR」「県内公共交通(2次交通)の確保」「事業承継の弾力化」などについてあり、溝口知事は、石見神楽について「東京五輪の開会式で上演できるよう働き掛けする」とし、観光客の航路運賃低廉化については「特措法による予算措置の拡大を国に要請している」と述べるに留めましたが、出雲空港については「運用時間の問題など、地元住民の皆さんとの話し合いについて出雲市に窓口となっていただくよう申し入れした」と述べ、空港機能の改善を図る意向を示しました。山陰インバウンド機構の福井代表理事は今年から山陰地方がミシュランのグリーンガイドに掲載されることを紹介し、旅ホ組合の松崎理事長は「事業者として観光産業が島根県の活力の牽引役となるよう努力するので、行政の強力な支援をお願いする」と述べました。