12月8日、島根県議会11月定例会は総務、文教厚生、農水商工、建設環境の4常任委員会(1日目)が開催されました。農水商工委員会(加藤勇委員長)では平成29年度島根県一般会計補正予算(第4号)など付託議案の審査と商工労働部、農林水産部の所管事項調査および請願の審査が行われました。委員会での主なる質疑では、商工労働部の所管事項で、『ご縁の国しまねキャンペーン』の事業効果や『映画たたら侍』の経済効果、萩石見空港の利用促進事業などについてあり、『たたら侍』の配給収入は出演者の逮捕等により目標の8分の1に止まったものの、DAIGOやEXILEを起用したキャンペーン効果によって、首都圏での島根県の認知度が大きく上昇したとの答弁がありました。農林水産部では、平成30年度のコメ作付け(生産量)見込みや販売金額、生産経費の状況などについてあり、市町村ごとの作付け目標に多少の増減はあるものの、県全体としては平成30年度の作付けおよび収量目標は今年度と同じとする方針との説明がありました。委員からは、「ご縁の国キャンペーンに付随した『映画たたら侍』についての事業評価とタレントや有名人を起用した宣伝効果(費用対効果)の検証をすべき」との意見や萩石見空港について「航空運賃の助成による運航継続対策を改め、中長期的な視野で、抜本的な観光振興策を講ずるべき」とする意見がありました。また、出雲市大社町にある稲佐の浜の弁天島周辺を海中に戻すことを求める請願については、海岸環境の整備事業が進行中であり、今しばらく工事の進捗等を見極めてから判断すべきとして「継続審査」としました。  

 12月7日は二十四節気の大雪。『暦便覧』に「雪いよいよ降り重ねる折からなればなり」とあるように、雪が降り始める頃となりました。島根半島西部の磯で『食の文化財』と称される十六島(ウップルイ)海苔の摘み採りや刈り取りの終わった田圃の稲はでに津田カブや大根が干されている風景、赤く色づいた南天、花屋の店頭に並んだシクラメン、お歳暮やクリスマス商戦のチラシ、年賀状の幟などに「歳末近し」を感じさせます。ところで、国家公務員の期末・勤勉手当(ボーナス)の支給月数は、従前、年4.25月で、今年度の人事院勧告により4.4月に改定されました。一方、10月に示された島根県人事委員会の勧告は「期末・勤勉手当の支給月数を年3.95月から4.05月に引き上げすべき」とするもので、11月定例県議会本会議には、人事委員会勧告の通りに給与改定などの追加議案16件が提案されました。議会はこれを即決しましたが、支給月数は全国最低で、教員、警察官を含めて、国家公務員や他の都道府職員との給与格差拡大は、そのうち人材の確保が困難になるのではと懸念するところです。

 

  125日、一畑電車の車両を貸し切り「しまね地産地消電車」が運行されました。松江しんじ湖温泉駅を午後58分に出発した電車には80人が乗り込み、午後75分に電鉄出雲市を折り返し、午後811分に帰着するイベントは、島根県議会商工観光議員連盟(会長;森山健一議員)が、JAしまねや島根県酒造組合の協賛を得て、島根県産食材の料理や果物、日本酒、ワインなどを楽しむ趣向で開催しました。森山会長は「電車を地域資源として様々な活用ができることを体感してください」と挨拶し、参加者は積み込まれた島根県産の食材をふんだんに使った料理や湯豆腐、あご野焼、イチジクなどを肴に大吟醸酒やワインを堪能しました。ただ、普段とは違い、車内は適当な『揺れ』があったためか、アルコールの回りが早かったようで、行き違いのために停車する駅のホームでは雪混じりの風が心地よく感じました。