4月10日、島根県内の多くの小、中、高校で平成30年度の入学式が行われ、ピカピカの1年生が誕生しました。大学入試センター試験が2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止され、2020年度から「大学入学共通テスト」に移行することになり、今年から中学、高校の学習カリキュラムは従前とは異なるようになると言われています。当面は教える側も教わる側にも試行錯誤があると思いますが、ぜひ「課題の解決方法を見つける(考える)力」を高めてほしいと思います。サミュエル・ウルマンの「青春」の一節に「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意思、燃ゆる情熱、怯懦を退ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。年を重ねるだけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。」とあります。洋々たる前途のある若き皆さんの大いなる挑戦に期待したいと思います。  

  4月7日、東京・後楽園ホールでプロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦で島根県出雲市出身のチャンピオン大橋健典選手(角海老宝石ジム・28歳)がランキング1位の源大輝選手(ワタナベジム・27歳)との初防衛戦に臨みました。大橋選手は昨年12月に坂晃典選手(仲里ジム)からKOで王座を奪取しており、対戦前は、大橋の「テクニック」に対し、源の「スピード」の勝負で、KO必至とされていました。BSでテレビ放映された試合は、予想通りの展開となり、序盤は、源選手のスピード豊かな攻撃にペースを握られたかに見えましたが、大橋が徐々に距離を詰めて反撃して盛り返し、中盤にはほぼ互角の展開となりました。7回、源選手の右ストレートが有効打となり、連打を浴びた大橋選手がコーナーに詰まったところでレフェリーが試合を止め、残念ながら大橋選手のTKO負けとなり、王座防衛は果たせませんでした。大橋選手は20153月以来3年ぶりの敗北で、通算成績は15勝(10KO)5敗2分けとなりましたが、捲土重来、もう一度チャンピオンベルトの奪回に向けて再起してほしいものです。

 

 

 

 私たちが神社に参拝した時、両手を打って音を鳴らす作法を「拍手(かしわで)を打つ」と言いますが、この作法は魏志倭人伝 の「見大人所敬、但搏手以當脆拝(大人の敬する所を見れば、ただ手を摶ち以て跪拝をなす)」が起源と言われ、古来から相手への敬意や武器を所持していないことを見せるための作法が神社や大相撲の礼儀作法として伝えられ、一般でも賛意や賞讃の意思表示とされるようになったと考えられます。ところで、44日、大相撲の春巡業舞鶴場所で、多々見良三舞鶴市長がくも膜下出血を発症して土俵上での挨拶中に倒れた際、看護資格を持つ女性が救命措置を行ったところ、行司が土俵から降りるよう場内アナウンスしたことが大きく報道されています。過去にも、日本相撲協会は本場所千秋楽の表彰式で、森山真弓官房長官の総理大臣杯や太田房江大阪府知事の知事杯の授与を「女人禁制の伝統」を理由に拒否した経緯があります。大相撲の土俵上で女性が相撲を取ることは到底考えられないとしても、八角理事長は今回の事案について「不適切」とコメントしており、取り組み以外の部分で女性が大相撲の土俵に上がるキッカケになるのではと注目しています。