4月7日、東京・後楽園ホールでプロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦で島根県出雲市出身のチャンピオン大橋健典選手(角海老宝石ジム・28歳)がランキング1位の源大輝選手(ワタナベジム・27歳)との初防衛戦に臨みました。大橋選手は昨年12月に坂晃典選手(仲里ジム)からKOで王座を奪取しており、対戦前は、大橋の「テクニック」に対し、源の「スピード」の勝負で、KO必至とされていました。BSでテレビ放映された試合は、予想通りの展開となり、序盤は、源選手のスピード豊かな攻撃にペースを握られたかに見えましたが、大橋が徐々に距離を詰めて反撃して盛り返し、中盤にはほぼ互角の展開となりました。7回、源選手の右ストレートが有効打となり、連打を浴びた大橋選手がコーナーに詰まったところでレフェリーが試合を止め、残念ながら大橋選手のTKO負けとなり、王座防衛は果たせませんでした。大橋選手は20153月以来3年ぶりの敗北で、通算成績は15勝(10KO)5敗2分けとなりましたが、捲土重来、もう一度チャンピオンベルトの奪回に向けて再起してほしいものです。